目次


負けるも勝ち

相撲とは—— 人生とは——


[目次] [著者紹介]


表紙




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国技よ、どこへいく

角界への旅立ち

 どこにでもいる北海道の子どもに生まれ
 おふくろや親父を楽にさせるために
 柔道一直線の中学時代
 大関・魁傑関がスカウトにやってきた!
 「なりたくない自分」を変えたもの
 「やっぱり相撲部屋に行きます」

稽古という自分修業

 新弟子生活の始まり
 ありがたかった先輩のひと言
 新弟子検査、合格!
 ぶつかり稽古というハードワーク
 我慢するのが新弟子の姿勢
 寝ることも食べることも稽古のひとつ
 いい意味での上下関係
 新生・放駒部屋での立場
 壮絶だった二子山部屋への出稽古
 「雨のち晴れ」の十両時代
 自分の中に生まれた油断
 「勝ちたい」という強い思い

横綱、その光と影

 新入幕。そして破竹の快進撃!
 ついに大関昇進へ
 全勝優勝。目指すは、頂点・横綱
 “襟を正した生活”をしろ
 「横綱になる気はあるんですか?」
 第六十二代横綱・大乃国、誕生!
 「初一念を忘れず、相撲道に精進いたします」
 綱の重責という名の試練
 苦しみ抜いた逆転優勝
 千代の富士関を止めた! 昭和最後の大一番
 睡眠時無呼吸症候群
 屈辱の四場所連続休場
 ついに“綱”を外す日がきた

今、親方として

 引退相撲、そして断髪式
 断髪式当日、土俵の上で……
 “元横綱”のこだわりを捨てて
 我が城、『芝田山部屋』ができるまで
 「社会で通用する人間であれ」
 「親子」ではない、「師弟」という関係
 イマドキの弟子たちへ

第二の人生の中で

 相撲解説という仕事
 汗だくの講演会 〜元横綱の主張〜
 “スイーツの親方”として

負けるも勝ち

 横綱とは、いったい何か
 “負けて覚える相撲かな”
 負けるも勝ち



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著者紹介

芝田山康(第62代横綱・大乃国)
昭和37年10月9日、北海道河西郡芽室町出身。昭和53年春場所、初土俵。昭和62年秋場所後、横綱に推挙され、同年九州場所の昭和最後の一番で千代の富士の53連勝に土をつけた。平成3年名古屋場所、28歳で引退。現役名で年寄となり、のち「芝田山」を襲名。平成11年6月に満を持して芝田山部屋を開き、現在親方として弟子育成に奮闘する傍ら、相撲解説者や美食家として多くのテレビ番組に出演中。現在、「テレビ・ステーション」誌で「親方に訊け 」を連載中。


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