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梗概
●ほんとうは何に強くて何に弱いのか。
- 俗説と誤解による過大評価と過小評価を排してその用意周到で着実な出店戦略と徹底したカスタマー志向戦略の真実を徹底解明。
だが、ウォルマートが進出しようがすまいが、生き残るために日本企業がとるべき戦略がある。
●なぜ、ウォルマートの日本進出を脅威と思うのか。
- 確かにウォルマートは、米国でダントツの売上を上げている、最強の企業だ。しかしそれは、ウォルマートの一人天下だということではない。それぞれのカスタマー分野ごとに優れた流通チェーンが存在する。カスタマーの種類だけ企業が存在するのだ。
そもそも、巨大外資の日本進出になぜいつも「脅威」を見てしまい、「再編成」を叫ぶのか。実はそこに、日本企業のマーケティングの根本問題が潜んでいる。
●日本進出に際し、ウォルマートはどの路線を選ぶのか。
- 1.「スーパーセンター」路線か
2.「ディスカウント・ストア・タイプ」路線か
それとも、
3.最大規模の安売り企業の日本進出という“ウォルマート脅威説”の元になっている(ポピュラーなインターナショナル・ブランドとウォルマートのプライベート・レーベルの)「安売り」戦略か。
それらの路線の日本企業への影響は?
ウォルマートが猛威を振るっている米国でウォルマートに負けていない優良企業の経営ロジックとは?
ウォルマートによる「低価格化」を恐れるな。
それをむしろ、新しいマーケティングの起爆剤にすべきだ!
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