目次


音楽ビジネス著作権入門

はじめて学ぶ人にもわかる権利の仕組み


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに


♯1 音楽ビジネスの基本は、三者の権利


1. 歌を歌えば権利が発生
2. 自作自演で2つの権利
3. 自主録音なら3つの権利
4. 似て非なるもの、楽曲と音源
5. 海賊版は3つの権利を同時に侵害
6. 無断でなければ、利用は歓迎
7. 「著作者≠著作権者」です


♯2 三者の権利とビジネスの関係


1. 音楽CDに係る著作権、著作隣接権の譲渡の通例
2. 作詞家・作曲家と音楽出版社
3. JASRACと著作権等管理事業法
4. アーティストとプロダクション
5. レコード会社のビジネスモデル


♯3 原盤の契約で変わるビジネス構造


1. 原盤に係る契約
2. 原盤製作における損得
3. アーティスト印税と原盤印税
4. 実演収録契約
5. 原盤譲渡契約
6. 共同製作原盤譲渡契約
7. 原盤供給契約
8. レコード会社からのアドバンス


♯4 音楽の利用に係る権利と許諾


1. 利用許諾をもらうポイント
2. 著作権って何を指す?
3. 楽曲を演奏するには
4. ラジオでの放送には
5. テレビ放送での生演奏には
6. 有線放送には
7. 音楽配信には
8. CDレンタルには
9. TV-CMへの音源利用には
10. サンプリングには
11. 二次的著作物の創作には


♯5 映画の著作物


1. ビデオ・クリップは映画の著作物です
2. 映画の著作者と著作権者は?
3. 実演のワン・チャンス主義って?
4. ビデオ・クリップには著作権が働きます
5. コンサートでの歌唱とダンスに係る著作隣接権
6. ビデオ・クリップに係る楽曲使用料 〜JASRAC使用料規程から


♯6 放送、有線放送の保護


1. 放送、有線放送は著作隣接権の対象
2. 有線放送事業者の著作隣接権
3. 放送事業者の著作隣接権


♯7 保護を受ける対象とその期間


1. 外国曲も保護を受けられる?
2. 著作権が切れている?
3. 外国曲の保護期間は?
4. (C)表示と(P)表示


♯8 著作権、著作隣接権の制限


1. 複製権の制限 〜私的使用のための複製
2. 演奏権、上映権の制限
3. 伝達権の制限
4. 学校教育、社会教育のための制限
5. IPマルチキャスト放送における制限


♯9 人格権


1. 著作者人格権
2. 実演家人格権


♯10 著作権のまとめ


付録 クイズでおさらい


資料編


1. レコード会社と結ぶ原盤に係る契約
2. コンサートにおける楽曲使用料 〜JASRAC使用料規程
3. 音楽DVDに係る楽曲使用料 〜JASRAC使用料規程


索引



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著者紹介

佐藤 雅人(さとう まさと)
1972年CBS・ソニーレコード(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)入社。以来34年間、ソニー・ミュージックグループで勤務。レコード事業を中心に、キャラクター・グッズ事業、広告事業などにも従事し、主にマーケティング、アーティスト契約など管理部門全般を担当。その間、3つの新規事業の起動や株式の上場に関与。また、グループ内の社員研修として「音楽ビジネス著作権基礎講座」を主宰。

1996年ソニー・ミュージックエンタテインメント理事 EPIC・ソニー管理担当本部長
1998年ソニー・クリエイティブプロダクツ代表取締役社長
2001年ソニー・ミュージックエンタテインメント役員待遇上席研究員
2003年クリップゲート代表取締役社長
2005年ソニー・ミュージックパブリッシング監査役、EPICレコードジャパン監査役などを歴任し、2006年退職。


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