目次


思考停止企業

本音のナレッジマネジメント実践ドラマ


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

ストーリーについて

主な登場人物


第1章 忍びよる危機

  「大企業病」の本質とは何か?

  小さなトラブルに隠された深刻な危機
  忙しいのに、業績が上がらない!
  「知恵」の流出
  危機意識の不在
  萎縮した組織に「攻めの改革」を
  アメリカのモノマネからの脱皮
  かつての栄光
  組織の神経が断絶している!
  二一世紀の経営資源は「ナレッジ」
  知恵とノウハウを共有する
  [Q&A]「ナレッジ」とは、いったい何か
  [解 説]日本企業がかかえる典型的な組織課題


第2章 スペックと価格だけではモノは売れない!

  「守り」から「攻め」の営業改革

  ノンマニュアルと「アメとムチ」
  ROI(投資収益率)
  暗黒大陸︱営業
  昔の名前で出ています
  ターゲットを見失うな!
  営業マンの孤独
  「売れない」のでなく「売らない」
  提案型&ソリューション営業
  組織営業
  複数の組織に所属する
  [解 説]営業部門のかかえる課題


第3章 組織の壁を乗り越える

  意思と知識の共有をどう支援するか

  組織の壁
  KM(ナレッジマネジメント)セミナー
  ナレッジ収集には「エンジン」が必要
  現状でのムリとムダを排除する
  ナレッジの交流は、楽しい知的刺激である
  業務のフェーズ別に
  情報共有ニーズをまとめる
  成功事例研修会
  経営会議、前夜
  営業マンの意欲を刺激せよ!
  [Q&A]草の根レベルで始める、現場主導のナレッジマネジメントは可能か?
  [Q&A]ナレッジマネジメントの活動は、どのように拡がっていくのか?
  [Q&A]ナレッジの収集と使える情報への変換(1)(2)
  [Q&A]情報入力の手間と内容のバランスについて
  [解 説]ナレッジマネジメントの進め方


第4章 成果への確かな歩み

  さまざまな抵抗を克服し、仏に魂を入れる

  成功イメージを具体化する
  抵抗勢力、登場!
  つくる側から使う側への発想転換
  情報システム部の限界
  細部でなく、目的にこだわる
  サニタイズ=毒消し
  「コミュニティ」への抵抗
  軽くて使いやすいシステムの追求
  システム稼働前夜
  用語にご注意!
  グランドオープン!
  営業マンの入力負担
  売れない営業マンが、競合に勝った!
  [Q&A]情報共有におけるセキュリティ
  [Q&A]システムへの入力をどう習慣化していくか
  [Q&A]ナレッジマネジメントと社内改革
  [解 説]戦略的参謀事務局


エピローグ

  より大きな成功を目指して

  転がり始めた大きな車輪
  社内の雰囲気が変わった!


おわりに

脚注索引



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[著者・監修者](50音順)

 
相田 秀司(あいだ ひでじ)
大日本インキ化学工業株式会社 情報システム部 情報戦略化第1担当部長
経営戦略部門の一員として、ITガバナンスによる的確かつスピーディーな経営を実現する経営基盤の構築の任にあたっている。具体的には、営業情報、技術情報など社内の情報を活用した業務改善に取り組んでいる。

生駒 晴哉(いこま はるや)
株式会社日本総合研究所 産業ソリューション事業本部 システムコンサルタント
松下グループにて主に生産管理分野、技術分野の業務革新を担当し現職へ。製造業向け業務革新コンサルティングを行っている。専門は設計、製造、ナレッジマネジメント。

太田 洋行(おおた ひろゆき)
株式会社大林組 情報ソリューション部 情報技術ソリューショングループ グループ長
工事事務所勤務をへて、情報システム部門で建築・都市計画分野のプレゼンテーション用CGアニメーションのシステム構築および制作・研究業務に従事する。その後、技術情報を中心にKMを手段として情報システム面から全体最適を目指した取り組みを検討・実践している。IT技術より、「理解してもらうこと」や「合意形成にいたるプロセス」などに興味がある。

