目次


JUDGMENT 決断力の構造

優れたリーダーの思考と行動


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


第1章 決断とリーダーシップ

決断の旅
決断についての文献
発展途上の研究分野
われわれの研究対象
重要な指示を的確に与える
われわれには何がわかっているのか


第2章 リーダーの決断のフレームワーク


フレームワーク
三つの決断の領域 ── 人事、戦略、そして危機
シスコのチェンバース
決断をくだすためのプロセス ── 準備、宣言、実行
経営資源と支持者
よい決断、悪い決断のフレームワーク
やり直しのループ


第3章 ストーリーを用意する


“人に教えられる視点”と決断の宣言
ボーイングにおけるジム・マックナーニのストーリー
われわれはどこに向かっているのか ── どうすればそこにたどりつけるのか
危機におけるマックナーニの“狙いどおりのチャンス”
決断のドラマの有力作家と製作者


第4章 品格と勇気


品格
勇気


第5章 人事の決断の宣言


頂点のチームを選ぶ
ラフリーによるP&Gのストーリー
人事の決断の解剖学
決断のための準備段階
決断の宣言の段階
実行の段階
チーム第一、戦略第二


第6章 人事の決断 後継CEO選び


ナンバーワンの人事の決断
リーダー育成制度
お粗末なCEO選びは組織を壊す


第7章 戦略の決断


戦略の概念の検証
リーダーシップと戦略の決断


第8章 GEに見る戦略の決断


GEの成長をめざしたイメルトの決断
イメルトによるGE戦略の決断のまとめ


第9章 危機における決断


トリアージ看護師と危機
トリアージ看護師 対 組織体のリーダー
危機の決断、切迫した時間、そして根源的な原因
人を見る目の盲点は殺し屋


第10章 リーダーシップを育成するチャンスとしての危機


ヤムブランド
中国の鳥インフルエンザ危機
中国におけるもうひとつの危機 ── 食用着色料
タコベルの優れた“危機における決断”


第11章 知識創造


自覚に目覚める ── 自分自身を見つめる旅
人脈/チームの知識創造
組織についての知識の創造
第一線での決断力の養成
ステークホルダーについての知識の創造


結び


決断力を向上させるためのハンドブック——クリス・デローズ ノール・ティシー


セクション1 はじめに
セクション2 自分自身についての知識
セクション3 自分自身についての知識 ── 将来に向けたストーリー
セクション4 周囲との人間関係についての知識
セクション5 組織についての知識
セクション6 ステークホルダーについての知識
セクション7 適切な宣言をする



 ↑ページトップへ



著者

ノール・M.ティシー(Noel M. Tichy)
ミシガン大学ビジネススクール教授。GEのクロトンビル(リーダーシップ開発研究所)で当時のGE会長ジャック・ウェルチを助けながらリーダー育成体系を作り上げる。その体験をもとにアクション・ラーニングを確立。世界各国のCEOにアドバイスしている。著書に『リーダーシップ・エンジン』『リーダーシップ・サイクル』(いずれも東洋経済新報社)などがある。

ウォレン・ベニス(Warren G. Bennis)
南カリフォルニア大学教授。リーダーシップに関する著書が多数あり、フォーチュン500の多くの企業のコンサルティングを行なっている。著書に『リーダーになる』(海と月社)、『こうしてリーダーはつくられる』(ダイヤモンド社)などがある。

訳者

宮本喜一(みやもと・よしかず)
1948年奈良市生まれ。一橋大学社会学部、経済学部卒業。ソニー、マイクロソフトを経て独立。翻訳・執筆活動に入る。訳書に『ジャック・ウェルチ わが経営』(日本経済新聞出版社)、『ウェルチの戦略ノート』(日経BP社)、『トム・ピーターズのマニフェスト』シリーズ(ランダムハウス講談社)、『ビジョナリー・ピープル』『勇気ある人々』(英治出版)、『ヴァージン流』(エクスナレッジ)、『世界で最も偉大な経営者』『あなたがリーダーに生まれ変わるとき』(ダイヤモンド社)など、著書に『井深大がめざしたソニーの社会貢献』(ワック)、『マツダはなぜ、よみがえったのか?』(日経BP社)などがある。日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)会員。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.