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著者紹介
エリヤフ・ゴールドラット(Eliyahu M. Goldratt)
イスラエルの物理学者。1948年生まれ。TOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)の提唱者として広く知られている。
工場を経営していた知人から生産スケジューリングの相談を受けた際、物理学の研究で培った発想や知識を駆使してその解決法を導き出した。
ついには画期的な生産スケジューリング法とそのスケジューリング・ソフト「OPT」を開発。
そして、OPTの基本原理をわかりやすく解説した小説『ザ・ゴール』を1984年に出版。周囲の予想に反して、たちまち大ベストセラーとなった。
『ザ・ゴール』を読み、そのストーリーどおりに実行するだけで高額なOPTに勝るとも劣らない成果を挙げる工場が続出した。
その後、TOCの研究や教育を推進するアブラハム・H・ゴールドラット・インスティテュートを設立。
TOCを単なる生産管理の理論から、新しい会計方法(スループット会計)や一般的な問題解決の手法(思考プロセス)へと発展させ、
アメリカの生産管理やサプライチェーン・マネジメントに大きな影響を与えた。
著書に『ザ・ゴール』『ザ・ゴール2』(以上、小社刊)、Critical Chain(小社から2003年夏出版予定)などがある。
訳者紹介
三本木 亮(サンボンギ リョウ)
1960年、福島県出身。早稲田大学商学部卒。米ブリガムヤング大学ビジネススクール卒、MBA取得。在日南アフリカ総領事館(現大使館)領事部、大和證券国際営業部、国際企画部、国際引受部を経て、一九九二年に渡米。現在、ブリガムヤング大学ビジネススクール国際ビジネス教育研究センター準助教授として教鞭をとるかたわら、日米間の投資事業、提携事業に数多く携わる。
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