目次


放浪ニートが、340億社長になった!

世界90か国で学んだ人生を楽しむ仕事術


[目次] [著者紹介]


表紙




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プロローグ “放浪ニート”だった僕が、340億社長になった!

◎“宝の山”を目指して、4000キロの旅
◎ゲリラ交渉で、レアメタルを買い占める
◎「現場・現物・現実」交渉で、お宝をゲット!
◎22歳からスタートした、僕の“放浪ニート”人生


第1章  “1000分の3”(センミツ)の世界で、お宝を見つけるんや!


ロシアの地面の下には、世界中が欲しがるお宝が眠っている
◎市場から姿を消した金貨=レアメタルとは?
◎“1000分の3”を求め、世界のはてまで
◎地下150メートルを進み、“ブルーダイヤ”を発見!
◎行くところに中国人あり! 40年弱続いた日本企業との契約をひっくりかえされた
◎アマゾンのジャングルで土族に遭遇! ものすごい殺気を感じた
◎日本の商社で初! ロシアのタングステン鉱山をゲット

運命は自分で切り開け
◎54歳でリストラ勧告! 岐路に立ったら困難な道を選べ
◎自分が決心しなければ、運命は変わらない

初めは何でもいい! 些細な自分の思いつきが人生を変える
◎大ボラを吹いてしまえば、何とかなるもんや
◎「大風呂敷で変人の中村」と言われても、口に出し続けたこと
◎周囲からの「海外に行ってどうするの?」との忠告も、耳に入らず
◎『逃亡者』を見て、「何とかやっていける」と根拠のない自信が……

どんな天才でも、どんなアホでも、時間だけはみな平等や
◎1日を4つに分ける
◎世界中どこにいようが、朝5時起床! 中村式1日6時間分割スケジュール法
◎移動時間は睡眠にあて、起きたらすぐ行動


第2章 “日本のユダヤ人”が教える世界最強の交渉術


「世界ナンバーワンの交渉力」をもつ男との白熱バトル
◎“日本のユダヤ人”、世界の商人と他流試合で交渉力を磨く
◎「世界で最もずるい商人」とのビジネス

“9回のYES”で相手を術中にハメ、“最後1回のNO”は絶対に譲らない
◎世界最強交渉人・ソグド人との初対面
◎「躁うつ型気質」は、矛盾を突くと説得しやすい
◎「分裂型気質」には、常に余裕をもたせてあげる
◎「粘着型気質」には、理路整然とした解決案を示す
◎相手が9回連続の「YES」! 何かおかしいな
◎「YES」の雰囲気の中で、いかに「NO」を言うか
◎「世界最強交渉人」の最大の強み

“放浪ニート”時代に培った経験と勘で、交渉の場を自在にあやつる
◎赤ん坊のときから、1度つかんだ金貨は絶対に離さない
◎交渉とは、民族同士の伝統との戦い
◎“放浪ニート”で、世渡りの経験と勘を養う

秘密軍事都市で、チタンを独り占めにする
◎大の中国好きが、中国嫌いになった理由
◎危険地帯にこそ、ビジネスチャンスあり
◎日本人初、秘密軍事都市へ! 工場大爆発で帰国命令が出るも、無視してとどまる
◎まずはトップを落とすのが、交渉のABC

100円のチョコレートとクッキーが、貴重な情報を運んでくる
◎中村式「日本人であることを活かした」交渉時の秘密兵器
◎中央アジアビジネスで、商才よりも大切なこと


第3章 行動と経験だけが、洞察力を高めてくれる


海外放浪に必要なのは、カネより“ODA”や
◎本社の判断を仰がず、75億円の取引を現場で即決!
◎カネよりも必要な“ODA”(押し・度胸・遊び)
◎100億円の大仕事がやってきた
◎アマゾンのジャングルで、真夜中に白ヘビと格闘

言葉の壁は、ほんの少しの勇気があれば、すぐに越えられる
◎26歳で入社後3年は、管理部門で腐りかけていた
◎とにかく1つでも2つでも、商売をもって帰りたいと中国をかけまわる
◎初の海外出張で、「できた」という自信をつける
◎初クレームに涙し、商売の原点に気づく

