目次


2009年 資本主義大崩壊!

いよいよ断末魔の最終章が始まった


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


まえがき——2009年、金融恐慌は産業恐慌、そして生活恐慌になる


第1章 いよいよ資本主義が本格的に崩壊しはじめた


『断末魔の資本主義』に書いた通りのことがいま起きている

資本主義の崩壊も共産主義の崩壊と同じように事態が急進展する

LTCMの破綻、エンロンの倒産で資本主義は二〇一〇年ころまでしかもたないと思った

さまざまな時代の節目を予測し、当てつづける直感力

金融機関のレバレッジを考えたら株価は暴落して当然?

いまや世界のトップ企業も危ないと考えなければならない時代がきた

シティグループもモルガン・スタンレーもいずれ消えてなくなる運命のようだ

日本経済も、いまや完全に危険水域に入ってきた

銀行の存在理由を自ら否定する変な現象を経験した

どうしても納得できないあるメガバンクの客をないがしろにする態度

サブプライムローン問題で危ない金融機関が明らかになってきた

金融大激変の背景として噂されるロックフェラー財閥の跡目相続争い

さまざまな企業倒産の影にちらつく金融機関の動き

爆弾のようなとんでもない金融商品が次々に爆発して価値がゼロになる


第2章 日経平均5000円、1ドル50円の時代がくる!


なぜ、サブプライムローン問題が世界経済に波及することになったのか

いまやデカップリング論は完全に間違いだったことが証明された

東京株式市場の時価総額が一年ちょっとのあいだに半分以下になった

株式市場の乱高下の原因はヘッジファンドのシステムトレーディング

政治家は“一〇〇年に一度の危機”とは言うがその深刻さをまったく理解していない

アメリカやヨーロッパ各国の通貨までもが揺さぶられる異常事態が起きている

円の独歩高のなかで日本は輸出不振、内需不振に追い込まれる

ニューヨーク・ダウ六〇〇〇ドル台、日経平均六〇〇〇円台再突入はもうすぐだ

この経済危機は財政政策では乗り越えることができない

定額給付金、高速道路料金引き下げには景気浮揚効果がほとんどない

とんでもない額の為替差損が日本の超一流輸出企業を追い込む

不動産価格の底が見えない下落が始まりつつある

いま時価会計を緩和したら市場は時限爆弾を抱えることになる

世界大恐慌以上の経済的混乱、ハイパーインフレ、食糧危機に直面する

政府も日銀も認めざるをえなくなった厳しい経済環境


第3章 エゴを追求するシステムが人類と地球を追い込んだ


大激変の時代に役割を果たせない二世や三世の政治家たち

小泉首相や竹中大臣の構造改革が上手くいかなかった単純な理由

時流と原理原則を理解していないと思える官僚たち

公務員には責任はとらなくていいという風土があるようだ

二世経営者、サラリーマン経営者はおおむね、創業経営者にはるかに及ばない

“人生塾”を立ち上げて日本の次世代を担うリーダーを育てたい

「天の理」にかなった生き方こそ、いまの問題を解決する方法

「天の理」の時代がくることが『日月神示』に預言されていた


第4章 死をはじめて意識して本当のことがわかった


私が果たすべき役割についていろいろな人が私に話してくれた

本当の意味での最新医療で原因不明だった病状が明らかになってきた

私はもう月末まで生きられない。生まれてはじめて死を覚悟した

自分自身の今生の使命を自覚しはじめてから症状が軽くなった

船井幸雄オープンワールドへ向けて二日前から体調がさらによくなった

明治維新も共産主義崩壊もまさに「百匹目の猿」現象の結果だった

船井幸雄オープンワールドに集まった“有意の人”たちに期待します


第5章 資本主義崩壊後の新時代を生き抜く哲学


株式投資などのゼロサムゲームよりも人生哲学を備えるのが肝心

お金はゼロサムゲームや上場で得るより汗水流して稼ごう

携帯電話やパソコンは上手く使わないと大事な時間や情報を無駄にするだけ

これからの時代は本当の意味での“自己責任”がポイントになる

事の本質をおろそかにして自分の役割を認識していない人たち

病気のない素晴らしい世界の扉を開く生き方がわかってきた

日本は食糧を輸入できなくなる。そのときのために備えよう

日本の次世代を支えるのは本物技術と新しい産業としての農業


付章 「有意の人」の意向は矛盾解決!

あとがき——GMやシティグループもピンチ、資本主義はやはり大崩壊?



 ↑ページトップへ



著者

船井幸雄(ふない・ゆきお)
1933年、大阪府生まれ。1956年、京都大学農学部農林経済学科を卒業。日本マネジメント協会の経営コンサルタント、理事などを経て、1970年に(株)日本マーケティングセンターを設立。1985年、社名を(株)船井総合研究所に変更。1988年、経営コンサルタント会社として世界ではじめて株式を上場(現在、同社は東証・大証の一部上場会社)。社長、会長を経て、2003年に同社の役員を退任。現在、(株)船井本社の会長。また、(株)船井総合研究所や(株)本物研究所、(株)船井メディアなどの最高顧問。グループ会社60余社の象徴的存在でもある。経営コンサルタント・人生コンサルタントとして、今も第一線で活躍中。
著書400冊弱。近著に『有意の人』『180度の大激変!』(以上、徳間書店)、『生きる!!』(あ・うん)、『「本物」になる仕事のクセづけ』(海竜社)、『一粒の人生論』(ダイヤモンド社)、『にんげん』(ビジネス社)、共著に『いま人に聞かせたい神さまの言葉』(徳間書店)、『船井幸雄と佳川奈未の超☆幸福論』(ダイヤモンド社)、『日本人が知らない「人類支配者」の正体』(ビジネス社)などがある。

インタビュー

櫻庭雅文(さくらば・まさふみ)
(株)エディックス代表取締役。
1953年、秋田県生まれ。成城大学経済学部卒業後、出版社勤務を経て独立、出版プロデューサーとして数多くの書籍および雑誌の企画・執筆・編集・制作に携わる。科学、ビジネス・経済、社会、スピリチュアルなど、幅広い分野で活躍。なかでも、経済分析に定評がある。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.