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梗概
通貨危機、経済クラッシュの津波を被害僅少で乗り切ったアジアの華人企業グループ。
その驚異の実力・実体を、最新・詳細な経営・事業データに基づき、客観評価。
インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイ、香港、台湾——
各国とのビジネスにはもちろん、グローバルなビジネスに、不可欠、必携!
かつてない詳細な分析と有用な情報の書。
各国・各地域の華人企業について、通用日本語名、中国語名、英語名による資料・索引を付す。
●注目されているにもかかわらず、さまざまな原因で、華人企業グループの詳しい状況はあまり知られていない。華人企業グループは神秘のベールに包まれているようにもみえる。華人経済に関する研究、華人企業とのビジネスを行うにあたって、最も大きな困難は、なんといっても情報不足である。
●日本でこれまで出版された華人経済、華人企業に関する書物に比べ、本書は以下の面においてとくに力を入れた。
1 アジアの華人企業グループに関する全般的な状況について研究し、全体図を描くのみならず、その特徴を国ごとに分析し、さらに国別に代表的な企業グループを取り上げて検討、紹介した。
2 アジア地域における華人企業グループの相互間のつながりと協力関係、いわゆる華人ネットワークの実態を解明し、ビジネスにおける具体的な活用状況の把握を試みた。
3 通貨危機とその対応策によって、華人企業グループの組織構成、事業内容も大きく変わっているため、通貨危機後の最新情報を盛り込み、危機後の華人企業グループの現状把握に努めた。
4 取り上げた華人企業グループと関係するグループ名、企業名、人名について、中国語名、英語名および日本でよく使われる日本語通用名をできるだけ併記し、実用に供せるものとした。
5 巻末に、主要華人企業・銀行の一覧表、および、三つの言語の名称に対応するグループ名・企業名と人名の索引を付けた。
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