とっとと挫折したほうがええねん
◎心が折れそうになったら、さっさと自分から折る
◎傷ついて、恥かいて、女を愛せ

失敗したら、その倍稼げばええねん
◎石油業者間転売で、1億8000万円丸損! 辞表を用意
◎2人の“男気”に、九死に一生を得る
◎大手3大商社から執拗な嫌がらせを受けながらも、くじけず前へ
◎意味もなく涙が出てきたこと


第4章 商売のコツは、“放浪ニート”で身につけた


他国の文化もわからんやつが負けるのは当然
◎現地人のお宅に、ずうずうしくあがり込む
◎現地人の気持ちをつかむには、その国の民謡が1番
◎本当の旅とは、心を自由に解き放つこと

机の上であれこれ考えても、たいてい失敗する
◎情報ソースは、「現場・現物・現実」の3現主義
◎海外に出ることで、自分の価値観が大きく変わった
◎大規模牧場主になる人もいれば、数年で無一文になる人も
◎ブラジルの成功者のかげで
◎「母親が目をくり抜き、父親が手を切断する」インドの衝撃
◎水も飲まない断食に挑戦! ふわふわと空中に浮かぶような感覚を味わう


第5章 大きな船に乗るよりも、俺と一緒に小さな海賊船で夢を見ないか


チームをつくるなら、「1人1芸」の多能集団
◎スピード、個性、多様性、専門性の4点
◎“アマゾン8人衆”は、「自分探し」の旅をしている夢想家
◎「南極越冬隊」のような多様性が大事

米DDT工場で実感した「外国で働くということ」
◎世界中で数々のバイトを転々、死にかけたことも
◎鉄条網を掘って地下道から潜入! 米軍内で命がけのカブトムシ捕獲作戦
◎体重50キロの男が、50キロのDDT袋と格闘
◎辛い現場で初めて「友の裏切り」を経験! 心が折れる
◎ビザなし、コネなし、学歴なし、宿なし、体力なし、カネなしの“ロクデナシ”

成績ビリは、毎年クビになる!
◎なぜAMJを辞めると、社員は幸せになるのか
◎ハービー・ハンコックとの再会
◎“放浪ニート3人組”ラーメンだけの3日間アメリカ横断旅行
◎1日3回、同じチキンラーメンで空腹を癒す
◎3日でアメリカ横断を達成! 1人27袋、3人で81袋を完食
◎“柔軟・控えめ・パワー”の「上善水のごとし」が、放浪の醍醐味

「右手にソロバン、左手にロマン、背中にガマン」から、「ひっそり、こっそり、しっかりと」へ
◎「最初の5年、真ん中の5年、終わりの5年」の15年を1つの区切りに
◎これから必要なのは3つ! 「柔軟性」「多様性」「比較優位」
◎全員が自分の能力以上の目標をもち、忙しくなろう
◎ひっそり、こっそり、しっかりと


エピローグ さあ、最初の一歩を踏み出そう


◎日々是決戦!
◎初めの一歩を踏み出そう



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著者

中村繁夫(なかむら・しげお)
日本初で唯一のレアメタル専門商社「アドバンスト・マテリアル・ジャパン」代表取締役社長。京都生まれ。静岡大学在学中から“放浪ニート”として、アマゾンの密林からサハラの砂漠まで世界35か国を放浪。これまで訪れた国は累計90か国。
26歳で中堅商社の蝶理に入社。チタンやタングステンなどのレアメタル(希少金属)部門で、30年間輸入買付けを担当。75億円の取引を本社の了解なしに成功させるなど、型破りな手法で莫大な利益をもたらす。また、“日本のユダヤ人”という異名をもち、世界最強の交渉人と言われるソグド人などと対峙しながら、タフ・ネゴシエーターとして活躍。「現場・現物・現実」の3現主義交渉で、年120日以上海外に赴く。
54歳のときにリストラ勧告に遭いながらも、2006年、日本初のレアメタル専門商社を立ち上げた。設立4年目に、多国籍社員24名で年商340億円を達成。これが話題となり、“現代の山師”として、テレビ東京「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」、TBS系「夢の扉」でも取り上げられる。
著書に、『レアメタル・パニック』(光文社)、『レアメタル資源争奪戦』(日刊工業新聞社)、『2次会は出るな!』(フォレスト出版)、『レアメタル超入門』(幻冬舎)などがある。

■アドバンスト・マテリアル・ジャパン(AMJ)ホームページ
http://www.amjc.co.jp/


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