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まえがき
第1章▼いま進行中の、流通革命という「天下大乱」で、
コンシューマー企業の大半が消える
1 いま始まっているのは「低価格路線」でもデフレでもない、流通革命だ
2 コンシューマー・マーケティングの成功とは、商品をコモディティにすること
3 流通革命で生き残るのは、グローバルに一握りの企業だけだ
第2章▼カスタマー価値とコンシューマー価値は、
どこが決定的にちがうか
1 コンシューマーはいま切実に、カスタマーになりたいと思っている
2 視点をコンシューマーからカスタマーに転換すると、世界がガラリとちがって見える
3 モノの価値ではなく、生活価値を追求するのが、カスタマー価値
4 カスタマー企業は、コンシューマー企業とドコがちがうか
第3章▼買物のコンシューマー満足から、
ある生活実現のカスタマー満足へ
1 カスタマー企業は、消費を奪い合うのではなく、消費を創造する
2 カスタマー発想は、有望品種、新購買層、新マーケット開拓という発想を否定する
3 カスタマーのニーズに応えてアソートメントするとは、どういうことか
4 カスタマー・ニーズに応えた施設、それがこれからのショッピングセンターだ
5 カスタマーを創造するのは、「生活者」ではなく企業である
6 カスタマーねらいの企業は、「価格第一」ではなく「カスタマー第一」だ
第4章▼カスタマーは、こうして開拓せよ——その成功事例
1 こうしてコンシューマーねらいから、カスタマーねらいに転換して成功した
2 カスタマー視点から見て初めて、米国流通業の価値競争の本質がわかる
3 コンシューマーや他店のカスタマーの潜在的不満から、新しいカスタマーを発見する
4 カスタマー発見の手がかりは、三つある
5 ユニクロ成功の理由にこそ、ユニクロがコピーされる危険も、早く飽きられる危険も潜んでいる
第5章▼「顧客」とカスタマーは、決定的にちがう
1 カスタマーだけ受け入れる店こそ、絶対のデスティネーションがある
2 カスタマーへの苦情対応は、コンシューマーの苦情対応とはまったくちがう
3 浮動的なコンシューマーより、固定的なカスタマーをねらえ
第6章▼ほんとうの企業の実力は、
カスタマーを決めることでつくられる
1 カスタマー企業は、独自技術の宝庫になる
2 創造的利益であるプロフィットと仲介手数料であるマージンを、峻別せよ
3 コンシューマー企業とはまったくちがう、カスタマー企業の収益構造
4 キビしさをキビしさとせず、リスクをリスクにしない、カスタマー企業の組織
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