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プロローグ 顧客の不満を解消し、引きとめるサービス・リカバリー
第1章 サービス・リカバリーは利益を生む
1 サービス・リカバリーの経済学 2「離れかけた顧客」への予防的リカバリー
MCIの「CARプール」大作戦
チェースの「呼びかけ」大作戦
「移り気な顧客」が悪いのか?
「離れかけた顧客」の割合を計算する
3 すでに離れてしまった客の引き戻し
4 リカバリーの心理学——離反客の胸のうち
デューイ夫人の場合
落ち込んでいる人の心理状態
デューイ夫人の教訓——新しい視点から
第2章 「リカバリー・プロセス」を確立する
1 6段階のリカバリー・プロセス
ステップ1——顧客に迷惑をかけたことを認め、謝罪する
ステップ2——相手の言い分に耳を傾け、共感し、質問する
ステップ3——トラブルを正しく処理する
ステップ4——迷惑や不快感をつぐなうため、何らかの賠償を行う
ステップ5——約束を守る
ステップ6——フォローアップ 2 サービス・リカバリーの基本原則
基本原則1——顧客はリカバリーに「期待」を持っている
基本原則2——トラブルそのものより人間的要素を先に修復せよ
基本原則3——仲間意識を育てる
基本原則4——ミスそのものより不当な対応が怒りの原因になる
基本原則5——効果的なリカバリーには計画性が必要である 3 ネット上のトラブル処理
オンライン・サービスの基礎知識
第3章 トラブル処理をシステム化する
1 リカバリーシステムの構築
問題の発見
効果的な問題解決
リカバリーから教訓を得る
リカバリー・システムの土台づくり
2 バランスのとれた問題解決とは——ソリューション・スペース法
ソリューション・スペース——モンテッソーリ方式の応用
CORDs——ソリューション・スペースの状況的要素
CORDs表の作成法
3 謝罪と賠償の心理学
正しい謝罪の仕方を知る
どの程度の謝罪・賠償を行うべきか
4 度を超した賠償を防ぐには
5 危機管理
生活妨害に至ったケース
信頼性に傷がついてしまったケース
大災害が起きたケース
正しい危機管理の原則
第4章 リカバリーにすぐれた人材を育てる
1 すぐれた人材の採用と維持
接客現場の人材の維持
最高のリカバリー人材を獲得するために
従業員を尊重する
2 トレーニングとコーチング
トレーニングの現状
トレーニングの内容
トレーニング内容の定着化
コーチングの実践
3 権限委譲と「責任ある自由」
リカバリーにおける権限委譲の効果
権限委譲を活用できない四つの原因
4 リカバリーへの報奨と称賛
マネジャーの称賛が従業員を守る
報奨や称賛にはいろいろなやり方がある
5 マネジャーによるリカバリー支援
リカバリー支援にすぐれたマネジャーは正直である
リカバリー支援にすぐれたマネジャーは情熱的である
リカバリー支援にすぐれたマネジャーは勇気がある
リカバリー支援にすぐれたマネジャーは結果重視である
第5章 サービス・リカバリーのツールを使いこなす
1「最悪の顧客」の扱い方
怒りを静める4つの方法
2 役に立つセリフ集
顧客がミスを犯した場合
会社側にミスがあった場合
自然災害によるトラブルの場合
製品に欠陥があった場合
13の対応例
3 電話によるリカバリー
ITをフル活用するには
電話によるリカバリーのコツ
4 顧客をクビにするとき
最後通牒を突きつけるタイミング
顧客をクビにする3つの理由
顧客をクビにするときの「べからず集」
付録 リカバリー診断用チェックリスト
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