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はじめに
証券業界を“知りすぎている”私が
なぜ、投資信託は買えないと考えているのか
投資信託ブームの裏にあるもの
「私なら絶対買わない」と考える4つの根拠とは
第1章 内側から見た証券会社
その体質にこそ、投資信託のウソが隠されている
ネット証券誕生の背景とは
そもそも証券会社とは何をしているところなのか
IT系の株価が急騰した1999年に
相場が活況でも厳しい証券マンの生活
「ノムラ日本株戦略ファンド」の登場と時代の終わり
当時の証券会社というところ
「トリプルメリット」相場のなかで
顧客以上に証券会社を潤わせた中期国債ファンド
証券会社流・転換社債という名の“アメ”の使い方
下がってしまった株はお客さんに堂々と押しつける
本社の大得意客の株をさばかなくてはならないとき
証券マンには2つのタイプがある
営業担当の頭越しで顧客に株を押しつけることも
当時、営業をかけていた2種類の投資信託とは
内部にいるから見えてくる! 投資信託のとんでもないカラクリ
証券会社のために絶対必要な投資信託
第2章 だから買ってはいけない!?
投資信託のアブない部分
歴史に見るそのカラクリ
そもそも投資信託とは何か
投資信託にはどんな種類があるのか
実はこんなに取られている! 手数料の実態
日本における投資信託の歴史を見る(1)〜誕生から証券恐慌まで
日本における投資信託の歴史を見る(2)〜バブル期から現在まで
世界的に見た投資信託の起源を知る
日本ではまだ根付いていない「投資信託」という名の文化
山一證券と野村證券が描いた明暗双曲線
証券業界に初めて導入された「資産を預かる」という発想
預貯金を吐き出させるには最適!? 公社債の安全イメージ
公社債の次には何を買ってもらうのか
証券営業マンは投資信託が嫌い
証券スキャンダルが投信に与えた影響とは
そして金融ビッグバンがはじまった
ネット証券における投資信託の地位とは
郵便局で投資信託を売る意味とは
投資信託を定期預金だと思っている人もいる
第3章 投資信託はどう運用されているのか
人間関係が色濃く影響する!?
投資信託の仕組みについて再確認する
投資信託委託会社は何をしているのか
投資助言業務と投資一任業務の違いとは
投資顧問業を登録制にした「投資ジャーナル事件」とは
投資顧問会社と投資信託委託会社はどう違うのか
投資信託委託会社の人間模様はこんな
アナリストはかくてファンドマネジャーを籠絡する
だからやる気が出ないファンドマネジャー
ここに投資信託最大の弱点がある
日本で根付くにはまだまだ時間が必要なラップ口座
投資信託は貯蓄文化の犠牲者なのか
投資家のスタンスにも問題がある
日本には「運用のプロ」がいないという現実
えげつなさを美徳とするアメリカの投資家たち
サラリーマンが運用している日本の投資信託
ファンドマネジャーはつらいよ!?
やはり外資はスケールが違う
若き金融エリートが闇勢力の手に落ちるとき
FPをどう評価したらいいのか
第4章 投資と運用のヒント集
私だけが知っている——
いま、投資信託に何が欠けているのか
投資信託もしょせんバクチである
投資信託は売る側にとって都合のよすぎる商品
あらゆる儲けを“たまたま”と思えるか
先見の明をもつことの大切さ
相場で勝てる人にはなぜか一定のタイプがある
人が相場に参加する理由を考えるということ
中国株が危険なら日本株も危険
業界人だけが知っている郵政民営化の真実
「運用」とは何かをしっかり考えたい
「お金を働かせる」ことを真剣に考える時代がやってきた
それでも投資信託を買いたい人へ〜4つのチェックポイント
おわりに
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