目次


ドラッカー名著集 現代の経営[上]


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき

序 論 マネジメントの本質

第1章 マネジメントの役割

 事業に命を吹き込む存在
 経済発展を支える鍵

第2章 マネジメントの仕事

 マネジメントへの無理解
 経済的な成果をあげる
 マネジメントの第一の機能——事業をマネジメントすること
 創造的な活動としてのマネジメント
 マネジメントの第二の機能——経営管理者をマネジメントすること
 マネジメントの第三の機能——人と仕事をマネジメントすること
 現在と未来のマネジメント
 マネジメントの多目的性

第3章 マネジメントの挑戦

 新たな産業革命
 オートメーションとは何か
 オートメーションと人間
 マネジメントに要求されるもの


第1部 事業のマネジメント

第4章 シアーズ物語

 顧客にとっての価値は何か
 近代企業への成長の要因
 数々のイノベーション
 新しい問題と新しい機会

第5章 事業とは何か

 人が事業を創造する
 企業の目的
 起業家的な二つの機能——マーケティングとイノベーション
 経済成長の機関としての企業
 富を生み出す資源の生産的な利用
 生産性のコンセプト
 利益の機能

第6章 われわれの事業は何か

 正しい答えはわかりきったものではない
 われわれの事業は何かが最も重要
 顧客は誰か
 顧客にとっての価値は何か
 われわれの事業は何になるか
 われわれの事業は何であるべきか
 目標設定の重要性

第7章 事業の目標

 「唯一の正しい目標」の誤り
 いかにして目標を設定するか
 市場地位——マーケティングに関わる目標
 イノベーションに関わる目標
 生産性と付加価値に関わる目標
 資源と資金に関わる目標
 どれだけの利益が必要か
 利益を測定する尺度は何か
 その他の重要な領域に関わる目標
 目標の期間設定
 目標間のバランス

第8章 明日を予期するための手法

 明日を予期することの重要性
 景気循環を迂回する
 意思決定のための三つの手法
 経営管理者の育成が鍵

第9章 生産の原理

 生産能力は決定的要因
 三つの生産システム
 個別生産
 二つの大量生産
 プロセス生産
 生産部門に要求すべきこと
 生産システムがマネジメントに要求するもの
 オートメーション化——革命か漸進か


第2部 経営管理者のマネジメント

第10章 フォード物語

 経営管理者は最も稀少な資源
 ヘンリー・フォードの失敗
 マネジメントの構築
 経営管理者をマネジメントすることの意味

第11章 自己管理による目標管理

 方向づけを誤る要因
 専門化した仕事にひそむ危険性
 階層によるマネジメントの違い
 何を目標とすべきか
 キャンペーンによるマネジメントは失敗する
 マネジメントは目標設定に責任をもつ
 自己管理によるマネジメントへの変革
 報告と手続きに支配されるな
 マネジメントの哲学

第12章 経営管理者は何をなすべきか

 経営管理者の仕事の範囲
 経営管理者の責任の範囲
 経営管理者の権限
 経営管理者とその上司

第13章 組織の文化

 凡人を非凡にする
 五つの行動規範
 無難であることの危険
 評価の必要性
 報奨と動機づけとしての報酬
 昇進を過大視する弊害
 適切な昇進制度
 マネジメントの理念
 マネジメントの適性
 リーダーシップとは何か

第14章 CEOと取締役会

 ボトルネックはボトルのトップにある
 CEOの仕事の混乱ぶり
 CEOは一人という迷信
 CEO一人体制の危険
 CEOチームの組織化
 取締役会

第15章 経営管理者の育成

 三つの責任
 経営管理者の育成にあらざるもの
 経営管理者の育成の原則
 経営管理者の育成の方法

上巻への訳者あとがき

参考文献

索引



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[著者]

P.F.ドラッカー(Peter F. Drucker、1909-2005)
20世紀から21世紀にかけて経済界に最も影響力のあった経営思想家。東西冷戦の終結や知識社会の到来をいち早く知らせるとともに、「分権化」「目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」など、マネジメントの主な概念と手法を生み発展させたマネジメントの父。
著書に、『「経済人」の終わり』『企業とは何か』『現代の経営』『経営者の条件』『断絶の時代』『マネジメント』『非営利組織の経営』『ポスト資本主義社会』『明日を支配するもの』『ネクスト・ソサエティ』など多数ある。


[訳者]

上田惇生(うえだ・あつお)
ものつくり大学名誉教授、立命館大学客員教授。1938年生まれ。61年サウスジョージア大学経営学科留学、64年慶應義塾大学経済学部卒。経団連会長秘書、国際経済部次長、広報部長、㈶経済広報センター常務理事、ものつくり大学教授を経て、現職。
ドラッカー教授の主要作品のすべてを翻訳、著書に『ドラッカー入門』がある。ドラッカー自身からもっとも親しい友人、日本での分身とされてきた。ドラッカー学会(http://drucker-ws.org)代表。


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