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序
1 「悪意なき欺瞞」とは何か
経済につきまとう誤解
2 「資本主義」という死語
「資本主義」の凋落
「資本主義」に代わる言葉
「市場システム」という語に秘められた欺瞞
3 市場における本当の主役
コントロールされる消費者
消費者主権という欺瞞
GDPという欺瞞
4 「労働」をめぐるパラドックス
「労働」をめぐる欺瞞
「労働は喜びである」という言説の嘘
5 企業を支配する「官僚主義」
過大評価される小規模企業
企業経営に関する幻想
企業経営者の絶大な力
経営陣に服従する株主
6 「株主主権」という虚構
企業経営者たちの悪意
現代企業の抱える善と悪
7 「官と民」という神話
軍産複合体の正体
政府をも「経営」する企業経営者
消滅する官と民の境界線
8 幻想が支配する金融の世界
経済予測をする人々
ITバブルの仕掛け人
解雇に関する欺瞞
腐敗するエコノミスト
9 「中央銀行制度」という現実逃避
連邦準備制度をめぐる虚偽のシナリオ
実効性なき金融政策
無為無策の歴史
幻想にすぎない連邦準備制度の役割
10 企業経営者の許されざる罪
盛り上がる反企業の世論
権限を悪用する企業経営者
11 外交と軍事の民営化
事実を歪曲する勢力
軍産複合体という現実
12 現代経済社会の真相
経済政策がもたらした多くの犠牲
人類の犯す最大の失敗
訳者解説
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