目次


入門マイクロファイナンス


[目次] [著者紹介]


表紙




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第1部 マイクロファイナンスを学ぶ


第1章 マリア、サント・ドミンゴ、2003年7月

 その日暮らしの生活からどうすれば抜け出せるだろう
 ショーケースの購入資金が借りられれば
 6000ペソ(約2万4000円)のローンが承認された

第2章 ビジネスモデルとしてのマイクロファイナンス

 貧困緩和を目的とするビジネスモデル
 マイクロファイナンスの仕事がしたい

第3章 マイクロファイナンスとは何か

 マイクロファイナンスの原型は小口融資
 利用者は誰なのか
 利用者はどこにいるのか
 貧困層にどんな効用をもたらすのか
 貧困層に対する金融サービスの提供者、MFI
 マイクロファイナンスは、いつ、どこで始まったのか
 MFIではどんな融資モデルが使われているか
 貧困層は本当にローンを返済できるのか

第4章 マイクロファイナンスの現状分析

 マイクロファイナンスの担い手たち
 国際開発機関の重要な役割
 MFIの格付け・査定機関
 国際資本市場が最大の資金源
 マイクロファイナンスの商業化とは
 MFIの事業拡大と自立に向けて
 MFI商業化を支援する組織

第5章 マイクロファイナンスの現場から

 MFIは、顧客とどう対応しているか
 ドミニカ共和国のアドペムを訪ねて
 アドペムの顧客のありのままの姿
 アドペムのローン審査会議の実際
 アジア初の上場MFI、バンク・ラキャット・インドネシアを見学する
   BRIの背景
   BRIユニットの仕組み
   BRIの商品
   BRIの功績
   BRIユニットの顧客訪問、ナンディ氏の場合
   BRIの村落銀行業務、バダム・クレジット・デサ

第6章 なぜ、私たちにとって重要な問題なのか

 私たちは「世界村」で生活している
 いかに、マイクロファイナンスに参加するか


第2部 マイクロファイナンスに投資する

第1章 マイクロファイナンス投資のすすめ

 マイクロファイナンスは道理にかなっている
 マイクロファイナンス業界の資金の流れ
 資本市場に初参入したラテン・アメリカのMFI

第2章 マイクロファイナンス投資の収益構造

 社会収益と財務収益の「二重収益構造」
 投資判断を下すためにどんな情報を利用するか

第3章 資本市場との架け橋となる投資ファンド

 増加するマイクロファイナンス投資ファンド
 マイクロファイナンス投資ファンドの歴史
 一般投資家に開放されている9つの投資商品
 マイクロファイナンス投資の留意点と動向


あとがき ビジネスモデルのまったく新しい概念

付録

参考文献



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著者紹介

フェルダー直子(旧姓 久津直子)(フェルダーなおこ)
投資コンサルタント。スイス在住。日本で生まれ、小学校から高校まで中南米で過ごす。国際基督教大卒。1983〜87年まで日本のベアリング証券でアナリスト、のち営業マネージャーを務める。88〜96年までスイスのプライベートバンク・フォントベルで日本株ファンドマネージャーとして活躍した後、97〜98年スイス野村バンクで資産運用部を開設。2000年にコンサルタントとして独立し、2002年よりマイクロファイナンスに専念。ブルーオーチャード社顧問。
2004年11月にドイツのムルマン社から『メーキングセンス』(本書の英語版)を出版、05年3月に同社からドイツ語訳を出版。



[訳者]

森 友環莉(もり・ゆかり)
コンピュータシステムコンサルタント。スイス在住。藤女子大卒後、日本でシステムエンジニアとして勤務。1990〜92年オーストラリア勤務を経て、93年日系企業のシステムサポート会社のチューリッヒ支部を開設し、95年に独立。主に金融証券流通分野でシステムコンサルティング・開発等を行なっている。2003年よりフェルダー直子のマイクロファイナンスに関する主旨に賛同しサポートを行なっている。


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