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まえがき
第1章 日本の戦後政治と小泉政治
◎───討論の前に
一般会計税収・歳出および国債発行額の推移と総理大臣
ゲスト───田原総一朗
田中角栄と大衆がつくりあげた旧来型政治
踏襲された利権構造
小泉内閣による構造的不況の打破
情報開示が改良を生む
変人総理大臣誕生の必然
官僚主導から政治主導への仕組みづくりを
国民の意識向上には、メディアの進歩と情報公開
◎───猪瀬直樹のニュース・チェック!
“田原流”ジャーナリズムの功罪
第2章 郵政民営化─誰のための民営化か
◎───討論の前に
「郵政民営化法案」提出まで─竹中平蔵大臣が語る
ゲスト───五十嵐文彦・ロバート・フェルドマン・松原 聡
郵政事業の問題点は何か
国家公務員が郵政業務をやることの利点は
公社でも民間でも名寄せはやるべき
預入限度額と郵便貯金の規模
入口と出口の一体改革の意味
まず公社のまま改革を進めるべきでは
自動チェック機能とスピードが市場にはある
民営化に適した規模とは
民営化でどんな会社になるか
完全民営化と国債の処理
金融機関としての民営化会社の課題
民間開放で市場拡大
◎───猪瀬直樹のニュース・チェック!
二十六万人に埋もれるコンプライアンス
第3章 郵政民営化─財政問題と郵政事業
◎───討論の前に
郵便貯金資金の流れ
ゲスト───跡田直澄・荒井広幸・伊藤公介・大村秀章・永田寿康・荻原博子
財政問題のひとつに郵政がある
財政投融資と郵政事業
特殊法人と郵政事業
三百四十兆円という郵貯・簡保総額は民営化で減るのか
民営化で郵貯のお金は特殊法人にいかなくなるか
貯金の存続のためにこそ民営化は必要
郵便局のネットワークはどうなる
民営化でサービスは上がるのか下がるのか
現状のサービスはどこまで維持されるか
民間なら大丈夫なのか
◎───猪瀬直樹のニュース・チェック!
小泉純一郎は変わらず、周りを変えた
第4章 財政再建─借金だらけの日本への処方箋
◎───討論の前に
財政の仕組み
ゲスト───河野太郎・河村たかし・小林興起・小林慶一郎
国の無駄遣いをなくすための郵政改革
民営化の最大のメリットは経済性
優先すべきは特殊法人改革
議論をきちんとしてコンセンサスを得られれば改革は進む
国の借金は実際にどのくらいあるのか
国の借金の中身をよく検討せよ
本来、景気上昇とともに税収は上がるもの
税収が上がらないのは制度が悪いから
時代の変化に合わせて税制を見直す
税をいくら支払っているか認識するところから
社会保障をどこまで国がカバーすべきか
公務員の人件費の問題
財政赤字への取り組みが日本の未来を決める
◎───猪瀬直樹のニュース・チェック!
メディアは信用できない
第5章 九・一一総選挙─日本の政治を問う
◎───討論の前に
解散と選挙
ゲスト───林 芳正・浅尾慶一郎
総選挙の争点(1)—郵政民営化
自民党が主張する、民営化すると良くなる点とは
本当にいずれ郵政事業は傾くのか
民営化で郵貯規模は縮小できるのか
公社ではできないこと、民間だからできること
規模を縮小したとき、雇用はどうなる
総選挙の争点(2)—財政再建
公務員の人件費削減策
人事院勧告制度の改善点
総選挙の争点(3)—年金
年金問題は党を超えて解決すべき問題
◎───猪瀬直樹のニュース・チェック!
制度は必ず疲弊する
第6章 圧勝自民党─今後の政治課題
◎───討論の前に
選挙にいたった経緯と選挙結果
ゲスト───片山虎之助・中川秀直・岩井奉信・山崎 元・清水建宇
九・一一総選挙自民党圧勝の理由
民主党の敗因と新代表
多々ある政治課題のなかで最優先事項は
民意を得て改革を推し進める時代
社会保障費をどう切り詰めていくか
三位一体の改革は進んでいるのか
年金制度と格差の問題
小泉政権の実績と小泉後
◎───猪瀬直樹のニュース・チェック!
小泉圧勝で進む改革
あとがき
用語索引
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