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はじめに
序 章 現場の危機——「事件」の後始末とバブル崩壊
■ 資本構成が変わった一九九二年
■ リクルートのビジネスモデル
■ 人材ビジネスの外部環境の激変
■ 内部に漂う厭戦気分
■ 人材ビジネスとリクルートの転換期
第1章 戦略は現場がつくる——PLAN(戦略立案、戦略具体化、資源配分)
■ 戦略を立案する
■ 事業計画がない、しかし現場戦略はある
■ ドメインがない、しかしカウントはある
■ リクルートがやる必然性はどこにある
■ 事業活動をする意味の追求
■ 目標と目的
■ あとから生まれたミッション・ステートメント
■ 現場の価値観を成文化
■ 営業活動をする意味
■ 組織システムの変更と現場
■ 戦略を具体化する
■ 自由だけど不自由
■ アサインしないリクルートの現場
■ 頭でっかちからの脱却
■ チームによる戦略具体化
■ ストレッチした目標設定
■ 資源配分をする
■ 個人の意志に基づく資源配分
■「働く場の魅力」を追求
■ 必要か不要かの問い
第2章 自ら役割を決めて遂行する——DO(役割設定、遂行)
■ 役割を現場で設定する
■ 個を軸としたMBO推進
■ お前はどうしたい?
■ 事業責任者も役割を自ら規定
■ 役割をどう超えていくか
■ リーダーは何をする
■ 抜擢人事やプロジェクトの編成
■ 徹底した現場での遂行
■ 社員皆経営者主義
■ 新人に新規営業をさせる会社
■ 徹底したOJT——三つの「きく」
■ 遂行を支える仕掛け
■ 時間という経営資源の活用
■ 誉める、誉める、誉める
■ WhyではなくHowで叱る
■ 変わり続けることへのこだわり
■ 現場で自然発生する「場」
■ 場の中で展開される暑苦しい議論
第3章 徹底してオープンな評価——CHECK(評価、組織的学習)
■ 評価のあり方
■ シンプルな評価指標
■ 徹底した議論を経て決まる評価
■ 自ら評価を訴える「場」
■ NVC——新しい価値の創造
■ 自分の仕事って一体何だろう?
■ 組織的な学習
■ グループ・レビューで組織の学習状況をチェック
■ チームマネジメントと学習する組織
■ 事業の「見える化」で現場を強化する
第4章 新規事業は現場が生みだす
——ACTION(さらなる事業推進、新規事業創造)
■ さらなる事業マネジメントの推進
■「好きの力」が引きだす個の志
■ 個人のビジョンをつくる
■「捨てる」文化
■ 新規事業を創りだす
■ New RINGという装置と新規事業が育つプロセス
■ 実際の商品が生まれる瞬間
第5章 自律が前提の人事制度 ——BASE(採用、組織基盤、人事制度)
■ 最初に採用ありき
■ 強い動機を持った人の採用
■ 採用に関する基本的考え
■ 強い採用がなぜできるのか?
■ 求める人材の軸の変化
■ ベースにあった組織基盤
■ 大切な組織文化というDNA
■ 執拗なコミュニケーション
■「らしさ」を活かした強み
■ リクルート流の誉め言葉
■「ナレッジランド」という場
■ カオスに満ちた現場
■ 人事制度による下支え
■ 営業担当者が人事制度を講演する会社
■ 自律を促すプロフェッショナル・プログラム
■ 能力を高めるための仕組み
第6章 現場マネジメントが達成したこと
■ 借入金返済の事実
■ 失ったものは何か?
■ トップダウン型マネジメントからの転換
■ 個を基点とした現場マネジメント
■ 真のリストラの実現
■ 人材輩出企業としてのリクルート
第7章 リクルートの現場、これからの課題
■ あいまいさの許容
■ 新たなる全体最適モデル
■ アスピレーション・エンジンの強化
■「打てば響く」企業であり続ける
おわりに
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