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広報の達人になる法

戦略的PR活動のための88の鉄則


[目次] [著者紹介]


表紙




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序文——広報の使命 カルロス・ゴーン

はじめに

第1章 広報の達人への決意とその素養とは!

  ●達人への決意
1 達人は 社長分身になる決意 伝道師から防波堤まで
2 記事にする自信 しなければの危機感 記事にしなけりゃ生きられぬ
3 確信せよ 記者は自分を待っている 特ダネ狙う願い叶える
  ●広報の本質……価値を報せる
4 イシヤキイモ 売って稼ぐその前に 存在報せる仕事があるぞ
5 お客様は 価値がわかってやっと買う 報せなければ買ってもらえぬ
  ●広報力アップで業績を高めよ
6 チャンス来た 価値統合で参入容易 異分野・異業種・異系列にも
7 多面相 外には「会社の顔」となり 内には「啓蒙リーダーの顔」
8 達人は 広報「バリュー」を先導し 広告「マネー」で相乗効果
  ●達人への素養
9 倫理観 責任感に使命感 ビジョン実現至誠の達人
10 細やかに 目配り気配り足配り 奉仕厭わぬ親切な人
11 口固く 訥弁の人聴き上手 機敏で好かれる明朗な人
12 情報に 情熱乗せて率先す 人の痛みがよくわかる人
13 スピーディ 臨機応変的確に 感性光るグローバルな人
  コラム 
小なりといえども強なり

第2章 企業とメディアとの関係を理解せよ!

  ●お互いに必要な補完関係
14 報道で 拡大したい企業人 報道するのが仕事のメディア
15 ありがたい 遠くの多くのお客様へ 企業に代わってメディア報せる
  ●ニュース記事はこうしてできる
16 誇るべし 記事はエリート勝ち進む 歴戦の勇士・名誉の勲章
17 いつまでに? 聴く癖つけよメディアには 時間気にかけ答える配慮
  ●記者気質を見極めて対応しよう
18 報の道 極める姿勢が凛とする 有志の記者に篤く報いる
19 特ダネに 夜討ち朝駆け傍若無人 取材攻勢適度にかわす
20 反骨心 過ぎて斜めにものを見る 記者に直言批判をすべし
21 自社情報 己がプロで記者はアマ 専門知識よくよく確認

第3章 達人は地道な実践から戦略遂行せよ!

  ●日々ネタ創りを工夫せよ
22 新・最・初 三つの独に驚や珍 キーワードにて日々ネタ集め
23 小と狭 業種分野に地域とを うまく合わせて日々ネタ創り
24 役員会 議事録・資料にキーパースン ユビキタスから日々ネタ探し
  コラム 
キーワードがいくつもあるベンチャー
  ●達人による記事の出方・出し方とは
25 企業から 発表・リークで記事を出す 取材申込みはすぐ記事になる
26 レクチャーは 一斉発表の原点だ 小さい記事でも多くのメディア
27 ネタあれば メディアバランス考えて 戦略リークで強インパクト
  コラム 
レクチャー付きと同席アレンジ推奨の理由
28 リークでは 出所不明を有効利用 ぼかし効果も広報戦略
29 申込み 喜び受ける姿勢でも 取材の意図にネタ漏れチェック
30 ありがとう アンケートにもコメントも ライバル横目に積極回答
  ●達人のプレスリリース・Q&Aのつくり方とは
31 V&I 記者の心をキャッチせよ 見出しに使えそのキーワード
32 読みやすく 簡・明・短・薄・情込めて 一目でわかっていただく配慮
33 Q&A いつも作成心がけ 記者の疑問に万全回答
  コラム 
独占スクープ記事の舞台裏を探る

第4章 達人志望者よ、日々修養せよ!

  ●日々のメディアコミュニケーションの心得とは
34 心せよ 「小」さな記者を喜ばせ 「小」さな記事も喜ばなくては
35 身をもって 「多」くの記者と親しくし 「多」くの記事にもっと親しむ
36 努力せよ 「異」なる記者を楽しませ 「異」なる記事を楽しむ心
37 配慮せよ きめ細やかな「気遣い」が 思いがけない記事を産むなり
38 ポケットに いつも忍ばすニュース・ネタ ここぞで提供喜ばれたり
39 親派へと 個別密かに「非公平」 記者それぞれには常に「オンリーユー」で
40 強弾で 多様な武器を駆使しつつ 顧客のハートを射抜く達人
41 驚くな 「記者は素人」ていねいに 「誤解が当然、理解は偶然」
  コラム 
一般紙と専門紙・業界紙記者の違い
42 「御用聞き」 どこでも出向きネタの授受 社内外にていつも頼らる
  ●達人による面談(インタビュー)アレンジの心得
43 気を遣え テーマ時間に取材場所 親派づくりに万全尽くせ
44 面談前 Q&Aもとに事前レク 言っていいこと悪いことあり
  ●面談中トップと達人の心得とは
45 社員にも届けと語るビジョンには 高い見識深い知恵あり
46 泰然と 腕組み控え正対す 目の動きにも注意を払え
47 きっぱりと 諾否の明言大切に 曖昧誤解なくすが一番
48 オフレコは 多発しないで使い分け ノーコメントは言わぬが花だ
49 メモ取らぬ 記者の狙いは別れ際 油断の一言本音を語る
50 注意せよ 予見取材に誘導尋問 人の批判には頷くなかれ
  コラム 
避けるべき余計なこと一覧
  ●達人による面談立会い時の心得とは
51 面談の 雰囲気づくりを誘導す 感度全開目配り配慮
52 微妙なる 質問出たらそれ出番 うまく切り抜けトップ喜ぶ
53 仲良しで 気心知れた二人には 席立つ配慮に内緒の話
54 フォローせよ 真の仕事は終わりから 間違い・オフレコ・不明な数字
  ●報道は思いがけない効果あり
55 いい記事で 付加価値上がり評判に 株主顧客の見る目が変わる
56 記事を見て ビジョン浸透全社員まで 自信と誇りに責任感だ
  ●達人による記事の読み方実践指南とは
57 プロならば 疑って読む癖つけよ 語尾から読み取る他社の戦略
  コラム 
「まず疑って読め」の実践事例
58 重要記事 出所・経緯をすぐ調べ コメント付与を常に忘れず
  ●お礼の心得とは
59 記者心 お礼を言われる筋じゃない その真髄を弁えてこそ
60 不在時を 狙った電話プロの術 社名明かさず姓のみ伝言
  ●間違い記事・予期せぬ記事へ達人の対応
61 間違い記事 伝え方こそ悪かった その反省が明日を拓く
62 予期せぬ記事 トップに直報Q&A 見解まとめてメディア対応

