目次


たった2つの質問だけ!
いちばんシンプルな問題解決の方法

「タテの質問」で掘り下げ、「ヨコの質問」で全体像をあぶり出す


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

大事なのは「本当の問題」を見つけること、そして「問題の全体像」を把握すること
真犯人は、ひっそりと容疑者たちの陰に隠れている!?
スッキリした解決策を導き出す
たった2つの質問で、どんな問題も解決できる!


第1章 シンプルでパワフル! タテ×ヨコの問題解決法


ひたすらタテ? それともヨコ?
深掘りするだけでは、複雑な問題は解決できない
起きられないのは、目覚まし時計のせい?
「ヨコの質問」で、ほかの原因を探し出そう
8割がた解決策が見えたら、その1つ上の問題に戻る
真犯人はどこに隠れていたのか?


第2章 問題をモレなく分解すると解決策が見えてくる


目標の達成をジャマしているのが「問題」
すべての真犯人が見つかったとき、事件は解決する
「解決する価値のある問題」を追い詰めよう
「よくない結果」に突きつけられる問題
必ず解決策があるとは限らない


第3章 「タテの質問」で掘り下げ、原因を見つけ出す


「タテの質問」は「その原因を1つあげてください」
解決策が見えてくるまで問題を掘り下げよう
チェックリストを使って、ムダなくモレなく質問しよう


第4章 「ヨコの質問」で問題の全体像を把握する


「ヨコの質問」は「その原因が解決できると、この問題はすべて解決できますか?」
原因が8割がた網羅できるまで「ヨコの質問」を続けよう
連想で脳が活性化するから、問題解決が見えてくる


第5章 身近な問題を「タテの質問」と「ヨコの質問」で解決してみよう!


「学校の成績がよくない」という悩みの解決策とは?
最初は、「タテの質問」でキックオフ
解決策が見えたら、キラー・パスの「ヨコの質問」
連想で隠れていた原因をあぶり出す
問題の全体像が把握できると、解決は難しくない


第6章 職場の問題を「タテの質問」と「ヨコの質問」で解決してみよう!


「最近、部下の仕事が見えなくなった」と悩むチームリーダーの解決策とは?
どうして同行訪問が減ってしまったのか?
分解すると、解決できない原因も出てくる
ちょっとした「上司の手抜き」が問題を作っていた
とかく評価制度は原因になりがち
日々の業務の中に潜んでいる原因が見えてくる
分解すると、問題の本質があぶり出されてくる
「忙しさ」を理由にしてはダメ
ほぼ、全体が見えたところで終了しよう
全体像を見ながら、解決策を実行していこう
解決策をスムーズに実行するコツ


第7章 職場の問題解決の落とし穴


人選しだいで結果は変わる
事実に基づいて議論しなければ意味がない
自由な雰囲気で発言してもらおう
アンケートは偏りに注意しよう
ブレストは時間の割に効果が
ヒアリングは聞き手の能力しだいなので難しい
4W1Hを意識して発言を記録しよう
議論の横滑りを防ごう
「誰か、ほかにありませんか」は、絶対NG
重要度で、優先順位を決めてはいけない
緊急度で、優先順位を決めてはいけない
効果度と、実現可能性の高いものを優先しよう


巻末 原因抽出チェックリスト


あとがき



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著者略歴

諏訪良武(すわ・よしたけ)
ワクコンサルティング(株)常務執行役員エグゼクティブコンサルタント、多摩大学大学院客員教授、国際大学グローバルコミュニケーションセンター上席客員研究員。1947年京都市生まれ。71年京都工芸繊維大学修士課程修了。同年オムロン株式会社(当時立石電機)入社。95年オムロングループ全体の情報化戦略を立案する情報化推進センター長就任。97年オムロンフィールドエンジニアリングの常務取締役として、保守サービス事業を全社改革。これまで伝承と直感と気合で運用され、カタチとして見えなかったサービスや顧客満足を見える化し、科学的に分析し、日本企業が課題とするサービス分野の競争力アップに必要な方法論を提唱している。最近は、情報処理学会などでサービスサイエンスに取り組んでいる。著書に、『顧客はサービスを買っている』(ダイヤモンド社)がある。


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