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医療保険は入ってはいけない!〔新版〕


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに やっぱり、医療保険には入ってはいけない


プロローグ あなたの医療保険、必要ありません


1 テレビなどでの大量宣伝、やっぱりどこかおかしい!
2 そもそも、医療保険には「公的」なものと「民間」によるものがあります
3 民間医療保険に入っても治療費は保障されません
4 民間医療保険に入ってもよい治療は保証されません
5 民間医療保険は健康保険の代わりにはなりません
6 民間医療保険を手厚くするほど闘病にかかる費用が不足します
7 民間医療保険の限界を知りましょう
8 あなたの不安 保険加入では解決できません
(コラム) 先進国では珍しい公的医療保険制度がない米国の現状


第1章 大きすぎる期待が落胆につながる民間医療保険


9 治療のための入院なのに入院給付金がもらえなかった
10 介護施設に入院しても入院給付金がもらえなかった
11 同じ手術なのに保険会社によって手術給付金が違った
12 医師に「がん」と言われたのに特定(三大)疾病保障保険金がもらえなかった
13 営業マンに「2年経ったら何でも保障される」と言われたが、入院給付金はもらえなかった
14 外来でのがん治療では入院給付金はもらえない
(コラム) 高額医療費貸付制度とは何か
15 何度でもがん診断給付金がもらえるはずがもらえなかった
16 自宅で安静にしているように言われたが、入院給付金がもらえない
(コラム) サラリーマンは病気やケガで仕事を休むと傷病手当金がもらえます
17 重い病気で障害状態になると公的年金からまとまったお金がもらえる


第2章 ここが変! 民間医療保険のセールストークにだまされるな


18 トーク(1)「差額ベッド料は全額自己負担です」
19 トーク(2)「入院中の衣類や家族の交通費、快気祝いなどが大変です」
20 トーク(3)「入院1日当たりの医療費負担はだんだん高額になっています」
21 トーク(4)「保険対象外の先進医療は全額自己負担です」
(コラム) 先進医療の7割が「がん治療」
22 トーク(5)「老人病院に入院しても治療をしていれば入院給付金は出ます」
23 トーク(6)「高齢になるほど入院の確率は高くなりますから、終身の医療保険が安心です」
24 トーク(7)「危険なお仕事だから民間医療保険が必要です」
25 トーク(8)「帝王切開や妊娠中のトラブルも保障する女性に優しい保険です」
(コラム) 出産で受け取れるお金を知ろう
26 トーク(9)「解約返戻金がある保険は老後の生活費やその後の治療費にも充てられおトクです」
27 トーク(10)「入院してもしなくても満期保険金がもらえるのでおトクです」


第3章 民間医療保険の限界を知ろう


28 保険法の改正で消費者保護へ舵とり
29 これが給付金受け取りまでの流れだ
30 保険会社は加入できる人を選びます
31 契約時のルール違反が給付のときに祟ります
32 民間医療保険は入院日数に応じた定額の現金給付です
33 特定の病気を手厚く保障するタイプがあります
34 入院しても入院給付金がもらえないことがあります
35 入院給付金がもらえない免責期間が設定されていることがあります
36 「入院1日目から保障」のはずが、もらえないこともあります
37 1回の入院でもらえる入院給付金の日数には限度があります
38 保険期間を通してもらえる入院給付金には限度があります
39 通院給付金は入院給付金をもらうことが条件です
40 手術給付金がもらえる手術の種類は保険会社が決めています
41 保険期間には「定期」と「終身」があります
42 共済と保険会社の商品はここが違います
43 時代が変わっても保障内容は変わりません


第4章 それでも入るならコレ!


44 民間医療保険はあっさりと短期間だけのお付き合い
45 入院日数に関係ない手術給付金に注目!
46 入院日数に関係ないがん診断給付金に注目!
47 がん保険には入院せずに通院給付金が受け取れるものがあります
48 先進医療特約は時代とともに保障の中身が変わります
49 がん保険は保険会社の給付体制をチェック
50 余命6か月以内と診断されたら死亡保険金が前払いされます
51 終身タイプに加入しているAさんと定期タイプに加入しているBさん
52 「どうしても終身じゃなきゃ不安」という人はコレ
53 レバレッジが効かないなら保険はやめて自家製医療保険をつくりましょう


第5章 10のケースで知るあなたが入ってもいい保険とは?


Q1 医療特約の保険料を一括払いするよう案内が来ましたが、払ったほうがいいですか?(60歳・男性・会社員)
Q2 60歳を過ぎても加入できる医療保険はありますか?(63歳・女性・無職)
Q3 もうすぐ定期保険特約の更新時期です。(54歳・男性・会社員)
Q4 「がん」の治療費が心配です。(30歳・男性・会社員)
Q5 一人暮らしのフリーランスなので病気やケガで働けなくなるのが心配です。(35歳・男性・フリーランス)
Q6 独身で一人暮らしなので病気やケガをしたときのことを考えると心細くなります。(40歳・女性・会社員)
Q7 子どもが生まれました。子どもにも医療保障が必要でしょうか?(32歳・女性・専業主婦)
Q8 子ども2人(3歳・5歳)の育児に奮闘中の専業主婦です。民間医療保険に加入しようか迷っています。(38歳・女性・専業主婦)
Q9 もうすぐ定年退職です。会社の福利厚生制度がなくなるので心配です。(59歳・男性・会社員)
Q10 夫婦で自営業を営んでいます。どちらかが病気になったらと思うと不安です。(40歳・女性・自営業)



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著者

内藤眞弓(ないとう・まゆみ)
ファイナンシャルプランナー。1956年香川県生まれ。日本女子大学英文学科卒。
生命保険会社で13年間営業に携わった経験から、「保険は契約」であるとの認識がない人が多いことを痛感。正しい知識を持った上で、不安な気持ちとうまく折り合いをつけられるような保険との付き合い方をアドバイスしている。著者自身の生命保険加入状況は「1年定期保険」と「がん保険」。セミナー等の講師のほか、特定の金融機関に属さない独立系ファイナンシャルプランナー集団「生活設計塾クルー」(TEL03-5342-6250 http://www.fp-clue.com/)のメンバーとして、一人一人の事情や考え方に即した生活設計、資金運用などの相談業務も行う。著書に『医療保険は入ってはいけない!』、共著書に『お金はこうして殖やしなさい〔改訂3版〕』『生命保険はこうして選びなさい〔新版〕』『年金はこうしてもらいなさい』(すべてダイヤモンド社)、『家計診断BOOK』(亜紀書房)、『新年金まるわかり』(小学館文庫)他がある。
日経ビジネスオンライン「FP内藤眞弓のもうお金には振りまわされない!」連載中。
「日本の医療を守る市民の会」を主宰。毎月勉強会を開催している。
(http://iryo-mamorukai.com/)


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