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目次
第1章 経営戦略としてのオープン・アーキテクチャ
多様な情報を結合させて価値を増大させる戦略
情報技術とビジネスモデルの共進化
オープン・アーキテクチャ時代のビジネスモデル
第2章 情報化時代を動かす三つの要因
時代はなぜオープン・アーキテクチャへ進んでいるのか
[第1の要因]機械系システムの能力向上と人間の認知限界
[第2の要因]情報の非対称性の逆転と顧客の発信する情報をビジネス化するモデル
[第3の要因]情報の非物財的な特性の表面化
第3章 協働組織化メカニズムのイノベーション
オープン・アーキテクチャ戦略の誘因と貢献のメカニズム
ネットワーク経済に見る無償デジタル財の論理
インターネット技術を築いた奉仕モデル
商業的な意図を持った無償供与の戦略
新しい協働メカニズムの探索
第4章 サプライチェーンの再編[水平展開型ビジネスモデル]
オープン・アーキテクチャを切り口とした多様なビジネスモデル
情報産業における水平展開型ビジネスモデル
日用品市場における水平展開型ビジネスモデル
水平展開型ビジネスモデルと情報の結合
第5章 「関係性」のマネジメント[顧客参加型ビジネスモデル]
購買をめぐる情報の流れの変化
大量の情報を手にする顧客と購買代理業の成立
顧客間インタラクション:情報を発信し、交換する顧客
価値を生産する顧客
第6章 結合の場を提供するビジネス[プラットフォーム・ビジネスモデル]
プラットフォーム・ビジネスの提供機能
「信頼」のプラットフォーム
「ことば」のプラットフォーム
「信頼」と「ことば」をつくる会社(1)株式会社プラネットの場合
「信頼」と「ことば」をつくる会社(2)株式会ミスミの場合
プラットフォーム・ビジネスが示唆するもの
第7章 ネットワーク型経済に挑む日本の進路
日本の強みを生かす戦略再構築
「モジュール化の思想」と「最適化の思想」の融合
参加型の価値創造で世界をリードする
ネットワークの可能性は無限大
付論1 電子商取引のドメイン
付論2 顧客間インタラクションの特性
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