監訳者まえがき

第０章　テンプレートの使い方
　0-1　テンプレートの考え方
　0-2　テンプレートを使った作業
　0-3　オートカルク機能
　0-4　データテーブル機能
　0-5　ゴールシーク機能
　0-6　ソルバー機能
　0-7　書式についてのヒント
　0-8　テンプレートの保存

第１章　序論および記述統計
　1-1　はじめに
　1-2　パーセンタイルと四分位数
　1-3　中心を測る尺度
　1-4　ばらつきを測る尺度
　1-5　データのグループ化とヒストグラム
　1-6　歪度と尖度
　1-7　平均値と標準偏差の関係
　1-8　データの提示方法
　1-9　探索的データ解析
　1-10　コンピュータの活用
　1-11　まとめ
　1-12　ケース1：ナスダック指数のボラティリティ

第２章　確率
　2-1　はじめに
　2-2　基本的な定義：事象、標本空間、確率
　2-3　確率の基本規則
　2-4　条件付き確率
　2-5　事象の独立性
　2-6　順列・組み合わせの概念
　2-7　まとめ
　2-8　ケース2：就職活動

第３章　確率変数
　3-1　はじめに
　3-2　離散確率変数の期待値
　3-3　確率変数の和と線形結合
　3-4　ベルヌーイ確率変数
　3-5　二項分布に従う確率変数
　3-6　負の二項分布
　3-7　幾何分布
　3-8　超幾何分布
　3-9　ポアソン分布
　3-10　連続確率変数
　3-11　一様分布
　3-12　指数分布
　3-13　まとめ
　3-14　ケース3：マイクロチップの契約
　3-15　ケース４：シリアルの販売促進

第４章　正規分布
　4-1　はじめに
　4-2　正規分布の性質
　4-3　テンプレート
　4-4　標準正規分布
　4-5　正規分布に従う確率変数の変換
　4-6　逆変換
　4-7　二項分布の正規近似
　4-8　まとめ
　4-9　ケース５：基準を満たした針
　4-10　ケース６：複数通貨
　章末付録　正規分布に関するエクセルの関数

第５章　標本と標本分布
　5-1　はじめに
　5-2　母数の推定量としての標本統計量
　5-3　標本分布
　5-4　推定量とその性質
　5-5　自由度
　5-6　テンプレート
　5-7　まとめ
　5-8　ケース７：針の標本抽出と購入の受諾

第６章　信頼区間
　6-1　はじめに
　6-2　母集団の標準偏差が既知である場合の母集団平均の信頼区間
　6-3　母集団の標準偏差が未知である場合の母集団平均の信頼区間— t 分布
　6-4　標本数が多い場合の母集団比率の信頼区間
　6-5　母集団の分散の信頼区間
　6-6　標本数の決定
　6-7　テンプレート
　6-8　まとめ
　6-9　ケース８：大統領選挙の世論調査
　6-10　ケース９：プライバシー問題

第７章　仮説検定
　7-1　はじめに
　7-2　仮説検定の概念
　7-3　p-値の計算
　7-4　仮説検定
　7-5　検定　まとめ
　7-7　ケース10：疲れるタイヤ 1

第８章　２つの母集団の比較
　8-1　はじめに
　8-2　一対の観測値の比較
　8-3　独立した無作為標本による２つの母集団平均の差の検定
　8-4　大標本による２つの母集団比率の差の検定
　8-5　F 分布と２つの母集団分散の同一性の検定
　8-6　まとめ
　8-7　ケース11：疲れるタイヤ 2
　章末付録　母集団平均の差を検定するためのエクセルの使い方

【巻末付録】統計表
　表1　累積二項分布
　表2　標準正規分布の面積
　表3　t 分布の臨界値
　表4　カイ二乗分布の臨界値
　表5　F 分布の臨界値
　表5A　α＝0.05とα＝0.01におけるさまざまな自由度の F 分布の臨界値
　表13　乱数
　※表6〜表12は上巻では使用しないので下巻にのみ掲載

参考文献

索引

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著者紹介

アミール・D．アクゼル（Amir D. Aczel）
ボストン大学科学哲学・歴史センター所属。カリフォルニア大学バークレー校にて数学を専攻。オレゴン大学で統計学の博士号を取得。CNNのコメンテーターやThe American Economistなどの雑誌に論文、記事も執筆。フェルマーの最終定理を扱った『天才数学者たちが挑んだ最大の難問』（早川書房刊）は本邦でもベストセラーとなった。
　
ジャヤベル・ソウンデルパンディアン（Jayavel Sounderpandian）
ウィスコンシン大学パークサイド校教授で、ビジネス統計や生産管理論を講義。ケント州立大学にて修士号及び博士号取得。大学に移る前には、インドで飛行機生産のエンジニアとして、７年の勤務経験もある。

［監訳者］

鈴木一功（すずき・かずのり）
中央大学専門職大学院国際会計研究科（アカウンティングスクール）教授。1961年熊本県生まれ。1986年東京大学法学部卒業後、富士銀行入社。1990年INSEAD（欧州経営大学院）MBA（経営学修士）、1999年ロンドン大学（London Business School）金融経済学博士（Ph.D. in Finance）。富士銀行にてデリバティブズ業務担当、M&A部門（現みずほ証券）チーフアナリスト担当の後、退職。2001年４月より現職。証券アナリストジャーナル編集委員、みずほ銀行M&A部門アドバイザー。主な著書は『企業価値評価（実践編）』、『MBAゲーム理論』（いずれもダイヤモンド社）。

［訳者］

手嶋宣之（てしま・のぶゆき）
専修大学商学部准教授。1961年愛知県生まれ。1985年東京大学法学部卒業。1993年マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修了。2001年横浜市立大学大学院経営学研究科博士後期課程修了、経営学博士。東京銀行、NEC総研、専修大学商学部専任講師を経て、2003年4月より現職。主要著作は『経営者のオーナーシップとコーポレート・ガバナンス−ファイナンス理論による実証的アプローチ−』（白桃書房、2004年）、「経営者の株式保有と企業価値−日本企業による実証分析−」（『現代ファイナンス』第7号、2000年）等。

原郁（はら・いく）
東京都庁勤務。1971年千葉県生まれ。1993年東京大学経済学部卒業、1996年東京大学大学院経済学研究科中退。経済学修士。

原田喜美枝（はらだ・きみえ）
中央大学専門職大学院国際会計研究科（アカウンティングスクール）准教授。滋賀県生まれ。1993年大阪大学経済学部卒業、1996年東京大学大学院経済学研究科修了、経済学修士、2001年同大学院同研究科修了、経済学博士。（財）日本証券経済研究所、大東文化大学を経て、2004年4月より現職。証券アナリストジャーナル編集委員。主要な論文（共著）は、"Effects of the Bank of Japan's Intervention on Yen/Dollar Exchange Rate Volatility," Journal of the Japanese and International Economies. 20（1）, 2006、"Credit Derivatives Premium as a New Japan Premium," Journal of Money, Credit and Banking, 36（5）, 2004等。