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梗概
「脅威」と見るか、「チャンス」にするか?
世界最速の経済成長を続ける中国の可能性を、上海経済圏2億人市場を中心として検証し、日本企業の取るべき戦略を明らかにする。
世界中のヒト、モノ、カネ、そして情報は、いまや中国に向かっている。いつまでも日本という枠にしがみついていると、世界の動きからどんどん取り残されてしまう。
企業だけではなく、一人ひとりの個人にとってもまた、自分自身をもっともよく活かせる市場を世界に求めるべき全球化(グローバリゼーション)の時代がやってきた。終身雇用制や企業年金制度がガラガラと音を立てて崩れつつあるいま、もはや狭い日本にしがみついている理由はない。
発想と行動のヒントは、現在の上海が体現している猛烈な変化のスピードと全球的大競争(グローバル・コンペティション)の渦の中にある。中国、とりわけ龍頭・上海を見ずして、21世紀のビジネスを語ることはできない。——「プロローグ」より
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