目次


価格優位戦略

高価格で収益を最大化する実践シナリオ


[目次] [著者紹介]


表紙




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監訳者まえがき

はじめに

  なぜプライシングの本を書くのか
  なぜマッキンゼーが書くのか
  なぜいまプライシングなのか
  本書の構成
  謝辞

第I部 プライシングとは
 第1章 価格優位はなぜ重要か

  1%の威力
  価格と売上数量のトレードオフ
  価格に働く市場の圧力
  価格それ自体の価値
  価格優位を実現した企業はなぜ少ないか

 第2章 プライス・マネジメント

  3つの視点を統合するアプローチ
  3つのレベルは相互に関連する
  機会を見きわめる

第II部 プライス・マネジメントの3つのレベル
 第3章 取引レベル

  ポケット・プライス
  ポケット・プライス・ウォーターフォール
  ポケット・プライス・バンド
  ケーススタディ:カーステレオ・メーカー、サウンドコ社
  ポケット・マージン・ウォーターフォール

 第4章 製品・市場レベル

  バリュー・マップ
    COLUMN 3種類の便益
    COLUMN 価格弾力性
  ダイナミック・バリュー・マップ
    COLUMN 競合の反応を読む
  バリュー・マップ上の顧客分布
  バリュー・プロファイリング

 第5章 業界レベル

  価格予測の精度を上げる
  プライス・リーダーシップ
  プライス・リーダーシップに影響を与える要素

第III部 プライシングの応用
 第6章 新商品のプライシング

  新商品には新しいアプローチを
    COLUMN 新商品投入時の位置づけ
  新製品のプライシングに検討すべき6項目
    COLUMN 共食い(カニバリゼーション)
    COLUMN 浸透価格戦略

 第7章 ソリューションのプライシング

  ソリューションとは
  サプライヤーと顧客の関係
  偽のソリューション・プロバイダー
  サプライヤー別のプライシング戦略

第IV部 特殊なプライシング
 第8章 合併後のプライシング

  合併が開く「機会の窓」
  3つのレベルに潜む機会
  合併後に陥りやすい罠
  反トラスト法

 第9章 価格戦争

  価格戦争はなぜ回避すべきか
  価格戦争はなぜ起きるか
  価格戦争を賢く防ぐ
  価格戦争から逃れる
  価格戦争に意味があるとき

第V部 価格優位を目指して
 第10章 ITの活用

  ITがプライシングに果たす役割
  プライシング・ツール
  自社にふさわしいソリューションを選択する

 第11章 プライシング・アーキテクチャ

  顧客認知のマネジメント
  顧客の行動に影響を与える
  パッケージ販売で顧客認知や行動に影響を与える
    COLUMN パッケージ商品のプライシング

 第12章 プライシング変革4つの柱

  理解の徹底
  組織・仕組みの整備
  人材・能力開発
  ロールモデルの構築
  変革が失敗する原因

 第13章 マナーク・バッテリーの事例

  マナーク・バッテリー
  取引レベル
  製品・市場レベル
    COLUMN マナーク製バッテリーの離散型選択調査
  業界レベル
  利益改善の機会を探る
  プライシング変革を根づかせる

おわりに

索引



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著者

マイケル・V. マーン(Michael V. Marn)
1977年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、現在はクリーブランド・オフィスのプリンシパル。プライシングの改善に関する分析的アプローチを多数開発した実績を持つ。1974年ハイラム大学卒業、数学の学士号取得。1976年ケース・ウェスタン・リザーブ大学修士号(オペレーションズ・リサーチ)取得。プライシング研究所顧問委員会委員、全米プライシング会議年次総会で1992年、93年、96年、2001年に議長を務める。プライシングに関する論文多数。掲載誌はThe Wall Street Journal、The New York Times、Boardroom Reports、Sales and Marketing Management、Harvard Business Review、The McKinsey Quarterlyなど。

エリック・V. ログナー(Eric V. Roegner)
1994年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、現在はクリーブランド・オフィスのパートナー。プライシング、マーケティングを中心にコンサルティング業務に携わる。1994年ケース・ウェスタン・リザーブ大学とロッテルダム経営大学院でMBA取得。1991年プリンストン大学で機械・航空工学学士。The McKinsey Quarterly、Marketing Management、OESA Journalなどに論文発表。また講演も多数こなす。

クレイグ・C. ザワダ(Craig C. Zawada)
1997年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、現在はピッツバーグ・オフィスのパートナー。B2Bから消費者向けまで幅広く手がける。1992年ヨーク大学(カナダ)シューリッヒ経営大学院にて経営学の学士号取得、93年同大学院にてMBA取得。プライシング戦略に関する論文多数。掲載誌は Harvard Business Review、Mergers and Acquisition、The McKinsey Quarterlyなど。北米、欧州、南米各地でプライシング戦略に関する講演活動も行っている。


監訳者

山梨広一(やまなし・ひろかず)
マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター。東京大学経済学部卒業。スタンフォード大学経営大学院(経営学修士)修了。富士写真フイルムを経て1990年マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社入社。小売・消費財グループ、および自動車・アセンブリグループのリーダー。成長戦略、マーケティング、M&A戦略、組織変革、オペレーション変革などのプロジェクトに従事する。主な著書に『ニューグロース戦略』(共著、NTT出版、1997年)、『マーケティング・プロフェッショナリズム』(共著、ダイヤモンド社、2002年)、『マッキンゼー プライシング』(共著、ダイヤモンド社、2005年)などがある。

菅原 章(すがはら・あきら)
マッキンゼー・アンド・カンパニー プリンシパル。京都大学工学部卒業。同大学院修士課程修了。1992年マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社入社。ヘルスケアおよびマーケティング研究グループのリーダー。事業戦略構築、マーケティング戦略立案、組織設計、および企業合併後のマネジメントなどを中心としたプロジェクトを実施。主な著書に『ビジネス分析による問題解決法』(日本能率協会マネジメントセンター、2002年)、『マーケティング・プロフェッショナリズム』(共著、ダイヤモンド社、2002年)、『マッキンゼー プライシング』(共著、ダイヤモンド社、2005年)などがある。


訳者

村井章子(むらい・あきこ)
翻訳者。上智大学文学部卒業。三井物産を経て英語・フランス語産業翻訳者として独立。経済・経営関係を中心に、新聞・雑誌掲載論文を主に手がける。月刊誌『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』(ダイヤモンド社)に翻訳協力。主な訳書に『マッキンゼー 戦略の進化』『マッキンゼー 経営の本質』『マッキンゼー プライシング』『駆け出しマネジャー アレックス リーダーシップを学ぶ』(以上ダイヤモンド社)『地球文明の未来学』(共訳、新評論)などがある。


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