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序 文
序 章
本書の内容
第1章 行動ファイナンスの心理学的基礎
1-1 本章の概要
1-2 意思決定あるいは認知バイアスの現実性
1-2-1 過剰な楽観性
1-2-2 自信過剰
1-2-2-1 応用例:個人投資家に見る自信過剰
1-2-3 認知的不協和
1-2-4 確証バイアス
1-2-5 保守性バイアス
1-2-6 アンカリング
1-2-6-1 応用例:利益発表後のドリフト現象
1-2-6-2 ケース・スタディ:フォワード・ディスカウントの謎
1-2-6-3 応用例:アンカリングと企業価値評価
1-2-7 代表性ヒューリスティック
1-2-7-1 応用例:予想修正
1-2-8 利用可能性バイアス
1-2-8-1 応用例:株式銘柄の選択
1-2-9 曖昧性忌避
1-2-9-1 応用例:不十分な分散化と認知の必要性
1-3 選好の間違いと文脈に依存しない意思決定
1-3-1 狭いフレーミング
1-3-1-1 応用例:キャッシュフローか利益か?
1-3-1-2 応用例:見積もりvs 一般会計原則
1-3-2 プロスペクト理論
1-3-2-1 非線形加重
1-3-2-2 応用例:ボラティリティのスマイル効果
1-3-2-3 価値関数
1-3-2-4 応用例:株のリスク・プレミアム
1-3-2-5 応用例:処置効果──株と住宅
1-3-2-6 応用例:トレーディング──プロは損失回避的?
1-3-2-7 応用例:ボラティリティ・インデックス
1-3-2-8 応用例:経済学
1-3-3 動学的プロスペクト理論
1-3-3-1 応用例:インプライド株式リスク・プレミアムと戦術的資産配分
1-4 まとめ
第2章 不完全な市場と限定的アービトラージ
2-1 本章の概要
2-2 ケチャップ経済
2-3 効率性とLOOP
2-4 株式市場
2-4-1 双子証券
2-4-2 株式のカーブアウト
2-4-3 親会社の謎
2-4-4 クローズド・エンド型投資信託
2-5 他の市場
2-5-1 コーラブル債
2-5-2 流動性プレミアム
2-5-3 ストリップ債
2-5-4 短期証券 vs 長期国債
2-5-5 オンもしくはオフ・ザ・ラン取引
2-6 不完全な代替資産
2-6-1 株価指数への採用と株式の需要曲線
2-7 限定的アービトラージ
2-7-1 ファンダメンタル・リスク
2-7-2 資金調達リスク、ノイズ・トレーダー・リスク
2-7-2-1 タイム・ホライズン・リスク(期間リスク)
2-7-2-2 マージン・リスク(追加証拠金リスク)
2-7-2-3 空売りカバー・リスク
2-7-3 プリンシパル − エージェント問題とアービトラージ
2-8 ポジティブ・フィードバック取引
2-9 リスク管理と限定的アービトラージ
2-10 ノイズ・トレーダーの生存
2-11 情報の不完全性
2-11-1 ガン治療薬をめぐる熱狂
2-11-2 とんでもない混同をした投資家が犯す無知な選択
2-11-3 ドットコム企業と名称変更
2-12 まとめ
第3章 投資スタイル
3-1 本章の概要
3-2 投資スタイルを検証するためのデータ
3-3 投資スタイルのヒストリー
3-4 スタイル・ローテーションの潜在的利益
3-5 投資スタイルのライフサイクル
3-5-1 スタイルの意義
3-5-2 リターンの共変動
3-5-3 投資スタイルのライフサイクル
3-6 バリュー対グロース:リスク要因か行動学的要因か
3-7 スタイル・ローテーション
3-8 定量的スクリーニング
3-8-1 バリュー戦略
3-8-1-1 収益性指標
3-8-1-2 財務レバレッジ、流動比率、資金調達関連指標
3-8-1-3 事業収益性指標
3-9 投資スタイル切り替えのタイミング
3-9-1 株式リスク・プレミアム
3-9-2 配当性向
3-9-3 新規上場
3-10 まとめ
第4章 株式価値評価
4-1 本章の概要
4-2 ケインズの美人投票
4-3 ファンダメンタルズの(不)適切性
4-4 株式価値評価と行動バイアス
4-4-1 相対評価でなく絶対評価を
4-4-2 利益でなく、キャッシュフローを
4-5 資本コスト
4-5-1 資本資産価格モデル
4-5-2 CAPMの実験的根拠
4-5-3 CAPMの経験的根拠
4-5-4 CAPMの仮定
4-5-5 マルチファクター・モデル
4-5-6 マルチファクター・モデルの由来 ──効率的市場視点:リスク・ベース型
4-5-7 マルチファクター・モデルの由来──非リスク・ベース型
4-5-8 マルチファクター・モデルの由来──行動学的視点
4-5-9 モメンタム
4-6 限定的アービトラージ要因
4-6-1 銘柄特有のリスク
4-6-2 個別銘柄のボラティリティはなぜ高まっているのか?
4-6-3 流動性
4-6-4 応用編
4-7 アナリストの手引き
第5章 ポートフォリオ構築とリスク管理
5-1 本章の概要
5-2 共分散
5-3 相関
5-4 リターンの分布
5-5 ファット・テイルか外れ値か?
第6章 資産配分
6-1 本章の概要
6-2 マーケットとファンダメンタルズ
6-3 配当利回り、スプレッド、指標分析
6-4 益利回り、スプレッド、指標
6-5 配当性向
6-6 株式リスク・プレミアム
6-7 コ−ポレート・ファイナンスは戦術的資産配分に有益か?
6-7-1 新規上場と公募増資
6-7-2 企業買収のファイナンス
6-7-3 インサイダー取引
6-8 市場の流動性
6-9 臨界点としての暴落
6-9-1 外れ値としての暴落
6-9-2 複雑適応系における臨界点
6-9-3 金融市場と離散的なスケール変換
6-10 まとめ
第7章 コーポレート・ファイナンス
7-1 本章の概要
7-2 非合理的な経営者/合理的な市場
7-2-1 資本構成のペッキング・オーダー
7-2-2 キャッシュフローと投資
7-2-3 フリー・キャッシュフローの危険性
7-2-4 コーポレート・ガバナンス
7-2-5 抽出メカニズムとしての配当
7-3 合理的な経営者/非合理的な市場
7-3-1 合併・買収
7-3-2 新規上場
7-3-2-1 低すぎる公募価格
7-3-2-2 ホット・マーケット
7-3-2-3 長期パフォーマンスの悪さ
7-3-2-4 IPOにおける定型化された事実を説明する統一理論
7-3-3 公募増資
7-3-4 自社株買い
7-3-5 カーブアウト、スピンアウト、スピンオフ
7-3-6 トラッキング・ストック
7-3-7 転換社債
7-4 まとめ
終 章
参考文献
索 引
訳者あとがき
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