目次


スーパーマーケットほど素敵な商売はない


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


はじめに 正直なビジネスに身を置く素晴らしさ
生まれ変わっても、また、スーパーマーケットの仕事がしたい


第1章 スーパーマーケットを正しく理解することから始めよう
高級和牛も最先端の流行商品もいらない


スーパーマーケットにはGMSとは別のむずかしさがある
スーパーマーケットは自宅用ワイン GMSは贈答用ワイン
牛脂がなければ、スキヤキはできない
「うちの子どもの身体の95%はお宅の食品で作られました」


第2章 強い店舗作りと負けない出店
商圏を守り切れるのが強いスーパーマーケット!


「どこが良いのか分からない」と言われる普通の店が強い
成功・失敗を分析して立地を見極める
所得水準は客単価にほとんど影響しない
土地を持ったらおバカさん?
商圏を死守して成功した会社 新店をドンドン作って失敗した会社
商圏を守る“スクラップ・アンド・ビルド”のスゴイ効果
儲かっている店を潰す勇気も必要
目先の利益を求めてばかりでは、店は強くならない


第3章 スーパーマーケット経営の考え方
100年後も順調に利益を生み出せるしくみ作り


“DCLM”が強い店舗を作る マネジメントの極意
利益を正しく理解しよう
利益の最大化が企業の目的ではない
あるべき姿は「使命を達成して利益を上げる」こと
利益を出しながら、視点を10年先に置いた店舗経営を
「価格競争」を避けることは「価値競争」を避けること
価格が高いと判定されたら人々はその店に入らない
「あの店は大嫌い。でも買ってしまう」この理由を熟考せよ
店舗に権限委譲すると業績は良くなる?
本部と店舗の関係は「作と演」の分業


第4章 スーパーマーケットの商品
プライベートブランドとナショナルブランドの共存共栄が強い店を作る


大手に負けない企業全体の粗利益率を目指す
小売業が製造業を支配するのは消費者にとって不幸
製造業はナショナルブランドを傷つけるPBは作らない
PB開発が必要な場合とは
「キシリレモン」が教えてくれたこと
商品部の最も創造的な仕事とは
「あるべきロス率」基準を作り、ロスを気にしない
スーパーマーケットの生きる道は、「徹底した正直さ」にあり


第5章 スーパーマーケットの販売促進と接客
接客サービスには経営の姿勢が具体的に現れる


未知の商品を定番化する能力が「売り込み力」「拡販力」
買物の利便性を向上させるためにあるセルフサービス
「スーパーマーケットの思想」は売場レイアウトに現れる
レジはお客様が楽しくなるスタッフとのふれあいの場
どうしたら、良い接客サービスを提供できるか
モニター制度が経営に道筋を付けてくれた
モニターの声は経営に自信を与えてくれる


第6章 スーパーマーケットの人事・教育
生きた人事管理・教育(躾)がスーパーマーケットを強くする


あなたには、「ヒトを見る目」がない
正しい人事考課は、直属の上司だけができる
あのフォード創業者も失敗した人事管理とは
躾は体で覚えることで、身に付くもの
「知識」を「実践」できるようにするのが躾


おわりに 最高の人生航海をするための指針
スーパーマーケットで幸せになろう



 ↑ページトップへ



著者

安土 敏(あづち・さとし)
本名、荒井伸也。1937年東京生まれ。東京大学卒業後、住友商事に入社。70年に志願してサミットストア(現・サミット)に出向し、経営不振だった同社を立て直す。94年に社長、01年に会長、最高顧問を経て04年退任。現在、オール日本スーパーマーケット協会会長。著書は、『小説スーパーマーケット』(伊丹十三監督「スーパーの女」の参考文献。文化庁による現代日本文学61作品のなかに選ばれ、英語で出版、近く仏露語で出版予定)、『企業家サラリーマン』(テレビ朝日でドラマ化されATP賞を受賞)、『ライバル』、『償却済社員、頑張る』、『後継者』など多数。城山三郎経済小説大賞の選考委員でもある。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.