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実況LIVE マーケティング実践講座

ケーススタディと演習でプロのスキルを学ぶ


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに
マーケティング活動のゴールとは何か

PART 1 マーケティングとは何か
 01 あなたのマーケティング発想度をチェックしよう

  マーケティング力に優れた会社とはどんな会社か
 02 マーケティング活動の3本の柱とそのプロセス

  マーケティング活動は5つのステップによって構成される
 03 ホンダのオデッセイに見るマーケティング戦略の実際

  顧客の不満を明らかにして解決策を提案する
  ユーザーの不満を解消することで新たな市場が生まれる
  関連機能を巻き込むことによって成功がもたされる

PART 2 マーケティング戦略の実践法
 STEP 1 顧客を知る

  STEP 1-1 市場ニーズを正確に、広がりをもって知る
    自社の強みと顧客のニーズやウォンツとの接点を探る
    ファクトのない分析では勝てない
  STEP 1-2 仮説をつくる
    仮設のない調査からは何もわからない
  STEP 1-3 プレ仮説を検証する
    フォーカスグループインタビューを活用する
  STEP 1-4 定量的な分析手法で仮説を検証する
    定量的なアプローチによる調査結果の分析
 STEP 2 競合を知る

  STEP 2-1 目的は自社の相対的なポジションを知ること
  STEP 2-2 競争他社の儲けの仕組みを知る
  STEP 2-3 競争他社の市場での強さを分析する
  STEP 2-4 競争他社の勝ちパターンを分析する
 STEP 3 自社を知る

    自社の強みをあなたはいくつ言えますか?
  STEP 3-1 バリューチェーンで自社を分析する
  STEP 3-2 競争の現実を知る FiveForces分析とSWOT分析
    ファイブフォーシズ分析で自社を取り巻く競争要因を知る
    SWOT分析で自社のポジショニングを明確にする
  STEP 3-3 PPM分析で、既存商品のポジショニングを知る
 STEP 4 自社が勝てる市場を特定する

  STEP 4-1 セグメンテーション——収益を期待できる市場を探す
  STEP 4-2 ターゲティング——自社商品が競争に勝てるそうな市場を特定する
  STEP 4-3 ポジショニング——差別化のポイントを明らかにする
    独自の世界観がなければ、顧客はついてこない
 STEP 5 差別化のための具体策を立てる

  マーケティングミックスの考え方を理解する
  STEP 5-1  ポジショニングと商品ライフステージを念頭に差別化の姿を具体化する
    プロダクトの差別化要因を形にする方法論
    成熟期後期の商品をテコ入れして成長期に戻せるか
  STEP 5-2 適正価格を割り出すためのアプローチを覚えよう
    価格設定は3つの視点を統合して考える
    価格感度分析で値ごろ感を見極める
    価格弾性分析で需要と価格の関係を見極める
  STEP 5-3 商品特性に合った流通チャンネルを選択する
    ブランド力と商品の差別性で流通政策は決まる
    ストア・アドバイザーと小売へのサービスで販売現場を押さえる
    透明性の高い値引きルールと大口直販で流通経路を仕切る
  STEP 5-4 プロモーションミックスはマーケティングの最終段階
    より販売現場の近くに、これがプロモーションの合言葉
    客の心理段階に合ったプロモーションの考え方
    商品の差別性を殺すプロモーションをしてはいないか?
    成功するプロモーション
    外部の専門家との良好な関係が必要になる

PART 3 マーケティングの調査分析手法
 01 顧客共通の行動パターンや嗜好を知りたい「回帰分析」
 02 購買の動機として最も主要なものを知りたい「主成分分析」
 03 消費者行動の背景を探りたい「因子分析」
 04 特性に応じて顧客をグループ分けしたい「判別分析」
 05 セグメンテーションの切り口を探したい「クラスター分析」
 06 何をどのくらい優先すべきかを考える「コンジョイント分析」

PART 4 これからのマーケティングには何が求められるか?
 01 既存顧客との関係を重視する リレーションシップマーケティング

  マーケティングが新たな市場を創造する時代
  既存顧客を重視し、生涯価値を高めることが重視される
  顧客一人ひとりにきめ細かく対応できるかが次なるカギ
 02 ブランドマネジメントは究極のマーケティング手法

  強いブランド構築を成功させる4つのポイント
  ブランドに対する多くの誤解
  ブランドマネジメントは今や最優先の経営課題
  コーポレートブランドと個別ブランドの整合性が重要になる

PART 5 [演習]サントリーDAKARAのマーケティング戦略を立てる
 STEP 0 サントリーDAKARA開発の背景を知る

  2000年当時のスポーツドリンク市場はどうなっていたか
  まずサントリーのDNAと今回のミッションを理解しよう
 STEP 1 マーケティング戦略立案のプロセスを確認しておこう
 STEP 2 マーケットリサーチを始めよう
 STEP 3 顧客の深層心理からマーケティング戦略の方向性を見つけよう
 STEP 4 競合と自社を知り、自社の勝ちパターンを考えよう

  自社の勝ちパターンをわかってから戦略を立てる
 STEP 5 ターゲットを定め、他社商品との差別化を徹底しよう

  4象限のポジショニングマップを活用して“売り”を決める
  機能+味+パッケージで差別化を具体化する
 STEP 6 マーケティング活動のシナリオを作成しよう

  情熱とスキル、感性と検証はトレードオフではない

索引



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著者

須藤実和(すとう・みわ)
ベイン・アンド・カンパニー パートナー
東京大学理学部卒業、同大学理学系大学院修士課程修了。公認会計士。
博報堂マーケティング局を経た後、アーサー・アンダーセンにて監査業務に加えて買収監査(due diligence)や内部統制レビューに携わり、シュローダー・ベンチャーズでベンチャーキャピタル業務を経験した後、ベインに参画。
消費財、小売、ヘルスケア、情報通信、エンターテインメント等、幅広い分野におけるコンサルティング経験を有する。現在は、グループ戦略の立案、M&A戦略の策定と実行支援、企業再生、ブランドマネジメントといったテーマの仕事を中心に注力。ベインのテクノロジー・テレコムプラクティスのメンバー。


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