目次


なぜあの人は人前で話すのがうまいのか


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき
最初に自己紹介することになっても、「私からですか」と言わない。


第一章 自己紹介のうまい人、ダメな人


出会いは、自己紹介から生まれる。
相手を向いて、相手に気を飛ばす。
うまくできなかったことを、緊張のせいにしない。
最近のエピソードの方が、印象に残る。
自分の名前は、明瞭に言う。
いつも同じ自己紹介をしない。
基本のパターンを、10個持って、9個捨てる。
自己紹介がコミュニケーションの始まり。


第二章 上手に伝えることのできる人、できない人


考えているだけでは、伝わらない。
話しながら正解に近づくのが、コミュニケーション。
他の人が話している時の聞いている人のアクションを観察する。
「伝える」と「伝わる」は、違う。
聞き手の反応を、見ながら話そう。
ロジカルな伝え方は情熱的な伝え方と矛盾しない。
営業の人が苦労して、プレゼンの機会をつくってくれたことに感謝する。
いつも同じ仲間といない。


第三章 なぜあの人は話がうまいのか


1分間でも、ステップを踏んで話す。
話し手が緊張すると、聞き手も緊張する。
話のネタは1つに絞る。
グチ、悪口、噂話をしない。
子どものころから「書くこと」「話すこと」を訓練する。
話す前に、何秒で話すか決める。
内容が明確にわかれば表現は見つかる。


第四章 なぜあの人は大勢の前で話すのがうまいのか


1対1の情熱で、100人に対して話す。
一番聞いてくれる人に向って、話す。
左右に1人ずつ、2人のターゲットを見つける。
聞いている人は、映像を思い浮かべながら聞いている。
司会者が紹介してくれている間、自分を見ている人を探す。
話の「入り方」と「終わり方」だけ、事前に決めておく。
その時起こった面白い話を冒頭にもってくる。
準備して捨てた量が、言葉のキレになる。
場の空気を壊さない人の話を、みんなは聞いている。
質疑応答には、全員に役立つ答え方をする。
相手の質問の背景を読み取る。
紙に頼らないコミュニケーションを大切にする。
いつもどおり話せるのがいい。


第五章 うまく話し方を学べる人、学べない人


本気かどうかが、伝わる。
話すことは、走ることだ。
手を挙げる習慣をつけよう。
覚えて話すより、考えて話そう。
模範解答を、求めない。
人の話を聞くのもコミュニケーション。
前の人の話を、踏まえて話す。
前の人の話を取り込む時は、もってきたネタを捨てる覚悟をもつ。
自分の話を考える前に、他の人の話を聞こう。
傍聴するより、参加しよう。
コミュニケーションは、「私は」から始まる。
話が受けなくても、あせらない。
「えー」で、話し始めない。
うまくいかなかった時、「試した」ことになる。
休憩時間は、復習する。
人の話を聞かなくても、先生が繰り返してくれると思わない。
自分で話した事をもう一度話すことができるか。
完璧な準備が失敗して、初めて得るものがある。
失敗していいから、作戦を立てる。
ストライクゾーンが狭いと、話が相手に突き刺さる。

あとがき

伝え方の上手な人が、夢を実現する。



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著者

中谷 彰宏(なかたに・あきひろ)
1959年4月14日、大阪府堺市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。博報堂で8年間CMプランナーの後、株式会社中谷彰宏事務所設立。

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僕は、本気で読みます。(中谷彰宏)
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ダイヤモンド社 書籍編集局第3編集部気付 中谷彰宏 行
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視覚障害その他の理由で活字のままでこの本を利用できない人のために、営利を目的とする場合を除き「録音図書」「点字図書」「拡大写本」等の製作をすることを認めます。その際は著作権者、または、出版社まで御連絡ください。

中谷彰宏は、盲導犬育成事業に賛同し、この本の印税の一部を(財)日本盲導犬協会に寄付しています。


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