目次


試薬に学ぶ化学分析技術

現場で役立つ基礎技術と知識


[目次] [著者紹介]


表紙




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刊行に当たって

はじめに


第1章 化学分析を取り巻く環境


1.1 ISO/IEC 17025(試験所および校正機関の能力に関する一般要求事項)
1.2 ISO/TS 16949「品質マネジメントシステム−自動車供給業者および
   関連業務部門組織へのISO 9001:2000の適用のための特定要求事項」
1.3 廃電気電子機器リサイクルに関する規制(WEEE)など
1.4 食の安全


第2章 トレーサビリティとSI単位


2.1 SI単位
2.2 温度標準のトレーサビリティ
2.3 長さ標準のトレーサビリティ
2.4 質量標準のトレーサビリティ
2.5 その他のSI単位
2.6 JCSS(計量法校正事業者認定制度)


第3章 分析用器具


3.1 ガラス製体積計
3.2 プッシュボタン式液体用微量体積計
3.3 ろ紙
3.4 ガラスろ過器
3.5 るつぼ,蒸発皿
3.6 材質の選択


第4章 試験環境と設備


4.1 公定法の環境条件
4.2 クリーンルーム
4.3 安全対策
4.4 環境対策


第5章 水と試薬


5.1 試験に供する水
5.2 試薬
5.3 試液


第6章 重量分析


6.1 重量分析の必要条件
6.2 重量分析の実際
6.3 不純物の重量分析


第7章 比色・比濁分析


7.1 塩化物
7.2 塩素化合物(CIとして)
7.3 硫酸塩
7.4 硫黄化合物(SO4として)
7.5 硝酸塩
7.6 アンモニウム
7.7 りん酸塩(PO4)
7.8 けい酸塩
7.9 ひ素(As)
7.10 鉄(Fe)
7.11 しゅう酸塩(C2O4)
7.12 アルデヒド(HCHOとして)
7.13 重金属(Pbとして)
7.14 シアン


第8章 容量分析


8.1 中和滴定
8.2 沈殿滴定
8.3 錯滴定
8.4 酸化還元滴定
8.5 容量分析の精度管理(不確かさの見積り)


第9章 金属分析


9.1 原子吸光法
9.2 ICP発光分光分析法
9.3 ICP質量分析法
9.4 試料の採取と保管
9.5 試料の秤量
9.6 前処理
9.7 試料の前処理
9.8 標準溶液の調製
9.9 検出限界と定量限界
9.10 分析の妥当性確認
9.11 分析例


第10章 イオンクロマトグラフィー


10.1 クロマトグラフィー
10.2 測定条件の設定
10.3 各種測定例


第11章 液体クロマトグラフィー


11.1 溶媒の選択
11.2 高速液体クロマトグラフィー用溶媒
11.3 LC/MS溶媒
11.4 溶媒の取り扱い
11.5 溶離液の調整方法


あとがき

参考文献

索 引



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著者

関東化学株式会社
1944(昭和19)年の設立以来、総合試薬メーカーとして、試薬、電子材料、臨床検査薬、化成品の4つの分野で厳しい品質管理体制の下、競争力の高い製品を開発し続けている。1950年3月には、学術誌「THE CHEMICAL TIMES」を創刊、以来、半世紀以上にわたり定期刊行し続けている。

執筆者

井上達也(1〜10章担当)
1980年3月 埼玉大学工学部卒
1980年4月 関東化学株式会社入社
現在、検査部長
主な著書
『WEEE/RoHS, ELV, REACHの要求事項に対応した有害元素分析と代替技術(NO.1479)』(共著、技術情報協会)2008年
『ICP発光分析・ICP質量分析の基礎と実際』(共著、オーム社)2008年
『高純度薬液における分析機器の現状と今後の課題』(「月刊クリーンテクノロジー」、日本工業出版)2002年

澤田豊(11章担当)
1985年3月 立教大学理学部卒
1985年4月 関東化学株式会社入社
現在、生産技術部 試薬生産技術課 課長代理
主な著書
『液クロを上手につかうコツ』(共著、丸善)2004年


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