目次


新版 実践 本物の経営

大変革期を乗り切る指針


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき

第1部 理解編 「本物の経営」だけが企業を成長させる

第1章 なぜ「宇宙の理」に適った経営をしなければならないのか

  世の中を動かすルールが大きく変わり始めた
  「宇宙の理」の成り立ちを波動の原理から読み解く
  人類が生き残る方法は「宇宙の理」に従うことである
  人間がエゴを捨てられたら企業経営も本物になる
  「宇宙の理」に帰ることで地球は第四レベルの星になれる
  たび重なる不祥事ですっかり「信用」を失った名門大企業
  一度失った「信用」はなかなか取り戻せない
  一つの不祥事が企業の存続を左右する時代に
  「地球の理」に従って失墜したトップブランド
  経営陣の当事者能力の欠如が業績の悪化を招いた

第2章 こうすれば、「宇宙の理」に適った経営ができる

  「宇宙の理」に適った経営哲学とは何か
  競争に基づいた経営から「共生」の経営に転換しよう
   (1)複雑から単純へ
   (2)不調和から調和へ
   (3)競争・搾取から共生・協調へ
   (4)秘密から開けっ放しへ
   (5)束縛から自由へ
  企業をのばすには「長所伸展」がベストの手法
   (6)不公平から公平へ
   (7)分離から融合へ
   (8)デジタルからアナログへ
   (9)ムダ、ムラ、ムリをなくす
   (10)短所是正から長所伸展へ

第3章 「本物の経営」には人財、信用、儲かる仕組みが必要

  本物の時代を先取りした吉田松陰の「人財」育成術
  人の育て方で成功を取り逃がした企業
  生命がけで打ち込めば人は誰でも「天才」になれる
  「信用」と「権威」をつくるコツは日本的経営を守ること
  「本物の経営」に欠かせない船井流「儲かる仕組み」
  「儲かる仕組み」を実現する「客志向のシステム」
  「本物の経営」をするには人間心理を読むことも必要
  「儲かる仕組み」を支える「ギブ・アンド・ギブ」の精神

第4章 「本物の経営」を実践するために経営者が心がけること

  トップが身につけるべき七つの条件
   (1)こだわらず、派閥をつくらない人
   (2)自分のお金で汗水流して働いて起業する人
   (3)自己主張をあまりしない人
   (4)忙しいことを喜べる人
   (5)相手に合わせて付き合える人
   (6)バランス感覚のある人
   (7)(現時点では)人を信じすぎない人
  超意識の世界に入ると「宇宙の理」に従える
  トップが生命をかければ企業は絶対にうまくいく
  ジャパネットたかたの成功にみる「宇宙の理」に適った経営

第2部 実践編 「本物の経営」に率いられた本物企業

第5章 「包み込み」の発想で幅広いソリューションを提供
  株式会社大塚商会◆大塚裕司社長


  IT時代をリードする顧客対応のビジネスモデル
  「本物の経営」を体現するミッションステートメント
  「客志向」を実現させたワンストップ・ソリューション
  「全面的個別対応」を形にした「たのめーる」の将来性
  サポートとハードを合わせてお客のニーズを満たす
  社員の考える力を育てる大塚流の「人財」育成法

第6章 素材を活かし、お客を活かす「共生」の経営
  オタフクソース株式会社◆佐々木尉文社長


  八〇年以上も前から「本物の経営」を実践する
  商品に誇りをもち、決して安売りをしない
  原爆の体験を乗り越え、「信用」の大切さを学ぶ
  研究開発の原動力はお客からの「生の声」
  感謝の気持ちが口コミを生み、事業を育ててくれる
  顧客対応の積み重ねで味のバリエーションを増やす
  調味料メーカーならではの「共生」の思想

第7章 生命がけの蘭育種で世界の頂点に立つ
  株式会社河野メリクロン◆河野通郎社長


  人の思いはエネルギーとなり、物質に影響を与える
  国際園芸博覧会で世界の頂点に立ったシンビジウム
  すべてを失ってもいいという覚悟で蘭に人生をかける
  過酷な長距離走の練習が蘭育種の天才を育てた
  生命をかけて取り組めば不可能なことなど何もない
  苦労を楽しみに変える方法を若くして知ってしまった
  蘭のエネルギーが新たなビジネスの扉を開く

第8章 金融サービスを改革する「本物」の経営者
  株式会社関西アーバン銀行◆伊藤忠彦頭取


  本物技術で結ばれた伊藤頭取との出会い
  モノづくりの大切さを学んだ銀行マンの自己改革
  バブルを経験して悟った経営者に不可欠の資質
  常識を破って生まれた「日本初」のオンリーワン商品群
  「客志向のシステム」で実現した全国トップレベルの貸出増加率
  日本を強くする「本物技術」への積極融資

第9章 私心なき経営で本物商品をつくり続ける
  めいらくグループ◆日比孝吉代表兼CEO


  めいらくの豆乳は単純で調和した「幻の豆乳」
  味と香りを瞬間冷凍する独自の製法を開発
  食品の安全を求めて波動の研究を始める
  にんにくのアホエン成分を活かす現代の万能薬「蓬莱」
  無料で配り始めて一四年、配布者の数は二四万人に
  「天の理」の教えは「宇宙の理」そのもの

第10章 「長所伸展」で食文化の新しい価値を創造
  森永製菓株式会社◆森永剛太社長・松崎昭雄相談役


  企業のトップには直感力が必要である
  太一郎と半三郎の名コンビが会社の基礎を築いた
  トップが生命をかければ社員は必ずついてくる
  「森永人十則」にみる森永成功の要因
  パワーブランドを伸ばすのは「長所伸展」の考え方
  「商品を選ぶのはお客様」を周知徹底させる

終章 「本物の経営」が企業を伸ばし、人類と地球を救う!

  トップに高い志がなければ企業は成長できない
  近い将来、世界的な規模で「本物の経営」が広がる
  「百匹目の猿」現象が人類と地球を救う



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著者紹介

船井幸雄(ふない・ゆきお)
1933年大阪府生まれ。1956年京都大学農学部農林経済学科卒業。産業心理研究所研究員、日本マネジメント協会経営指導部長、理事を経て、1970年(株)日本マーケティングセンターを設立。1985年3月社名を(株)船井総合研究所に変更。1988年株式上場。“経営指導の神様”と呼ばれ、コンサルティングの第一線で活躍するとともに、社長、会長を歴任。同社を約300人の経営専門家を擁する日本最大級の経営コンサルタント会社に成長させた。2003年3月名誉会長に就任。2003年4月(株)本物研究所を設立。現在、グループ30余社の総帥。
近著に『船井幸雄の「成功塾」』(ダイヤモンド社)、『これから10年大予測』(アスコム)、『必ずこれからこうなる だからこう対処しよう』(徳間書店)、『イヤシロチ』(評言社)、『上手に生きるルールとコツ』(グラフ社)、『この世の役割は「人間塾」』(ビジネス社)、共著に『あしたの世界』(明窓出版)、『ちょっと話してみました』(グラフ社)他多数。


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