目次


中国人をやる気にさせる人材マネジメント


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


プロローグ
ユニ・チャームは、中国でなぜシェアトップになれたのか

  今こそ必要な「中国人を活かす人材マネジメント論」
  8年間、日系企業で中国市場の第一線に立ち続けてきた中国人の私
  「日本の常識・日本本社の考え」に縛られないのが成功の第一歩
  日中相互の「文化の翻訳者」として両国人の融和を追求した

第1章
日中のビジネス環境の違いを理解している日本企業は少ない

  日系企業が中国でよく犯す過ち・勘違い
  商習慣が日中ではまったく違う
  中国は今、絶え間ない変化の渦にあると理解すべし
  データに頼らず現場を大切にしよう
  日本の%油と中国の%油を使い分けよ

第2章
中国人の根本にある思想・価値観を知っておこう

  経験とプライドをとても大切にする民族
  誰もが旺盛な商人意識をもつ国
  家庭でも学校でも、とても教育熱心な民族
  20代、30代、40代以上、それぞれの世代ごとに思考も行動も違う
  東西南北、地域ごとに思考も行動も違う

第3章
中国人の仕事や企業に対する意識と行動を理解しよう

  中国人は会社に「就職」するのであって「就社」するのではない
  日系企業はなぜ就職志望企業ランキングの上位に入れないか
  有能な中国人ほど職場の便利屋になるのを恐れている
  個人だけでなく、組織としての動機づけが必要だ

第4章
中国人材を120%活用すればビジネスは無限に広がる

  「文化の翻訳者」になれる人・なれない人
  本人の志向と顧客レベルに合わせた「適材適用」の人材活用を
  「未来」を意識させ、「希望」を与えれば中国人の働き方は一変する
  中国人にとってよい上司・ダメな上司
  日本人社員はプレーヤーではなくコーチに徹せよ
  存在感と達成感を味わえば、中国人は会社に定着し、力を発揮する

第5章
中国人材を無限に伸ばす教育を実行しよう

  日本人赴任者が最初に行う最も重要な仕事が中間管理職の育成
  効果的なプログラムをつくるための4つのポイント
  教育を仕組み化するにはどうすればよいか
  競争に勝つための教育を実施しよう

第6章
日々のマネジメントで社内を結束させよう

  納得性と公平性のある評価システムをどうつくるか
  毎日の指導にはアメとムチを活用し、敗者の優先復活がある会社にする
  真のコミュニケーションができているか
  改善・改革の大切さを全社員に認識してもらう

エピローグ
上海で、日系向けコンサルタントとして働く立場からのアドバイスとメッセージ



 ↑ページトップへ



[著者]

張晟(JOSHUA ZHANG)
1967年、中国上海市生まれ。
1995年 慶応義塾大学経済学部卒業
1995年ユニ・チャーム株式会社に入社、国際本部新規事業推進グループ所属。1996年上海ユニ・チャームの設立に伴い、上海ユニ・チャーム有限公司マーケティング部スーパーバイザーとして出向。1996年上海ユニ・チャーム営業部副部長に就任。1997年上海にて商品発売10カ月で、上位小売でインストアシェア1位を獲得する。1997年上海ユニ・チャーム北京分公司総経理を兼任。北京市内も発売後8カ月で上位小売店でのインストアシェア1位を実現。1999年上海ユニ・チャーム営業本部本部長に就任。2002年同社の商品は業界トップブランドになった。2003年12月、自分の夢の実現と、自分自身の経験を活かすため、退社。上海アイクションマーケティングコンサルティング有限公司(ICMC)を設立。また、上海商業職業技術学院国際経済貿易学部客席教授も務める。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.