目次


TOCスループット会計

この意思決定プロセスが最大利益を生み出す


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

第1章 管理会計の役割

 1 環境は激変したが
 2 進化の止まった管理会計
   管理会計の目的
   関連性の喪失

第2章 間違った判断を導く原価計算方式

 1 事例——原価計算の落とし穴
   製品原価の低減
 2 原価計算方式の基本原理
 3 時代遅れになった原価計算方式

第3章 制約理論(TOC)の基本コンセプト

 1 ゴールドラットとTOC
 2 TOCの基本コンセプト
 3 TOCの評価尺度
 4 TOCにおける優先順位
 5 その他の制約要素
 6 製品原価に代わるもの

第4章 スループット会計の計算書

 1 計算書の基本
 2 スループット会計の使用例
   制約がCCRにある場合
   制約が市場にある場合
 3 業務費用をどう扱うか
 4 簡単で、正しく判断できる

第5章 スループット会計VS.原価計算

 1 事例——企業の利益を最大にするために
   ABCでの解
   スループット会計での解
 2 ABCも方針制約になりうる

第6章 部分最適がもたらす弊害

 1 部分最適がシステムの機能に及ぼす影響
 2 部分最適はシステムの業績に貢献しない

第7章 スループット会計に対する批判

 1 短期志向
 2 スループット会計とその他の手法
 3 スループット会計と生産管理

第8章 スループット会計を用いた意思決定

 1 価格の決定
 2 新製品の導入
 3 段取り時間の短縮
 4 不良品のコスト
 5 最小バッチサイズの決定
 6 CCRが複数ある場合

第9章 管理会計におけるパラダイムシフト

 1 原価計算方式のパラダイム
 2 科学的管理法の崩壊

第10章 コストワールドVS.スループットワールド

 1 企業への影響を考える
   会社の製品に対する価値の認識
   企業戦略に対する影響

第11章 コストワールドからスループットワールドへの転換

付章 バランスのとられたキャパシティ

訳者あとがき



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著者

トーマス・コーベット(Thomas Corbett)
サンパウロ・ビジネススクール教授。オペレーションズ・マネジメントおよびロジスティックスのPhD。財政および会計の修士課程修了。1994年から96年にかけてAGI(アブラハム・ゴールドラット協会)に在籍。その後、マサチューセッツ工科大学で研究活動に従事、96年からはMBAの教鞭を執り、現在に至る。本書『TOCスループット会計』にある、意思決定プロセスの改善や生産性の改善に重点を置いたコンサルティング活動を欧米を中心に行っている。権威ある学術雑誌への論文や著書も多数あり、多くの言語に翻訳されている。

訳者

佐々木俊雄(ささき・としお)
(有)TOC研究舎代表取締役、日本TOC推進協議会副理事長、AGI認定ジョナ。1968年から(株)東芝にて生産設備の設計に従事。73年、ソニー(株)に移籍、電子部品の製造・設計に携わる。その後、品質改善活動やJIT、TPM活動などを通して国内および海外工場の生産性改善を支援する。90年代後半、米国赴任中にTOCと出合う。帰任後ウェブサイト「TOC制約理論のひろば」や講演を通し、普及活動を行う。2004年8月、(有)TOC研究舎を設立。05年4月、有志と日本TOC推進協議会を立ち上げる。著書に『思考を変える!見方が変わる!会社が変わる!』(共著・中経出版)などがある。


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