目次


経験価値マネジメント

マーケティングは、製品からエクスペリエンスへ


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表紙




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まえがき

第1章 結局、顧客をまじめに扱うことにつきる
  三つの間違ったアプローチ——マーケティング・コンセプト、顧客満足、そしてカスタマー・リレーションシップ・マネジメント
  新しいアプローチへのニーズ
  経験価値マネジメントとは何か
  ◆結論
  Box1.1 経験価値は、効果測定が可能か

第2章 経験価値マネジメントのフレームワーク

  経験価値マネジメントは、さまざまなビジネス課題を解決する
  経験価値マネジメント・フレームワークの五段階
  マネジャーは五つの段階を順番に従って実行すべきか、それとも同時に実行できるのか
  経験価値マネジメント・プロジェクトの前後にどんなことが起こるのか
  フレームワークの適応範囲
  経験価値マネジメント・フレームワークのユニークなところ
  ◆結論

第3章 顧客の経験価値世界を分析する

  カーネギー・ホール——コンサートに行くという経験価値の理解
  BPコネクト——スタンドでの経験価値を改善
  企業には、顧客のインサイトが必要
  ターゲット顧客を明らかにする
  経験価値世界を四つの層に分割する
  あらゆる接点で経験価値を把握する
  競合環境の調査
  Box3.1 エイビス:貸出しから返却までの経験価値をマネジメントする
  経験価値世界を理解するための調査手法
  ◆結論

第4章 経験価値プラットフォームの構築

  ジャンバジュース——楽しさと健康というプラットフォーム
  シンギュラーワイヤレス——携帯通信における経験価値の人格化
  経験価値プラットフォームの利点
  経験価値プラットフォームの戦略要素
  Box4.1 経験価値の種類と購入の可能性
  経験価値プラットフォームの調査とプレゼンテーション
  ◆結論
  Box4.1 ジェットブルー:意外な経験価値

第5章 ブランド経験価値をデザインする

  シティグループ——統一されたブランド経験価値の形成
  プラダの「エピセンター」——インストア経験価値という課題
  ブランド経験価値をどうマネジメントするか
  ブランド経験価値の三つの主要要素
  Box5.1 ライトオン・ターゲット(ターゲットにぴたり)
  ブランド経験価値の保護
  「ブランドを裸にして服を着せ替える」——ブランド経験価値マネジメントの方法
  ◆結論

第6章 顧客インターフェースの構築

  ナイキパーク——パフォーマンス重視のブランドのための動的なインターフェース
  ヒルトン——サービス経験価値を強化するコミュニケーションと宿泊客への焦点の改善
  顧客インターフェースへの経験価値マネジメント(CEM)アプローチ
  インターフェース・デザインにおける三つの主要な課題
  インターフェースの接点を連結させる
  Box6.1 プレタ・マンジェの驚くべき人々
  テクノロジーを利用したインターフェース経験価値の改善
  ◆結論

第7章 継続的なイノベーションへの取り組み

  アップル・コンピュータ——イノベーションの原点に帰る
  アマゾン・ドットコム——小さなイノベーションが優れたオンライン経験価値につながる
  イノベーションは、経験価値にどのように貢献するのか
  経験価値とイノベーション戦略
  経験価値と新製品開発
  Box7.1 ソニー:Freq out(とにかくびっくり)から Psyc out(ひっかけてやる)
  経験価値と小さなイノベーション
  経験価値とマーケティング・イノベーション
  Box7.2 ミニが帰ってきた
  ◆結論

第8章 完璧に統合された経験価値の提供

  統合のパワー
  全社的な戦略的統合
  領域内での統合
  領域を横断する統合
  ◆結論

第9章 経験価値マネジメントのための組織

  カスタマー・エクイティ——顧客を金融資産として扱う
  Box9.1 カスタマー・エクイティの測定
  経験価値とカスタマー・エクイティとの関連づけ
  Box9.2 経験価値領域での成功度の測定
  経験価値マネジメントのための組織上の条件
  Box9.3 社内資源の測定
  従業員の経験価値
  ◆結論

訳者あとがき



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著者略歴

バーンド・H・シュミット(Bernd H. Schmitt)
コロンビア・ビジネススクール教授。経験価値マーケティングの第一人者として、ソニー、フォード、P&G、デュポン、IBMといった世界的企業でコンサルティング活動を行っている。著書に『経験価値マーケティング』(ダイヤモンド社刊)、『「エスセティクス」のマーケティング戦略』(プレンティスホール刊)などがある。
www.meetschmitt.com

訳者略歴

嶋村和恵(しまむら・かずえ)
1955年東京生まれ。78年早稲田大学商学部卒業。88年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。埼玉女子短期大学専任講師、助教授を経て、93年早稲田大学商学部専任講師、95年助教授、2001年教授。主な著書に、『新版 新しい広告』(監修・電通)、『現代広告論』(共著・有斐閣)、『日本の広告研究の歴史』(共著・電通)、訳書に『経験価値マーケティング』(共訳・ダイヤモンド社)など。

広瀬盛一(ひろせ・もりかず)
1972年東京生まれ。97年早稲田大学商学部卒業。2002年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。早稲田大学産業経営研究所助手を経て、2002年より東京富士大学経営学部専任講師。主な著書に『ブランド要素の戦略論理』(共著・早稲田大学出版)、訳書に『経験価値マーケティング』(共訳・ダイヤモンド社)など。



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