目次


ケース・メソッド教授法

世界のビジネス・スクールで採用されている


[目次] [著者紹介]


表紙




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日本語版への序

訳者はしがき ケース・メソッドが示唆する21世紀の教育方法論


序章 ケース・メソッド教授法の理念


第1部 ケース・メソッド教授法を読み解く


1 討論授業の4つの基本原則
2 講義授業でも討論ができる
3 ケース・メソッド教授法セミナーとは何か


第2部 ケース・メソッド教授法をケース・メソッドで学ぶ


第1章 教育の機会を見出し、リスクとジレンマを考慮する


Case 1・1 「今日はもう君にあてないから」
Case 1・2 暖房の入った日、彼女は上着を脱いだ
Case 1・3 聞く者を不快にさせた人物紹介
Reading 1・1 教えることは学ぶこと
Reading 1・2 恐怖の討論授業をスムーズに開始するための10カ条
Reading 1・3 自分の教え方を確認するための7つのチェックポイント


第2章 ディスカッション・リーダーシップを養う


Case 2・1 「その魚をよく見なさい」
Case 2・2 「プリントに書いてないから分かりません!」
Case 2・3 グループ討論中止事件
Case 2・4 退位を迫られたグループ・リーダー
Reading 2・1 教師と学生のあいだの障害となる役割
Reading 2・2 人は、いつ、どのように学ぶのか
Reading 2・3 教師としてのルイ・アガシの思い出
Reading 2・4 教えることと学ぶことについての個人的見解


第3章 コミュニティの場づくりを了解する


Case 3・1 クッキーについての苦情
Case 3・2 「この努力は報われますか?」
Case 3・3 指示的な考え方に抵抗し始めた学生たち(A)
Case 3・4 指示的な考え方に抵抗し始めた学生たち(B)
Case 3・5 怒った大佐
Reading 3・1 砂場と蜜蜂の教え


第4章 問いかけ、耳を傾け、対応する


Case 4・1 集団による躍動は存在する
Case 4・2 氷の沈黙
Case 4・3 儒教社会における女性の地位
Case 4・4 パン投げに潜む陰謀(A)
Case 4・5 パン投げに潜む陰謀(B)
Reading 4・1 コーヒー・カップの効用


第5章 指示的か非指示的かを選択する


Case 5・1 苦痛の果てに死んでしまった議論
Case 5・2 準備をしてこなければ時間のムダ
Case 5・3 学生に奪われた討論
Case 5・4 聖書からの引用発言が招いた沈黙
Case 5・5 “お気に入り”の学生の強烈なパンチ
Reading 5・1 ゼミナールにおける協力的活動
Reading 5・2 “学び”を阻む6つの教育行動


第6章 試練を乗り越え、チャンスをつかむ


Case 6・1・1 欠席が目立つ名家の女子学生
Case 6・1・2 地震の発生源となったホロコースト
Case 6・2・1 教師の怒りを誘発した試験の答案
Case 6・2・2 評価表の表現に呻吟する
Case 6・2・3 やめてほしい学生が残ってしまった
Case 6・3・1 灰色の領域を解明する難しさ
Case 6・3・2 夜間講座での出来事
Case 6・3・3 迷いを運んできた“今週の大ボケ大賞”
Case 6・3・4 1970年代制作のケースをめぐる攻防
Case 6・4・1 一部の学生のために消耗したエネルギー
Case 6・4・2 恥と不名誉に苦しんだコウ・タナカ
Reading 6・1 危うき天使たち
Reading 6・2 彼女を落とすべきか


第7章 倫理問題を考える


Case 7・1 意図したメッセージと受け取られるメッセージ
Case 7・2 鬼のいぬ間の失礼千万な行為
Case 7・3 成績のランクアップの陳情に来た学生
Case 7・4 体がこわばった断りの理由
Reading 7・1 教師と教育に関する3つの視点


第8章 だれが教えるべきか


Case 8・1 「実習生として受け入れられません」(A)
Case 8・2 「実習生として受け入れられません」(B)
Case 8・3 冬の楢


第3部 改善のための反省と再検討



1 自分のためにケースを作成する
2 ビデオの効用
3 教室「外」での学習


訳者あとがき 『ケース・メソッド教授法』の広がりを願って



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編著者

ルイス B. バーンズ(Louis B. Barnes)
元ハーバード・ビジネス・スクール教授。1987年よりC・R・クリステンセンとともにTeaching and the Case Methodの執筆と「ケースメソッド教授法セミナー」の開発に参画した。

C. ローランド・クリステンセン(C. Roland Christensen)
元ハーバード・ビジネス・スクール教授。1946年より同大学で教鞭をとる。ハーバード・ビジネス・スクールの経営政策分野の創始者の一人。1968年にケース・ディスカッションによる教育の技法を研究するためのプロジェクトを開始した。

アビー J. ハンセン(Abby J. Hansen)
元ハンセン・アンド・アソシエイツ・オブ・ウェルズリー(ケース開発コンサルティング会社) プリンリパル。

訳者

〓木 晴夫(Haruo Takagi)
慶應義塾大学 経営管理研究科(ビジネス・スクール)教授。
慶應義塾大学工学部管理工学科卒業。1975年同大学院工学研究科修士課程ならびに1978年博士課程を修了。1984年ハーバード大学・ビジネス・スクール博士課程卒業。同校より経営学博士号を授与される。慶應義塾大学大学院経営管理研究科助手、同助教授を経て1994年より現職。主な著書に主な著書に『組織マネジメント戦略』(有斐閣、2005年)、『実践!日本型ケースメソッド教育』(ダイヤモンド社、2006年)、『トヨタはどうやってレクサスを創ったのか』(ダイヤモンド社、2007年)など多数。


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