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あなたの会社は何点ですか?

融資金利の上がる会社、下がる会社


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに 社長、あなたの会社は銀行から点数をつけられています


第1章 銀行の格付けを無視しては、存続できない


銀行はなぜ会社に点数をつけるのか

債務者区分の評価には二つの視点がある

銀行はどんな指標を見ているのか

中小企業の特別なアピールポイント

六つのケーススタディに学ぶ格付けアップ術
 [ケーススタディ1]連続赤字でも、企業の実態的な財務内容をアピール
 [ケーススタディ2]業種の特性を、強くアピール
 [ケーススタディ3]特許を取得している高い技術力をアピール
 [ケーススタディ4]技術力を活かした商品化により、今後の収益向上をアピール
 [ケーススタディ5]新商品による収益改善に向けた販売力をアピール
 [ケーススタディ6]信用力と商品力を活かした新規販売ルートの開拓をアピール

銀行へ積極的に「自社アピール」すること

赤字決算になったときの対応策は?
 (1) 創業赤字
 (2) 一時的な赤字
 (3) 慢性的な赤字

バランスが大切です


第2章 税務署は決算書をこう見ている


税務署は〝不自然さ〟を見逃さない

決算書の「ベクトル」の不自然さを見る
 (1) ベクトルが同じ方向を向いている自然体であるか
 (2) 「付加価値率(粗利益率)」が不自然でないか
 (3) 回転率が不自然でないか
 (4) 経費の「実額量」は不自然でないか
 (5) 経費の「前年比」は不自然でないか

事業概況説明書をきちんと書く

頼りになる会計事務所を選ぶ

「決算予測」と「決算書の解説」も会計事務所の「決算業務」のうち


第3章 決算により会社の「財務力」を知る


社長業のつらさをずっと見つづけています

決算の診断をしてみましょう

決算診断の例

どこが強み? 弱み?
 ◎御社の2期比較では
 ◎分析値測定推移表(3期比較)

三〇項目六要素での診断で経営が見える
 ◎「攻める力」「守る力」とは
 ◎「攻める力」「守る力」から見た御社の診断

三期比較はなぜ大切なのか?

総合評価の格付けを上げるポイントは?
 (1) 経常利益を一円でも黒字にする
 (2) 売上高・利益の金額を一%でも増加させる
 (3) 自己資本を一円でも増加させる
 (4) 同じ経営内容なら、少人数・少額投資で進める

決算には「意志」がある


第4章 社長自身の「経営力」を知る


いま、経営者の「志」が問われている

「マネージメント・パワー」を診断してみよう

経営者は「謙虚」に反省し「失敗」を活かす

社長には自分自身を高める使命がある

経営者には「数字」より「数値」が重要

成功する経営者には「自問する力」がある

決算書は、気づきと実践の「師」である

未来に対して発想を転換する勇気を持つ

優秀な経営者には「原因自分説」がある

経営者の性格が企業の生死を握っている


第5章 会社にとって一番大事なことは粗利益である


経営者は計数感覚が大事
 (1) 物事を大局的に見ることができる
 (2) 利益を出すことができる
 (3) 問題意識を持つことができる
 (4) 論理的思考を持つことができる
 (5) 物事を多面的に見ることができる
 (6) コストに敏感になれる

利益の源泉は粗利益である
 ◎業績アップの4つのポイント

「粗利益」が会社を支えている─コスト意識が利益を生む

「1」の数字の取り組み方がある

会社の「底力」の積み上げから売上げアップ・粗利益アップへ
 ◎損益計算書の3つの利益とは
 ◎業績アップの戦略(ストラック表)

経営者が周囲から期待される底力

「こだわり」こそ成功のもと


あとがき 私のモットーは「人に生き生き、経営に体力」です

参考文献



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著者紹介

浅沼夫(あさぬま・くにお)
栃木県足利市生まれ。1960年(昭和35年)、弱冠24歳で税務会計事務所をゼロからスタート。現在、自ら創業した、浅沼みらい税理士法人、浅沼経営センター(経営コーチ)を中心とした、AG・メディカル・マネジメント(医業コンサルタント)、アサヌマビジネスサポート(社会保険・労働保険・生損保)、プロス(決算診断システム・ソフトウェアの開発・制作)等のグループAG代表。著書に、『現役社長が書いた決算書の見方・活かし方』『社長の経営力をズバリ診断する本』(あさ出版)がある。


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