序文　カルロス・カントゥー

はじめに──すべては人にはじまる

第１章──人材はただの「人手」にあらず

第２章──多様性をパワーに

第３章──「目的の力」が人を結束させる

第４章──人を大切にするマネジャーは家庭も大切にする

第５章──そもそも仕事とは何か？

第６章──顧客の“顔”が見えているか

第７章──現場に自尊心と達成感を

第８章──官僚主義が「企業のこころ」を圧殺する

第９章──変化に対応するには

第10章──変革は一人一人が権限を持つことから

第11章──学習する組織でありつづける

第12章──リーダーは奉仕者

第13章──平凡のな力を結集して非凡を成し遂げる


あとがき　チャールズ・W・ポラード㈽世

解説 和田正春
付録──サービスマスターのリーダーシップ、21の原則

梗概

平凡な人が集まって非凡なことを成し遂げる

清掃サービス会社として急成長し、高い評価を得ているサービスマスター社の会長が、倫理と人材を大切にする経営を体験的に語る。

著者紹介

ウィリアム・ポラード（William Pollard）
1977年、上席副社長としてサービスマスターに入社、1981年、社長兼最高経営執行者（COO）に昇格。1983年、最高経営責任者（CEO）に選任され、同社のコンシューマ・サービス事業の急成長に貢献する。1993年に会長に退くが1999年に再びCEOとなり、2001年まで務めた。1990年〜2002年までは取締役会長も務めた。2003年1月に取締役を退き、名誉会長に就任。経営の一線を離れて、コンサルタント的な立場からサービスマスター社の企業倫理などに関するアドバイスを行う。


訳者紹介

大西 央士（オオニシ ヒロシ)
1955年、香川県生まれ。翻訳家。主な訳書に『ケアリ家の黒い遺産』（扶桑社）、『トレント最後の事件』（集英社）、『犬、最愛のパートナー』（晶文社）、『心のままに生きてごらん』（ダイヤモンド社）などがある。