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はじめに
プロローグ
第 1 章 世界を驚かせた買収発表
突如姿を現した巨大資本
カーライル・グループの実力
イー・アクセスへの投資判断
第 2 章 携帯電話・PHS業界の20年
「ラットイヤー」と呼ばれる業界
「モバイル」という新大陸
PHS誕生と過当競争時代の幕開け
iモードがすべてを変えた
モバイル通信業界の再編が始まった
au、J‐フォンの巻き返し
FOMAで失敗したドコモ
「ケータイ」の新たなステージ
出遅れたボーダフォン
第 3 章 「ビジネスモデル」の重要性
「ケータイ」を支えるインセンティブ販売
高機能化とユーザーの成熟
iモードがすぐれていたのは技術ではない
ドコモとau、ビジネスモデルの違い
パケット料金定額制がビジネスモデルを変える
生活インフラ化に向かう「次の一手」
第 4 章 携帯・PHS業界、経営の不思議
携帯電話会社の経営のカギ
電波は有限な資源である
周波数が足りない
重要なのはカバレッジ
加入数を増やす仕組みとしての端末戦略
インセンティブの重圧
垂直統合型ビジネスモデルの行方
第 5 章 PHSの逆襲
時代の寵児となったPHS
PHS業界沈没の理由
新たな転換の兆し
ブランドイメージの壁
復活のターニングポイント
データ通信はどこまで速くなるのか
次世代速度を実現する高速通信技術
基地局の高度化でさらに速くなる
逆転の発想、高速化サーバ
医療現場でのPHS
イメージ逆転の可能性
第 6 章 日本発技術は生き残るか
過熱するアジアの携帯・PHS市場
中国版PHS「小霊通」の大躍進
「小霊通」と「PHS」のどこが違う
アジアがPHSを育てる
アジアで勝ち残る技術
第 7 章 明かされた謎
残された疑問
第一の仮説、電波資源の枯渇シナリオ
第二の仮説、「完全定額制」のビジネスモデル
アクセスチャージからの部分開放
周波数利用効率における優位性
低ARPUでの闘い
逆転戦略へのハイブリッド経営
第 8 章 ウィルコム・ルネッサンス
起業家の登場とイノベーション
きっかけとしての予期せぬ成功
構造変化の本質
認識ギャップに潜む機会
新技術のリードタイム
起業家精神のもたらすもの
経営システムのイノベーション
ウィルコムに学ぶもの
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