金森 努(かなもり つとむ)
株式会社電通ワンダーマン ビジネスデベロップメント室室長
競合環境の激化により、個人型業務推進からチーム型への変革の必要性を感じ役員会にKM室設立を起案。初代室長に就任。組織、推進のしくみ、システム(ポータル)を三位一体に整備。現在、提案営業支援KMとして社内に定着。さらにポータルの機能アップと運営ノウハウを蓄積し、ポータルと導入コンサルをセットで外販も行っている。

津田 恭介(つだ きょうすけ)
JECS研究会コーディネータ/WizNets 代表取締役
McKinsey&Company東京・ソウル支社でマネージャーとして、国内外企業のIT企業、製造業等に対して事業戦略、組織戦略プロジェクトを担当。2002年4月より現職。意思決定を司る「経営」と実行力を担保する「現場」の間の神経細胞をつなげることこそ企業におけるナレッジマネジメントの本質という信念を持つ。座右の銘は「知行合一」。

中村 剣(なかむら けん)
セイコーエプソン株式会社 情報化技術企画開発部 主任
イントラネットポータルサイトの構築、運営を通じて社内の情報共有業務に従事。

西村 竜一(にしむら りゅういち)
三井化学株式会社 主席研究員
R&D部門における研究技術文書やファクトデータなどのコンテンツ管理、およびナレッジマネジメント/ポータルシステムの導入、企画、運営を担当。

原木 晋(はらき すすむ)
三共株式会社 IT推進部
社内データの一元化、有効活用に手法を応用、ROIの評価手法を検討中。

深瀬 仁(ふかせ ひとし)
産業機器メーカー在籍、情報企画を担当
入社して11年、グループウェア⇒ポータルといった情報共有化の取り組みや、ネットワークなどのインフラ構築に従事している。新たな仕事(インプット作業)を増やさず、いかに今ある仕事内でのノウハウ共有ができないかというこだわりをもって取り組んでいる。眠ってしまっている情報を活かすTableFinderTMへの取り組みもその一環。

藤澤 康雄(ふじさわ やすお)
株式会社大林組 技術研究所 技術管理部情報グループ グループ長
1999年技術研究所におけるKMの立ち上げから、システム構築および管理・運用にいたる技術研究所KMの責任者として従事している。

藤野 岸朗(ふじの きしろう)
証券会社在籍
入社以来、アナリスト、労務、商品、企画、法人営業、システムなどの部門を経験。豊富な実務経験を生かして、本書の構成監修を担当。システム部門に在籍時、ITによる言語解析技術の製品ConceptBaseに遭遇。爾来、「投資判断に役立つナレッジマネジメント」を提唱するも、道半ばで異動。監査役に就任後は、ライフワークとして取り組んでいる。その一環としてJECS研究会に参加している。

三原 祐治(みはら ゆうじ)
株式会社富士フイルム人材開発センター 主席アドミニストレーター
1999年に富士フイルム研究部門でKM導入計画に参画。現在はKnowledgeの発生に関する研究を主に行っている。

宮尾 健(みやお たけし)
アルプス電気株式会社 営業企画室 マーケティンググループ
情報マネジメントチーム チームリーダー
社内の戦略的情報活用(情報マネジメント)がミッション。情報システム部門でシステムインフラ構築を担当した後、営業部門に異動。営業内情報共有プロジェクトのチームリーダーを務めたのを契機にKMに取り組む。戦略策定・実行に必要な情報を整理分類収集し、社内情報を一元化、意味付けし、戦略策定・実行・進捗管理という情報の流れをコントロールすることが企業におけるナレッジマネジメントと考えている。

ジャストシステム・エンタープライズソリューション協議会(JECS)
http://www.justsystem.co.jp/jecs/
JECS事務局
〒107-8640
東京都港区北青山1-2-3 青山ビルヂング
株式会社ジャストシステム内


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