目次


経営者になる 経営者を育てる

BCG戦略リーダーシップ


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表紙




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はじめに

【第1部】経 営 者 ス キ ル セ ッ ト

 第1章 経営者の時代


  真の経営者が求められる時代に
  真の経営者になるために
  経営者に必要なスキルは習得可能
  経験に基づく経営者成長論・育成論

 第2章 経営者に必要なスキルセット


  経営者が実行すべきこと
  経営者のスキルセットとは何か
  科学系スキル(1):マネジメント知識
  科学系スキル(2):ロジカル・シンキング
  科学だけで解けない課題に対処するためのアート
  科学偏向の弊害を矯正するのも、アート
  五つのアート系スキルとその関係

 第3章 経営者のアート系スキル(1):強烈な意志


  何が何でも結果を出すという「強烈な意志」
  強烈な意志の源泉は二つ:高志と責任感
  高志と責任感の両方が必要
  引き継ぐ者が存在する「意志」でなければならない

 第4章 経営者のアート系スキル(2):勇気


  経営者に必要な「勇気」とは
  トレードオフを理解したうえで、どちらかを捨てる勇気
  不完全な情報下でも必要なタイミングで決断する勇気
  やめる勇気、変える勇気
  必要ならば情を捨てて人を切る勇気
  正しく勇気を使うための要件
  勇気は、蛮勇とは違う
  失敗する確率とダウンサイド・リスクを最小化する
  失敗しても落ち込まず、失敗から学習する
  無私・倫理観

 第5章 経営者のアート系スキル㈫:インサイト


  「インサイト」の欠如により崩壊したタコマ橋
  ロジカル・シンキングのみに頼らない
  フレームワークの限界
  どんな時にインサイトを使うか
  いかにしてインサイトを養うか

 第6章 経営者のアート系スキル㈬:しつこさ


  経営者に必要な「考えるしつこさ」と「実行するしつこさ」
  考えるしつこさがインサイトの源泉
  しつこく考えると、異質な情報に対して謙虚になる
  実行するしつこさ
  代々の経営者に受け継がれるしつこさ

 第7章 経営者のアート系スキル㈭:ソフトな統率力


  社員の自発的行動を促し、企業として結果を出す
  「ソフトな統率力」の要素:夢、共有、チャーム
  カリスマ性とは異なるチャーム

【第2部】い か に し て ス キ ル セ ッ ト を 習 得 す る か

 第8章 習得プロセスを構築し、習慣化する


  経営スキルは“天賦の才”ではない
  オリンピック選手のスキル習得法
  筆者のスキル習得法
  スキル習得法の構築と習慣化

 第9章 「体験」を通じて習得する


  全体体験を通じてしか学べない“総合芸術”
  いかにして実体験を効果的なものとするか
  疑似体験:真剣になれば、実体験を補完する
  疑似体験の方法は三つ
  経営幹部候補生育成プログラム:アクション・ラーニング
  学ぶ側の必死度で、効果は一○○倍違う

 第10章 スキルセットを使い分ける


  経営者に必要なスキルセットには矛盾がある
  環境に応じて経営アプローチを変え、スキルセットを使い分ける

あとがき

参考文献



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著者

菅野 寛(かんの・ひろし)
ボストン コンサルティング グループ ヴァイス・プレジデント アンド ディレクター
東京工業大学工学部卒及び同大学院修士。カーネギーメロン大学経営学修士(MBA with Award)。日建設計を経て現在に至る。ハイテク、情報通信、製造業等の業界に対し、新規事業戦略、営業・マーケティング戦略、研究開発戦略、情報システム戦略等の策定・実行支援プロジェクトを数多く手がけている。 顧客企業のために経営幹部育成プログラムの企画・実施も行っている。

ボストン コンサルティング グループ(BCG)
世界をリードする経営コンサルティングファームとして、様々な業界・マーケットにおいて、企業が競争優位を実現し成功するための支援を行っている。1963年米国ボストンで創業以来、現在、世界37カ国に60の事務所がある。1966年には世界第2の拠点として東京に、2003年には名古屋に事務所を設立。http://www.bcg.co.jp


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