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ビジネス・プロフェッショナルシリーズ
企業変革のプロフェッショナル

持続的な成長を可能する戦略とリーダーシップ


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき

第1章 企業にとって変革はなぜ必要か

 1なぜイノベーションのジレンマに陥るのか

  ◎イノベーションはナレッジが軸となって起きる
  ◎強い企業は強いがゆえに衰退する
  ◎強さの軸はコア・ケイパビリティ
  ◎ケイパビリティを模倣させない

 2コア・ケイパビリティを構成する知識

  ◎知識こそがイノベーションの源泉

 3ケイパビリティを模倣させない

  ◎トヨタ生産方式とは何か
  ◎ブランドも事業を伸ばそうとする必死の試みの結果として高まる
  ◎暗黙知のマネジメント
  ◎ブラックボックス化された知識が企業の強み
  ◎コア・コンピタンスが社員の間でもしっかり理解されていることが必要
  ◎トヨタウェイ——トヨタのナレッジ・マネジメント
  ◎コアのよさを維持しながら揺らぎをかけていく

 4イノベーションのジレンマを克服する

  ◎イノベーションのジレンマの理由
  ◎イノベーションの前に立つ障害
  ◎コアの能力を組織に根づかせる
  ◎コアの強みが硬直性に転ずる
  ◎戦略的ナレッジ・マネジメント
  ◎チェンジ・マネジメント

 5イノベーターのジレンマを阻止するプロジェクト・マネジメント

  ◎業績評価尺度を再定義してみる

  視聴者からのメールへの回答

第2章 変革を導くビジョン

 1企業の成功にビジョンが果たす役割

  ◎残存戦略から成長戦略へ
  ◎ビジョンとは、今を超えてモノを見る力

 2シャープの未来ビジョン

  ◎シャープの躍進
  ◎予測でも、展望でもない「ナレッジ・ビジョン」
  ◎知識の連鎖と知識のブラックボックス化

 3ビジョンの実現に向けて

  ◎ビジョンが実現されていない理由
  ◎ビジョン実現のための4つのステップ

  視聴者からのメールへの回答

第3章 ビジョンに基づく変革のケース

 1ファッション産業を近代化するワールド

  ◎ファッション業界における変革の成功事例 ワールド
  ◎アパレル卸からの脱却
  ◎ワールドのコンセプトはSPA
  ◎危機感と使命感が変革を促す
  ◎ワールドにおける危機感と使命感

 2ワールド改革後の強みはいかにつくられたか

  ◎SPARCS構想がスタートする
  ◎小さな実験室をつくり、第1弾は必ず成功させる
  ◎仮説づくりには時間をかけ、多様な視点を入れる
  ◎顧客志向が経営の基本である
  ◎情報を取り入れて、一気通貫の仕組みをつくる
  ◎動いた人間がたった5人だけだったらどうするか

 3改革前は何が問題だったのか

  ◎変革を科学する
  ◎5つの問題への対応

 4変革の方程式

  ◎企業変革を成功させる5段階

  視聴者からのメールへの回答

第4章 日本企業の強みを生かした変革

 1日本企業は何を大事にして改革すべきか(チームワーク再考)

  ◎チームワークとは何か
  ◎組織は人材の組み合わせの妙

 2組織の人間的側面——今、なぜマズローか

  ◎マズローの「自己実現」を再認識する
  ◎組織で働くことが楽しいと感じた時、自己実現は起こる
  ◎大事なのはツールではなく、ワクワク感

 3WHATを考えるプロセス

  ◎組織の自己実現の前提は社員の自己実現
  ◎ステークホルダーとの対話——IBM、日産にみるコミュニケーションの重要性
  ◎自分たちの使命は何か
  ◎自分には何ができるかを考える
  ◎ミッション、ビジョン、3C

 4変革の原点を考える——ヨーロッパに学ぶ

  ◎ブランドは変革にとって何を意味しているか
  ◎ネスレに学ぶコーポレートブランドのDNA
  ◎フィリプッスと松下のグローバリゼーション・アプローチ
  ◎トランスフォーメーションとカイゼン
  ◎優良企業は変革の力を持ち続ける
  ◎健全なる危機感を持った組織全員のリーダーシップ

  視聴者からのメールへの回答

第5章 知識を軸にした企業変革

 1社員の考える力を高める——なぜトヨタは強いのか

  ◎考える社員づくりに力を入れる

 2無形資産経営の可能性と危険性

  ◎無形資産に対する正しい理解が必須
  ◎企業の資産は財務資産と無形(知的)資産
  ◎知的資産のメジャメントを株価と連動させない
  ◎ブランドは経営そのもの
  ◎優良資産と不良資産

 3いかにして資産の不良化を防ぐか——トヨタのケーススタディ

  ◎常に社員が自ら「この仕事でいいのだろうか」と考える
  ◎「なぜ」を5回繰り返すことができるか
  ◎トヨタのベスト・プラクティス
  ◎ジャスト・イン・タイムの本当の意味

第6章 組織全階層でのリーダーシップ

 1チェンジ・マネジメントを担うリーダーシップ

  ◎ナレッジ・マネジメントとチェンジ・マネジメント
  ◎組織の全階層でリーダーシップが発揮されることが理想

 2リーダーの能力

  ◎リーダーシップ能力は企業業績に大きな影響を及ぼす
  ◎CEOを中心とする経営チームのリーダーシップ

 3リーダーシップの本質

  ◎だれがリーダーか
  ◎マネジャーとリーダーは補完関係にある

 4リーダーシップ・チームワーク

  ◎横のチームワークと縦のチームワーク
  ◎縦のチームワークができてくる組織こそ、変革力のある組織

 5戦略的人事部のリーダーシップ

  ◎人事部は企業変革の重要な仕掛人



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著者

一條和生(いちじょう・かずお)
一橋大学大学院社会学研究科教授/国際企業戦略研究科教授(協力講座)。IMD(スイス、ローザンヌ)客員教授。日本における知識創造理論の権威の一人。一橋大学社会学研究科博士課程卒業。ミシガン大学経営大学院にて博士号(経営学)取得。専門は組織論。主な著書に『バリュー経営−知のマネジメント』『ITとリーダー革命−変革の成功はリーダーで決まる』などがある。

株式会社ビジネス・ブレークスルー(http://www.bbt757.com/)
大前研一総合プロデュースのビジネス専門チャンネル。
ビジネスの基礎からテーマ別講座まで、大前研一をはじめとした一流の講師陣が最先端のビジネス情報、経営ノウハウを提供。4000時間の日本で質量ともに最も充実したマネジメント系コンテンツを持ち、新人から経営トップまで目的に応じて継続的に学べる豊富なサービスを提供している。


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