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負けない議論術

世界の凄腕ビジネスマンと渡り合う日本人弁護士の


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに


第1章 どんな相手にも絶対負けない“アメリカ流”議論術の心得


1 相手の主張に賛成しながら、正反対の主張を述べる
2 短所を指摘されたら、その短所を長所に変える
3 自分とは正反対の立場から議論するクセをつける
4 常に相手の意見を「本当かな?」と疑ってみる
5 物の見方は二つ以上あることを心得る
6 主張は「You」で始めずに「I」で始める
7 議論を仕掛ける前に相手のことを褒める
8 議論のポイントは三つに絞り込む
9 同意を得たいときは「松・竹・梅」の選択肢を提示する
10 過去の言動を批判されたら、議論の方向を将来に向ける
11 三段論法の前提をくつがえす


第2章 たった1つの発言で流れを引き寄せる“説得”テクニック


1 人を説得するときは、ストーリーを語る
2 論理を訴えるよりも相手の感情に訴える
3 自分の望む結論を含む質問をする
4 自分にとって有利な前例を切り札にする
5 多くの類似の出来事から一つの結論を引き出す
6 自分の主張を数字に語らせる
7 相手の身近な利益に訴える
8 スケールの大きな話をする
9 自分の利益にならない主張をする
10 コンペティターの長所を逆手にとる


第3章 議論の“落とし穴”を回避するための賢い対処法


1 不利なレッテルを貼られそうになったら…
2 罪悪感を持たせる議論はしない
3 弱者叩きは卑怯
4 話を誇大に吹聴してはいけない
5 話の論点をそらすダミーを見抜け
6 相手の言行不一致を指摘する
7 同じ意味の発言を繰り返す人には、そう指摘する
8 理由を言わずに自分の立場を貫いてはいけない
9 「なだれ現象」の誤りを指摘する


第4章 会議や商談で“ウィン・ウィン”の関係を築く即効ノウハウ


1 まずは中道から始めよう
2 相手とウィン・ウィンの関係を築く「三つの質問」
3 発言を促すときは、議題と相手の特徴をリンクさせる
4 前向きな提案を受けたら「試してみよう」と言う
5 共通点を見つけて親近感を抱いてもらう
6 自慢話には失敗談を交える
7 敵の敵を味方につける
8 主目的のためには小さなことに目をつぶる
9 自分の立場を片時も忘れない
10 チームで議論に臨むときは「We」で発言する


第5章 あらゆる議論に追い風を吹かせる万全の“段取り”術


1 議論の前から議論は始まっている
2 相手や聴衆について事前に調べておく
3 インパクトのあるプレゼンテーション資料を用意する
4 自分に有利な場所で議論する
5 常に発言できるよう態勢を整えておく
6 発言のリズムで聴衆を惹きつける方法
7 予定時間よりも「二〇分の一」早く切り上げる
8 決して議論してはいけないときもある
9 大勢を動かすためには、名のない人に光を当てる
10 戦いが終われば心をこめてエールを交換する
11 心の底から本音を語れ


あとがき



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著者

大橋弘昌(おおはし・ひろまさ)
米国ニューヨーク州弁護士。日本国外国法事務弁護士(原資格国:米国ニューヨーク州)。
1966年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業、サザンメソジスト大学法科大学院卒業。西武百貨店商事管理部、山一證券国際企画部を経て、渡米しニューヨーク州弁護士資格を取得。米国の大手法律事務所ヘインズアンドブーン法律事務所にて5年間プラクティスした後、2002年に大橋&ホーン法律事務所を設立。現在、ニューヨーク、ダラス、東京の3都市に事務所を構え(東京事務所は大橋&ホーン外国法事務弁護士事務所)、日本企業の在米現地法人を中心に100社以上のクライアントを持つ。会社法、特許法、労働雇用法などに精通し、主にM&Aや特許ライセンス業務を得意分野としている。著書に『負けない交渉術』(ダイヤモンド社)がある。


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