目次


交渉の戦略

思考プロセスと実践スキル


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はじめに

第1部 クリティカル・シンキング

  交渉におけるクリティカル・シンキングの重要性

第1章 論理の展開

  1|論理展開を支える三つの思考方法

第1節 二分法

  2|二分法とは
  3|二分法の意義と欠点
  4|交渉と二分法
  5|二分法からの脱却
  ———コラム(1) 日常と交渉

第2節 演繹法

  6|演繹法とは
  7|演繹法の問題点
  8|演繹法的思考のチェック(1)——ルール・事実・結論の各段階でのチェック
  9|演繹法的思考のチェック(2)——論理の飛躍のチェック
  ———コラム(2) 二人の僧侶

第3節 帰納法

  10|帰納法とは
  11|帰納法の問題点

第4節 演繹法と帰納法の併用

  12|二つの思考方法を組み合わせる

第2章 批判的思考

  13|論理展開のための思考方法と批判的思考
  14|批判的思考の有効性
  15|言葉の厳密さの重要性
  ———コラム(3) 常識を疑え!

第3章 論理的主張

  16|ゼロベース思考

第1節 課題に対する取り組み方

  17|課題の検証
  18|課題に飛びつかないためには

第2節 仮説思考

  19|仮説思考の有用性
  20|仮説思考の弱点

第3節 主張の論理構築

  21|MECEでモレなくダブリなく
  22|ピラミッド構造
  23|フレームワークの有用性

第4節 フレームワークの具体例

  24|二分割型フレームワーク
  25|時系列型フレームワーク
  26 |3C分析・SWOT分析
  27 |4P分析
  28 |3C・4P分析におけるピラミッド構造
  29 |フレームワークの応用的活用
  30 |プロデューサー的視点の重要性

第2部 ゲーム理論

  交渉とゲーム理論

第1章 ゲーム理論の交渉への応用

  1|ゲーム理論の歴史的背景
  2|ゲーム理論とは何か
  3|ゲームの類型
  4|同時進行ゲーム——絶対優位の戦略
  5|ミニマックスの定理
  6|同時進行ゲーム——囚人のジレンマ
  7|同時進行ゲーム——男女の争い
  8|ナッシュの均衡
  9|同時進行ゲーム——混合戦略
  10|交互進行ゲーム
  ———コラム(4) 物事の因果関係
  11|ゲームの転換——新たな条件の提示
  12|情報非対称ゲーム
  ———コラム(5) 情報の非対称性
  13|交渉におけるゲーム理論の意義
  ———コラム(6) アンカリング

第3部 望ましい交渉スタイル

  交渉とは

第1章 立場駆け引き型交渉

  1|立場駆け引き型交渉とは
  2|ハード型とソフト型
  ———コラム(7) シングル・ネゴシエーション・テキスト

第2章 原則立脚型交渉

  3|原則立脚型交渉とは
  4|利益交換型交渉
  5|問題解決型交渉
  6|原則立脚型交渉を行うために

第4部 戦略的交渉の実践

  「人」と「問題」を分離する
  感情問題をクリアするポイント

第1章 「人」を知る

  1| 「立場」だけでなく「交渉スタイル」を認識する
  2| ひらめきに頼らない
  3| 「自分」を知る
  4|「相手」を知る
  5|異文化を知る

第2章 「問題」を知る

  6|問題は主観的要素を含んだもの
  7|自分の「問題」を知る
  8|目標設定
  9|真の「目標」の把握
  10 |ZOPA——価格交渉に有効なツール
  11 |BATNA——譲歩の限界/最善の代替案を探る
  ———コラム(8) BATNAの価値
  12|相手の「問題」を知る
  ———コラム(9) モラル・ハザード

第3章 交渉の場において

  13|交渉の場(時間的・場所的)について

第1節 ブレイン・ストーミング

  14|問題解決型交渉の核心
  15|ブレイン・ストーミングの手法
  16|ブレイン・ストーミングのポイント

第2節 コミュニケーション

  17|より良いコミュニケーションの構築
  18|コミュニケーション・スタイル
  ———コラム(10) ロック・イン戦術

第3節 話を聞く

  19|話を聞くことの重要性
  20|相手の話を聞き出す
  21|相手の本音を聞く

第4節 効果的に伝える

  22|効果的に伝えるとは


付録 交渉戦術と対処法

  1. 放棄(Abdication)
  2. タイム・プレッシャー
  3. ブラフ
  4. 連合戦術
  5. コミットメント
  6. デッドライン・コントロール
  7. ブロッキング・テクニック
  8. アンカリング戦術
  9. フェイス・セービング
  10. フォールス・コンセッション(False Multiple Concessions)
  11. ディマンド・エンファシス
  12. グッド・ガイ&バッド・ガイ(Good Guy−Bad Guy Routine)
  13. オーソリティ・コントロール
  14. ミスステイトメント(Misstatement)
  15. プレーイング・ダム(Playing Dumb)
  16. リバーシング・ポジション(Reversing Position)
  17. スノージョブ(Snow Job/Alleged Expertise)
  18. サプライズ(Surprise)
  19. 脅迫
  20. シングル・ネゴシエーション・テキスト
  21. 条件付き提示(Conditional Proposals)


参考文献

索引



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著者紹介

田村次朗(たむら・じろう)
慶應義塾大学法学部教授・弁護士。
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、フルブライト留学生としてハーバード・ロースクール留学(LL.M)、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。アメリカ企業公共政策研究所(AEI)、ブルッキングス研究所研究員、ジョージタウン大学客員教授、慶應義塾大学法学部助教授、同大学総合政策学部教授を経て、1997年より現職。国民生活審議会、e-Japanプロジェクトをはじめ、公正取引委員会、経済産業省、総務省主催研究会の委員を務める。経済法研究者新人賞である横田賞受賞。専門は、経済法、国際経済法、交渉学。
現在、ホワイト&ケース神田橋法律事務所特別顧問。



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