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はじめに
プロローグ
「ITS」が実現する世界とは——渡邉浩之・トヨタ自動車専務取締役に聞く 聞き手・神尾寿
第1部 テレマティクス
第1章 テレマティクスとは何か?
自動車向け情報サービス「テレマティクス」
テレマティクスビジネスのエコシステム
第1世代テレマティクスの登場
第1世代テレマティクスはなぜ失敗したか
第2世代テレマティクスで何が変わったか
海外のテレマティクスサービス
第2章 自動車メーカーのテレマティクス戦略
トヨタ自動車のテレマティクス戦略
G-BOOKの基本戦略
クルマの価値向上
顧客との長期的な関係構築
新ビジネスの創出
第2世代G-BOOKの総括
G-BOOK次世代戦略のキーポイント
第1の鍵「セーフティ&セキュリティ」
第2の鍵「インターフェイス」
第3の鍵「DRM」
第3世代G-BOOKは成功するか
日産自動車のテレマティクス戦略
カーウイングスの基本戦略
基本は“カーライフ”のサポート
「シームレスで使いやすく」が戦略
第2世代カーウイングスはなぜ苦戦したか
カーウイングス次世代戦略のポイント
第3世代カーウイングスが重視するブルートゥース
「エンハンスド・ナビ」路線を強化
プラットホーム戦略
その他のサービス
第3世代カーウイングスは成功するか
ホンダのテレマティクス戦略
インターナビプレミアムクラブの基本戦略
テレマティクスはクルマの一部である
ホンダ車オーナーへの「プレミアム」サービス
利用料金はクルマに含まれる
インターナビプレミアムクラブはなぜ成功したか
インターナビプレミアムクラブの次世代戦略
第2世代の課題とその払拭
ドライバー支援サービスの拡大
携帯電話との接続はブルートゥースを推進
インターフェイス
エンタテインメント
インターナビプレミアムクラブは今後も成功し続けるか
第3章 テレマティクス普及のシナリオ
「渋滞情報サービス」の訴求力と今後
インターネットITS
道路交通法改正のインパクト
携帯電話利用規制がブルートゥースの追い風になるか
駐車場「満車空車情報サービス」の可能性
商用車向けテレマティクス
音楽配信の可能性
第2部 安全のITS
第4章 「安全のITS」とは何か?
“安全”はITS普及のキラーサービス
「Time to Collision」という考え方
二つの「安全のITS」。ASVとAHS
ASV・AHSの主な安全技術
横滑り防止装置(SCS)
前方障害物衝突防止支援システム
車間維持システム(ACC)
車線維持支援システム(レーンキープアシスト:LKA)
夜間安全確保技術
相互間通信
第5章 自動車メーカーのITS戦略
トヨタ自動車の「安全のITS」
トヨタの安全ITSの現況
安全ITSの基本戦略
単機能を協調させて新機能を生み出す
予防安全領域がさらに広がる
相互間通信システムは国際標準化が課題の一つ
日産自動車の「安全のITS」
日産の安全ITSの現況
通信は「インフォメーション系」の有効性が高い
インフォメーションセーフティの詳細
相互間通信
ホンダの「安全のITS」
ホンダの安全ITSの現況
安全技術のシームレス化が進む
普及の鍵は「融合」と「専用部品からの脱却」
相互間通信は「コミュニケーション」にも可能性
普及の鍵を握るサプライヤー
第6章 安全ITS普及のシナリオ
「自律型」から「協調型」に発展
自律型先進安全の今後
協調型先進安全の今後
協調型先進安全装備普及のシナリオ
商品化の課題とビジネスモデルの重要性
DSRCは先進安全装備で普及する
先進安全装備のグローバル展開
ポストGPSの必要性
「自動運転」の未来は来るか
第2東名で自動運転実現に備える
第7章 テレマティクス/ITSで重要な「通信」の世界
クルマと関わる通信サービス
広域系の主役は「携帯電話」
狭域系の注目は「DSRC」と「無線LAN」
その他の注目技術とサービス
海外の動向
第8章 携帯電話キャリアの自動車向けビジネス
NTTドコモの自動車向けビジネス
ドコモの基本戦略
通信モジュールの展開
「ケータイ」とクルマの連携
安全・環境にドコモも貢献
次世代テレマティクス戦略は「携帯連携」を重視
クルマと携帯の連携サービス
ドコモのブルートゥース戦略
ドコモの自動車ビジネスの潜在力
KDDIの自動車向けビジネス
KDDIの基本戦略
クルマはユビキタスソリューションの一分野
キャリアのビジネスモデルからの脱却
通信モジュールの進化
ブルートゥースへの取り組み
将来への技術的な取り組み
KDDIの自動車ビジネスの潜在力
第9章 クルマと「ケータイ」連携の可能性
クルマ向け電子決済でも有望な「おサイフケータイ」
「ケータイ」のコンテンツを活用せよ
あとがき
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