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「愛される会社」の条件


[目次] [著者紹介]


表紙




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 はじめに
 クエスチョンを持とう!

プロローグ DNAに組み込まれたCSRの精神

 家族から受け継がれてきたCSRの遺伝子
 祖父から母へ、そして子へ
 CSRカンパニー コスモ・ピーアール社
 ノブレス・オブリージの精神を生きる

第1章 アメリカ・ヨーロッパのCSR事情

 七〇%の消費者が商品購入の際にCSRに注目
 CSR活動分野は十分野にもおよぶ
 CSRの一番の意味は、地域社会の発展への寄与
 在日米国企業の八九%が経営倫理・ビジネス原則にルールを

第2章 日本のCSRは今変わりつつある

 消費者の意識は経営者よりも進んでいる
 CSRを利益に結びつけて戦略を立案・実行する
 約七割の経営者がCSRを企業戦略の中核に
 当たり前以外のプラスアルファの活動が重要
 ステークホルダーとは何かきちんと理解する
 日本の消費者はグローバルである

第3章 CSRはブランドの重要なツールである

 企業評価にCSRは不可欠になってきている
 ブランドを体感してもらうことへのこだわり
 企業理念、ブランドプロミスへのこだわり
 資産としてのブランドイメージへのこだわり
 「我が信条(Our Credo)」─四つの責任へのこだわり
 垂直統合によってブランドにふさわしい質を守る
 円満に新しいことを求めて、環境を見ながら変えていく
 できるだけ余計なものはつくらない、買わない
 財務の健全性、経営の透明性もCSRの一環
 自分たちがどういう会社でありたいのか考える

第4章 社会貢献はいろいろなレベルでできる

 本業とCSR活動を結びつける
 すべてのオペレーションをCSRの視点で考える
 地元地域から始めるCSR活動

第5章 個人のCSRがより重要な時代になっていく

 個人が立ち上がらなければCSRにならない
 新しいことを提案するのも一つのCSR
 社会から評価され、個人も誇りと幸せを感じる
 社会貢献は一人ひとりが幸せになる
 ブランド力を高める源泉は社員一人ひとりの行動力

第6章 国任せの社会事業からNPO・NGO主体の社会事業へ

 CSRはフィロソフィーと志こそが宝
 民間企業がNPO、NGOを支援していく
 スポーツ全体を通じて環境問題に取り組む
 エコフラッグを掲げて、語り部ボランティアになる
 公が新しい価値観を醸成し、民がそれに沿う商品・サービスを
 よき市民、私人として「ワークライフ・バランス」を考える
 「こういう世の中がいい」という意識を高めるのがNPOの役割

第7章 優しさを取り戻そう

 ウィン・ウィンのCSRを
 実践をサーベイにかけて継続していく
 最大の失敗に見事に責任をとったクレード
 日ごろの地味な活動の積み重ねがCSRの真髄
 CSRは国の文化に見合った形でやるのが一番いい
 倫理観をもたない企業はビジネスに失敗する
 損益計算書ではわからない社員のモチベーション
 一人ひとりのミッションに向けた行動が大事になる
 「こだわり」とは「愛」である

第8章 できることからはじめよう

 佐藤玖美お勧め団体

あとがき



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著者紹介

佐藤玖美(さとう・くみ)
株式会社コスモ・ピーアール代表取締役。ビジネス・ブレークスルー大学院大学教授。1981年米国ウェイズレイ大学卒業。同窓生にはヒラリー・クリントン、オルブライト前国務長官もいる名門女子大学。ニューヨークのマッキンゼー・アンド・カンパニー勤務後、87年(株)コスモ・ピーアール代表取締役就任(現在に至る)。現在在日米国商工会議所(ACCJ)上席特別顧問、経済同友会社会保障改革委員会副委員長。1998年世界経済フォーラム(スイス・ダボス会議)では「グローバル・リーダーズ・フォー・トゥモロー」の100人の1人に選ばれ、2000年には『ビジネスウィーク』アジア版の「企業家50人」の1人に選ばれる。会社経営と共に、ビジネスにおける女性、クライシスコミュニケーション等のオピニオンリーダーとして、ワールドワイドに活動している。


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