目次


新版 マーケティングの革新

未来戦略の新視点


[目次] [著者紹介]


表紙




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新日本語版のために

1 なぜ顧客はいつも不満を残すのか

2 変化を先取りし、変化を創造する——これが戦略だ

 変化に対して計画する責任者はだれか

3 経営者の近視眼が悲劇を招く

 目的の取違えが命とり
 分析の誤り
 しのび寄る陳腐化の影
 自己欺瞞の繰返し
 人口についての神話
 苦境を呼び込む
 絶対に必要なのだ、という考え方
 石油の危機
 生産中心主義の圧力
 デトロイトの時代遅れ
 フォードは何を第一としたか
 製品偏重主義
 「創造的破壊」
 R&Dの危険性
 マーケティングはまま子扱い
 何ではじまり何で終わるのか
 鉄道を衰退から救うには
 偉業への情熱を内から燃え立たせよ

4 短期戦術と長期計画の関係

 製品とは何か
 ブランドに差異がなくなった
 製品とは価値満足の複合体である
 ブランドは衰退する
 顧客のために顧客を創造せよ
 今日の要求と明日の可能性

5 マーケティングR&Dの勧め

 無視されたまま子のマーケティング
 R&Dははたしてメシアなのか
 ステイタスシンボルの新顔
 マーケティング革命
 革新はどこから生まれたか
 なぜ、マーケティングR&Dが無いのか
 経験による勘が猛威をふるう
 広告代理店とコンサルタントの創造的実践
 セールス部門のできないこと
 小売段階に対するメーカーのコントロール
 偉大な抽象
 製品利益とマーケティングの立遅れ

6 会社を永続させる未来計画の進め方

 未来とは余生をおくる場所
 未来を考える態度をつくれ
 未知のものを予測するとは
 未来計画委員会
 その失敗の理由
 未来計画の立て方
 未来計画の勘どころ

7 未来思考のフレームワーク

 どんな準備が必要か
 未来のために何を知る必要があるか
 社会を知るための要点
 顧客を知るための要点
 未来計画と心理学
 経営者の限界
 リスク、革命、報償

8 マーケティング開発部門はどうあるべきか

 だれがマーケティング開発を担当すべきか
 だれに直属させるべきか
 静態的仮説は危険
 企業規模と革新の関係
 「プロの経営者」の危険性
 大規模の利点
 マーケティングR&Dの主要任務
 未来の計画と現在の課題
 手薄な作業を避けること
 この部門のマネジャーはどうあるべきか
 社風のあり方
 未来の創造

9 市場調査のどこに問題があるか

 市場調査は支配的である
 何が欠けているか
 市場調査の失敗
 専門技能の役割
 企業家精神と調査
 市場調査にはどんな責任があるか
 経営者は何を望むか
 責任の形式と限界

10 芸のない類似性に落ち込む製品広告

 「論より証拠」の証拠が無い
 科学か流行か
 リサーチャーの悩み
 テイストかテストか
 最も誠実なおべっかの形
 無鉄砲な経営者
 調査と経営者の役割
 経営者を動機づけよう

11 求心的マーケティングの時代

 ある会計主任候補のケース
 なぜ「マーケティングコストは高すぎる」のか
 忘れられた顧客
 顧客の獲得と維持のために
 統合されたコミュニケーション
 顧客中心の解決策

訳者あとがき



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著者紹介

セオドア・レビット(Theodore Levitt)
1955年、Innovation in Marketing(邦訳『マーケティングの革新』ダイヤモンド社、1983年)を上梓。
1959年、ハーバード・ビジネス・スクールの講師となる。
1960年、歴史的名論文“Marketing Myopia”(「マーケティング近視眼」)を『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に発表。
1962年、「アメリカ経営学会賞」を受賞。
1965年、ハーバード・ビジネス・スクールにおいて、エドワード・W・カーター寄付講座教授、ならびに『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の編集長となる。
1969年、The Marketing Mode(邦訳『マーケティング発想法』ダイヤモンド社、1971年)を上梓。
1970年、「マーケティング・マン・オブ・ザ・イヤー」として「チャールズ・コーリッジ・パーリン賞」を受賞。
1974年、The Marketing Mode の改訂版として Marketing for Business Growth(邦訳『発展のマーケティング』1975年、およびその改訳『レビットのマーケティング思考法』2002年、いずれもダイヤモンド社)を上梓。
1976年、「ジョージ・ギャラップ賞」を受賞。
1978年、米国マーケティング協会の「ポール・D・コンバース賞」を受賞。
1989年、国際経営会議(IMC)の「ウィリアム・M・マックフリーリー賞」を受賞。

訳者紹介

土岐 坤(とき まもる)
1920年愛媛県松山市に生まれる。松山高商(今の松山大学)を経て、東北大学文学部哲学科卒。MRIグループ総括顧問、(社)社会開発研究所常務理事、経営コンサルタント専門会社(株)土岐コーポレーション代表取締役などを歴任。1999年7月死去。
訳書——T. レビット『マーケティングの革新』『マーケティング発想法』『発展のマーケティング』『マーケティング・イマジネーション』、W. E. ロスチャイルド『経営戦略発想法』『経営戦略実践法』『競争戦略開発法』、B. D. ヘンダーソン『経営戦略の核心』、M. E. ポーター『競争の戦略』『競争優位の戦略』『国の競争優位(上)(下)』『グローバル企業の競争戦略』、J. R. ガードナー他編『戦略計画ハンドブック』、B. カーレフ『入門企業戦略事典』(以上ダイヤモンド社刊)。


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