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はじめに
第一章 《生き金》のつかい方
報酬は折半せず、相手の取り分は三割以下とすること
相手の予想を上回る褒美をあたえること
誰も目をつけていない人間に“安く”投資する
接待費は部下に対してつかう
祝い金は誰よりも早く、援助金は誰よりも遅く
プレゼントを受け取ったら、三割返しで感激させる
ああ見えてもいい人なんだと思わせる金づかい
報酬を先渡しして相手の意表をつく
借用書を目の前で破ってみせるマネー心理術
第二章 「奢り」と「チップ」の心理術
チップを“当たり前”に感じさせないこと
気持ちよく金を払わせるには、感謝を形で伝えること
チップは“お礼”ではなく“投資”と心得る
奢るときは自分四分、相手六分で飲むこと
初対面同士が集まる席では抜けがけして奢る
新入りの部下には《特上》をふるまうこと
小規模なパーティーでこそ、ご祝儀をはずむ
落ち目の人間を選び、居酒屋で酎ハイを奢る
なぜ奢るのか、理由をはっきり伝える
第三章 自分を高く売るために
頼まれ事には即答せず、“値打ち”をつける
常連ではなく“上客”になるコツ
相手を優位に立たせない接待の受け方
飲み屋で大事にされたければ一度にドーンと注文する
“顔”になりたければ、珍しい客になること
三回に二回は“先約”を理由に断る
葬儀当日は、誰よりも早く会場に行くこと
金を借りるときは泣きつかずに堂々と
第四章 カネがなくてもあるように見せる方法
金のない人間こそ“見ため”で勝負
“グリーン車の法則”で勝負に挑め
カバンや小物へのこだわりが相手の気を呑む
評判を上げたければ礼服に金をかけること
金はなくてもいい、ありそうなイメージを植えつける
羽振りよく振る舞えば、人はモミ手でやってくる
小銭を捨てて大きな人望をつかむコスト意識
第五章 小さな投資で大きく儲けるコツ
値切らないことで、より以上の得をつかむ
目先の一〇〇万円より一ヶ月後のン千万円
安価なプレゼントには付加価値をつける
起死回生の寸言でトップの心を射抜く
ヤキモキさせた分だけ感謝される
過剰な礼儀より“あなただけの特別サービス”で心をつかむ
顔だけ出して、わざわざ来てくれたんだと思わせる
知人からの借金こそ利子をつけて返す
丁寧に扱われれば、しょっぱい客もミエを張る
引いて相手が食いついたら掌返して囲い込む
八〇円の礼状で“大魚”を釣り上げる
目立たなければ、挨拶する意味はない
“損を承知”の態度をあえて示して心をつかむ
相手の態度を軟化させる情の絡め手
“小さく”譲ったフリをして“長く”“大きく”儲ける
第六章 ビジネスのカギは「演出力」
鷹揚にタクシーで乗りつけて交渉の出鼻をくじく
人脈は“自分”が頼るものではなく“他者”に世話するためのもの
どうせ奢り返されるのなら、先に奢ってしまうこと
手強い相手に生活臭を見出して心理的優位に立つ
見えない壁を乗りこえ、対等意識でつき合う効能
はじめて接待する相手にはミエより付加価値で勝負
上司の寵愛を得るには、責任のない頼み事をするにかぎる
ヨイショのダメ押しで奢り甲斐のあるヤツだと思わせる
“時間差攻撃”が一発逆転を生む
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