目次

ネクスト・ソサエティ

歴史が見たことのない未来がはじまる
原書名 Managing in the Next Society


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表紙




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第㈵部 迫り来るネクスト・ソサエティ

第1章  ネクスト・ソサエティの姿
第2章  社会を変える少子高齢化
第3章  雇用の変貌
第4章  製造業のジレンマ
第5章  企業のかたちが変わる
第6章  トップマネジメントが変わる
第7章  ネクスト・ソサエティに備えて


第㈼部 IT社会のゆくえ

第1章  IT革命の先に何があるか?
第2章  爆発するインターネットの世界
第3章  コンピュータ・リテラシーから情報リテラシーへ
第4章  eコマースは企業活動をどう変えるか?
第5章  ニューエコノミー、いまだ到来せず
第6章  明日のトップが果たすべき五つの課題


第㈽部 ビジネス・チャンス

第1章  企業家とイノベーション
第2章  人こそビジネスの源泉
第3章  金融サービス業の危機とチャンス
第4章  資本主義を越えて


第㈿部 社会か、経済か

第1章  社会の一体性をいかにして回復するか?
第2章  対峙するグローバル経済と国家
第3章  大事なのは社会だ——日本の先送り戦略の意図
第4章  NPOが都市コミュニティをもたらす



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梗概

社会の変化がビジネスの常識を根底からくつがえす!
時代の変化をいち早く見抜き、鋭い洞察力で描く、待望の書き下ろし最新作!

『断絶の時代』から三五年。ふたたび世界は大きく変貌を遂げようとしている。経済が社会を動かす時代から、社会の変化が経済を動かす時代がやってくる。
ビジネス界にとって最も大きい変化とは、「若年人口の減少」「労働力人口の多様化」「製造業の地位の変化」の三つの変化が重なり合ってもたらす構造的な変化である。
「若年人口の減少」は、たんに労働力人口の不足を招くだけでなく、旧来の「市場」「マーケティング」の意味を根本から変える。正社員が減り、それ以外の雇用形態が大幅に増える「労働力人口の多様化」によって、企業の形そのものが大きく変わる。あるいは、富と雇用の生み手としての製造業は、その地位の変化によって、もはや経済の唯一の主役ではなくなる。さらに、ドラッカーが説いてやまない知識労働者の台頭が明らかになってきた。
これらの変化が織り成す次の社会は、いったいどのようなものになるのか。世界は、いまなお混沌と急激な変化の中にあるが、大きな流れは見えてきた。
経済とともに社会のイノベーションを必要としている日本にとって、本書が投げかけるメッセージの意義は大きい。ビジネスに携わるすべての人に読んでもらいたい書である。



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著者紹介

P.F.ドラッカー(Peter F. Drucker)
ビジネス界にもっとも影響力をもつ思想家として知られる。東西冷戦の終結、転換期の到来、社会の高齢化をいち早く知らせるとともに、「分権化」「目標管理」「経営戦略」「民営化」「顧客第一」「情報化」「知識労働者」「ABC会計」「ベンチマーキング」「コア・コンピタンス」など、おもなマネジメントの理念を生み、発展させてきた。
1909年、ウィーンに生まれる。フランクフルト大学卒。現在、米国クレアモント大学院大学教授。
主な著書に『現代の経営』『経営者の条件』『断絶の時代』『マネジメント』『ポスト資本主義社会』『明日を支配するもの』など多数ある。2000年刊行の「はじめて読むドラッカー」三部作、『プロフェッショナルの条件』『チェンジ・リーダーの条件』『イノベーターの条件』が世界中で大反響を呼ぶ。


訳者紹介

上田 惇生(ウエダ アツオ)
1961年サウスジョージア大学経営学科、64年慶応義塾大学経済学部卒業後、経団連事務局入局。同国際経済部次長、広報部長、経済広報センター常務理事を経て、現在、ものつくり大学技能工芸学部教授、学校法人国際技能工芸機構評議員。「はじめて読むドラッカー」三部作の編集・翻訳ほかドラッカー著作のほとんどを翻訳。ドラッカー自身から最も親しい友人、日本での分身といわれる。



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