目次


入門 ビジネスの法律


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに


第1章 企業と法律的なリスク

1. 経営リスクマネジメント

◆ リスクからビジネスチャンスを生み出す
◆ 経営リスクの種類

2. 法務リスクマネジメント

◆「臨床」「予防」「戦略」が法務の仕事

3. 現代法務部門の果たす役割

◆ 法律をマネジメントツールと捉える
◆ 注目を浴びる「コンプライアンス経営」
◆ リーガルマインドの浸透が必要不可欠

4. 手形法・小切手法

◆ 正確な知識を身につけることが求められる

5. 債権回収

◆ 債権回収を行うシステム構築が重要
◆ 債権回収法が、財務交渉術の基本となる

6. 製造物責任法(PL法)

◆ PL問題には、様々な対応戦略が必要
◆ PL問題を経営リスクとして捉える
◆ 企業内部門間の情報の共有化を行う

7. 知的財産法

◆「技術大国」から「知財立国」へ
◆「知的財産戦略部門」の創設
◆ 戦略レベルによる4つのステージ


第2章 手形法・小切手法

1. 有価証券とは?

◆ 手形も小切手も有価証券に含まれる
◆「権利の促進」が、有価証券の目的

2. 一定金額の支払いを約束した証券(約束手形)

◆ 約束手形の基本
◆ 振出人と振出し
◆ 手形の形式的要件
◆ 手形の裏書
◆ 裏書の効力
◆ 裏書の方法
◆ 裏書の抹消
◆ 手形の抗弁
◆ 手形の善意取得
◆ 手形行為独立の原則
◆ 約束手形の信用機能
◆ 手形の支払い
◆ 手形の不渡り
◆ 手形保証
◆ 手形喪失と公示催告手続

3. 一定金額の支払いを委託する証券

(1)(為替手形)
◆ 為替手形の基本

4. 一定金額の支払いを委託する証券

(2)(小切手)
◆ 小切手の基本
◆ 小切手の種類
◆ 約束手形・為替手形・小切手の比較


第3章 債権回収

1. 債権の保全をはかるには?(担保の設定)

◆ 担保の種類
◆ 保証・連帯保証
◆ 抵当権・根抵当権
◆ 譲渡担保
◆ 所有権留保
◆ 質権
◆ 代物弁済予約・仮登記担保
◆ 先取特権
◆ 留置権
◆ 相殺
◆ 代理受領
◆ 振込指定

2. 債権が消滅する?(時効)

◆ 時効
◆ 時効期間
◆ 時効の中断

3.倒産した場合の手続は?

◆ 倒産処理手続の種類
◆ 破産
◆ 特別清算
◆ 会社更生
◆ 民事再生
◆ 会社整理
◆ 私的整理

4. 強制的に債権を回収する場合には?

◆ 差押え
◆ 仮差押え
◆ 仮処分

5. 債権回収を阻害された場合の対応は?

◆ 詐害行為
◆ 債権者取消権
◆ 否認権と債権者取消権


第4章 知的財産法

1. 知的財産を法律で保護するには?

◆ 知的財産法とは?
◆ 知的財産権とは?

2. 発明を保護する(特許法)

◆ 発明とは?
◆ 発明者の権利
◆ 特許出願
◆ 発明の審査
◆ 特許発明の活用方法
◆ 特許権の存続期間
◆ 実用新案

3. デザインを保護する(意匠法)

◆ 意匠とは?
◆ 意匠出願
◆ 意匠権の存続期間
◆ 意匠制度の応用活用法

4. ネーミングを保護する(商標法)

◆ 商標とは?
◆ 商標登録
◆ 商標権の存続期間
◆ 商標権とブランド戦略

5. 著作物を保護する(著作権法)

◆ 著作物とは?
◆ 著作権の種類
◆ 著作者財産権と著作者人格権
◆ 著作隣接権
◆ 著作権の存続期間
◆ 著作物の活用方法
◆ 著作権FAQ
◆ 知的財産法比較

6. その他の知的財産法

◆ 不正競争防止法
◆ 独占禁止法


第5章 製造物責任法(PL法)

1. 消費者を製造物の危険から守る

◆ 製造物責任とは?
◆ 民法では製造物責任は問えない!
◆ PL法誕生の背景
◆ 日本のPL法は6カ条からなる

2. 対象となる製造物とは?