第5章 「広報の達人」を目指せ!

  ●広報の達人とは
63 見習おう 繁盛してる寿司屋さん これぞお手本広報のプロ
  コラム 
顧客価値を出し続けよ
64 ネタ一つ 五つの切り口瞬時に浮かべ 多くのアイデア工夫しだいだ
65 一流とは 名指しで頼む記者も増え 人徳極め高きを目指す
66 ネタあれど 記事にならぬは価値不足 能力不足か努力の不足
67 具体的 数値で示せ達人よ 数値で示せぬ成果も誇れ
68 達人は 派手に見えるも地味好む 目立ちたがりより目立たせたがり
69 ITを自在に駆使しユビキタス ヒューマンタッチに秘訣があった
70 貸し借りが できない人は務まらぬ 義理と人情アナログ世界
  コラム 
私にも忘れられない思い出がある
  ●広報の達人へ着実に歩む道
71 王道を 凛々と歩くが達人よ 目指すはビジョンに志なり
72 一貫して 小事も地道に日々継続 人望備え動く達人
73 達人は 「すべて私の責任です」 その自負心が企業を救う
  コラム 
特オチについて
74 「直言」も “時には”辞さぬ誇りと勇気 言うべきときに断固言うべし
75 感性を 日々研ぎ澄まし高めよう 自分自身のブランド価値を
76 トップとは 以心伝心同感覚 強い自覚と責任感だ
77 ブランドは トップと達人手をとって 創業の夢・ビジョンの実現
  コラム 
世界一の靴修理チェーンがさらなるブランド価値向上へ
79 品格は 一人ひとりが築くもの 「会社の品格私がつくる」

第6章 企業危機へ適切に対応せよ!

  ●対応いかんで達人の真価がわかる
80 目の前の 危機をどうして乗り切るか 日々一人ずつ一つずつなり
81 連絡網 予測対策・マニュアルも 備えあっても憂いもあるか
  コラム 
情報漏洩を防ごう
82 クレームの 不満・不平に苦情とは 顧客の願望・要望・要求なり
83 達人は 常に率先受けて立て 逃げない・曲げない・挫けちゃいけない
84 危機起きて「五つの直」を実行せよ メディアは顧客の代表者なり
  ●ユビキタス危機時代における達人の心得とは
85 油断なく 身辺常に危機だらけ 「自分の身体は自分で守る」
86 胸に手を 「真の危機は心中にあり」 肝に銘じて明日へ臨め
87 達人よ 「三つの守る」に「三重の防ぐ」「三風築く」で文化を創れ
88 未来へと 経営貫くCSR 目指せ大きく社会貢献

終 章 「広報の達人志望者」に望む

メディア幹部から
企業幹部から

おわりに

東京・大阪主要記者クラブ連絡先

道府県企業関係記者クラブ連絡先



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著者

山見博康(やまみ ひろやす)
価値統合家(バリュー・インテグレーター)
1945年、福岡県飯塚市生まれ。1963年、福岡県立嘉穂高等学校卒業。1968年、九州大学経済学部卒業。同年、(株)神戸製鋼所に入社し、人事部、鉄鋼事業部、海外勤務等を経て、1979年から広報に携わる。1991年、広報部長。1994年、ドイツ・デュッセルドルフ事務所長を経て、1997年、スーパーカー商業化ベンチャー企業および経営コンサルティング会社に出向。中小企業経営を学んだ後、2002年独立。現在、山見インテグレーター(株)代表取締役。
日本PR協会会員、日本広報学会会員、危機管理システム研究学会会員ほか。
◎米国ダートマス大学エイモスタック経営大学院マネジメントプログラム修了。
著書:『会社をマスコミに売り込む法』(ダイヤモンド社、2002年)

(連絡先)
TEL:03-6415-6335  FAX:03-6415-6373
URL:http://www.yico.co.jp
E-mail:yamami@yico.co.jp
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