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著者紹介
P.F.ドラッカー(Peter F. Drucker)
ビジネス界に、もっとも影響力をもつ思想家として知られる。「経営戦略」「目標管理」「民営化」「顧客第一」「分権化」「情報化」「知識労働者」など、おもなマネジメントの理念と手法の多くを考案し、発展させてきた。
1909年、ウィーンに生まれる。フランクフルト大学卒。33年発表の論文がナチス・ドイツの不評を買い、英国に逃れる。ロンドンで保険会社のエコノミストなどを経験後、渡米。39年ファシズムの起源を分析した『経済人の終わり』を刊行。44年GMよりトップ経営陣の研究の依頼を受け、46年『会社という概念』に結実。50年ニューヨーク大学教授に就任。54年『現代の経営』、59年『変貌する産業社会』を発表。このころから日本への関心が高まる。
以降、64年『創造する経営者』、67年『経営者の条件』、69年『断絶の時代』、74年『マネジメント』、76年『見えざる革命』、79年『傍観者の時代』、80年『乱気流時代の経営』、85年『イノベーションと起業家精神』、89年『新しい現実』、92年『未来企業』、93年『ポスト資本主義社会』、95年『未来への決断』、99年『明日を支配するもの』などを著わす。71年から米国クレアモント大学院大学教授に就任し、91歳の現在も現役で教えている。
また、フロイト、ヒトラー、ケインズ、シュンペーターを直に知る20世紀の数少ない思想家の一人である。
編訳者紹介
上田 惇生(ウエダ アツオ)
(財)国際技能振興財団理事、(財)ものつくり大学設立準備財団企画財務本部理事。『明日を支配するもの』などドラッカーの翻訳が多数ある。 |