◆ ソフトウェアや不動産は対象外

3. 対象となる製造業者とは?

◆ 製造、加工のみでなく輸入業者も対象に!
◆ PL法では、リース、レンタル、修理業者は対象外

4. 被害を証明するには?

◆ PL法の成立要件とは?

5. 免責を立証するには?

◆ PL法の免責要件とは?

6. PL対策を考える

◆ 消費者側のPL対策
◆ メーカー側のPL対策
◆ 輸入製品への対応

7. PL法の責任期間

◆ 製品出荷から10年で時効

8. アメリカのPL法

◆ PL法の発展
◆ アメリカPL法の特徴
◆ アメリカの法システム


巻 末 六法の基本的な読み方、使い方

1. 六法の基本的な見方

◎ まずは読んでわかれば、よしとする
◎ 六法には、2つの意味がある
◎ 六法は、雑誌感覚で

2. 法律の基本的な読み方

◎ 法律を分けて考える
◎ 条文の表記に注目する
◎ 枝番号とは?
◎ 強行規定と任意規定とは?

これだけは覚えておきたい!
法律用語の基本(頻出用語編)

これだけは覚えておきたい!
法律用語の基本(条文解釈編)

3. 各法の基本的な使い方

(1)憲法
◎ 見出しを拾い読みして、条文の把握をする
◎ 憲法の構成
(2)民法
◎ 民法を読むコツは、構成を理解すること
◎ 様々な事例を分析、共通項目ごとに収められている
◎ 権利の最も重要な分類——物権と債権
◎ 家族法は、親族法と相続法からなる
◎ 民法から文語体が消えた!

これだけは覚えておきたい!
法律用語の基本(民法編)

これだけは覚えておきたい!
法律用語の読み方(民法編)


(3)商法
◎ 商法は、大幅な改正を必要としている
◎ 新会社法の誕生

(4)民事訴訟法
◎ 条文の配列と民事訴訟の流れをつかむ
◎ 70年ぶりの法改正で、読みやすく!

(5)刑法
◎ シンプルに構成された刑法

(6)刑事訴訟法
◎ コツは民事訴訟法と同じ!
◎ 第1編、第2編、第7編が基本

4. 六法以外の法律

◎ 重要となる4つの法律グループ



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著者

尾崎哲夫(おざき・てつお)
1953年大阪生まれ。76年早稲田大学法学部卒業。2000年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係専攻修了。松下電送機器(株)勤務、関西外国語大学短期大学部教授ほかを経て、現在近畿大学教授。
主な著書に、『ビジネスマンの基礎英語』(日経文庫)、『海外個人旅行のススメ』『海外個人旅行のヒケツ』(朝日新聞社)、『大人のための英語勉強法』『TOEICテストを攻略する本』(PHP文庫)、『私の英単語帳を公開します!』『私の英熟語帳を公開します!』(幻冬舎)、『法律用語がわかる辞典』『法律英語用語辞典』『法律英語入門』『アメリカの法律と歴史』『アメリカ市民の法律入門(翻訳)』『はじめての民法総則』『はじめての会社法』『はじめての知的財産法』(自由国民社)、『英語の冠詞・前置詞完全マスターブック』『連立方程式で読む民事訴訟法・刑事訴訟法』『世界一わかりやすい国際法入門』『ビジネスマンの知的財産入門』『ビジネスマンの会社法・商法』『経済法律英和和英辞典』(ダイヤモンド社)ほか多数。

尾崎哲夫ウェブサイト http://www.ozaki.to/index.htm


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