目次


小さくても長続きする逆バリ商売のすすめ

手づくり・ローテクにこそ勝機がある!


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


はじめに

第1章 ローテクにこそ夢がある

トラック一台から始めてグループ四〇億円
手づくり産業には誰でも成功のチャンスがある

第2章 だから、最先端は儲からない

新品好きの“ピカピカ主義”は損をする
ハイテクに頼ると、社員が自分の頭で考えなくなる

第3章 貧乏のどん底で決意

極貧の中、農家を豊かにすることを生涯の目標に決めた
共産主義に共感して失望した大学時代

第4章 有機野菜の産直システムをつくる

生協を辞め、川越で産直システムづくりに取り組む
農家が出してくれ た一億八〇〇〇万円
評価を勝ち取った「日本有機農産」ブランド

第5章 元祖「発泡酒」メーカー

大手のビールをしのぐ“地発泡酒”
こうして生まれたサツマイモラガー

第6章 台所こそ最高の研究所

野菜クズの処理から生まれたバイオマス事業
土足で入り込めば大手に勝てる

第7章 大手より中小企業が強い理由

大手スーパーは施設の魅力を落とす
大手企業はリスクをとれない
“手のひら理論”で自立すれば出世もできる

第8章 ビジネスは非合理の中に商機あり

努力するには立地条件の悪い場所を選べ
ビジネスでは一人勝ちをしない

第9章 ウサギが欲しければ、二兎も三兎も追え!

商売は泥沼を両手両足で歩くようなもの
一流の人間を動かすのは“思い”と表現の仕方
議論は多数決で決めると失敗する

第10章 最強のローテク発想術

先進国ほど農業中心、工業は後発の国にシフトする
手づくりの生活産業は巨大ビジネスになる
ローテク発想一〇箇条

参考文献

あとがき



 ↑ページトップへ



著者

朝霧幸嘉(あさぎり・ゆきよし)
1947年生まれ。岡山県の農家に生まれ、貧しい生活の中で、農家の生活を豊かにするために働くことを決意する。島根大学農学部中退後、日本生活協同組合連合会に就職。28歳で独立し、82年に協同商事を設立。トラック1台から始め、川越を拠点に「日本有機農産」というブランド名で有機野菜の産直システムをつくり上げる。冷蔵車による「コールドチェーンシステム」を導入。現在、140台のトラックを保有。そのほか、日本で初めて地発泡酒製造を開始し、現在、地ビール・地発泡酒で年間700キロリットルを生産。全国からの講演依頼も多く、農業、食品、教育、村・町おこし関連の団体に呼ばれて各地で講演活動を行なっている。協同商事グループの売上げは40億円、従業員は350人。

吉村克己(よしむら・かつみ)
ルポライター。1959年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。これまで朝日新聞社、日本能率協会、日本実業出版、日経BP社、日経ホーム出版社などの月刊誌・サイトを中心にインターネット、マルチメディアなどのビジネス・経済・社会問題に関する記事を執筆。著書に『iモードビジネスモデル インパクト』(エイチ・アンド・アイ2000年)、『eラーニング』(エイチ・アンド・アイ2000年)、『最新図解で分かるiモードビジネス』(日本能率協会2001年)、『全員反対! だから売れる』(新潮社2004年)などがある。
katsumi-y@my.email.ne.jp


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.