目次


日本版SOX法実施基準対応 内部統制実践ガイド


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに


プロローグ

実施基準、ついに公表される!


第1部
実務のポイントとチェックリストによる会社診断
内部統制で何がどう変わる!

第1章 内部統制はグローバル化への必要条件

1 内部統制は日本企業にとって最重要課題
2 内部統制に関する概要を把握する
3 組織を管理するための仕組みを一から見直す
コラム1 経営者不正の防止

第2章 内部統制の構築と実務のポイント

1 内部統制制度に対する大きな誤解
2 内部統制構築のポイント
3 内部統制を構成する6つの基本要素
4 規定の再整備が効率的な業務遂行につながる
5 業務プロセスを標準化し、文書化する
6 求められているのは、内部統制を評価すること
7 外部監査人による内部統制の監査
コラム2 米国の内部統制開示分析(1) 規模別分析

第3章 あなたの会社の内部統制をチェックしてみよう

1 内部統制チェックリストに答えてください
2 チェックマークを集計してください
3 あなたの会社の内部統制の深刻度を診断する
コラム3 内部統制関連の資格

第4章 内部統制構築の課題と実施スケジュール

1 対応すべき課題へのステップ
2 制度適用までの4つのフェーズ
コラム4 ツール選びのポイント


第2部
新制度の解説と構築の手順
内部統制実施基準のポイント

第1章 内部統制評価の制度化に向けて

1 内部統制基準の概要
2 評価及び監査の効率的実施によってコストの低減を目指す
コラム5 小規模企業向けCOSOガイダンス

第2章 内部統制の基本的枠組み

1 内部統制の基本的枠組みを理解する
2 内部統制の定義とその目的
3 内部統制の6つの基本的要素とは
4 内部統制を整備・運用するために
5 内部統制が機能しない状況とは
6 内部統制に関係を有する者の役割と責任
コラム6 米国の内部統制開示分析(2) 原因別分析

第3章 財務報告に係る内部統制の評価及び報告

1 財務報告に係る内部統制の評価の意義
2 財務報告の定義
3 財務報告に係る内部統制の有効性
4 財務報告に係る内部統制の評価とその範囲
5 財務報告に係る内部統制評価範囲の決定方法
6 全社的な内部統制の評価
7 業務プロセスに係る内部統制の評価
8 内部統制の不備と有効性
9 内部統制の重要な欠陥の是正
評価範囲の制約、評価手続の記録及び保存
財務報告に係る内部統制の報告
コラム7 ISO規格やプライバシーマークと内部統制

第4章 財務報告に係る内部統制の監査

1 制度対応を目指す企業が内部統制基準を理解すべき理由
2 財務諸表監査の監査人による内部統制監査の目的
3 ダイレクトレポーティング不採用の意義
4 内部統制監査と財務諸表監査の関係
5 内部統制監査の実施
6 監査人の報告


第3部
何をどう評価するかを事例で解説
[ケーススタディ]内部統制の有効性評価


[1] 有報提出会社の概要
[2] J-SOX社における評価作業
1 重要性の金額の決定
2 評価対象とすべき事業拠点及び業務プロセスの選定
3 全社的な内部統制の評価
4 決算・財務報告に係る内部統制の評価
5 業務プロセスに係る内部統制の評価


Appendix

財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(抜粋)



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著者

久保惠一(くぼ・けいいち)
監査法人トーマツ、パートナー。同社のエンタープライズ リスク サービスのリーダーを務める。また、コーポレートガバナンス・リスクマネジメント等の研究機関であるトーマツ企業リスク研究所の所長でもある。1976年監査法人トーマツに入社。銀行、メーカー、流通業などの会計監査や株式公開支援を経験の後、エンタープライズ リスク サービスを立ち上げ、企業リスクコンサルティング、情報セキュリティコンサルティング、内部監査支援業務等に従事。公認会計士、カナダ勅許会計士、公認情報システム監査人。 東京証券取引所「宣誓書及び上場会社の適時開示体制に関する研究会」委員や政府委員なども務める。著書に、『図解 ひとめでわかる内部統制』(監修、東洋経済新報社)、『図解&事例 何から始めるビジネス・リスク完全対策』(中央経済社)、『情報保護マネジメント』(監訳、ダイヤモンド社)、『セキュリティ・マネジメント戦略』(監修、日本経済新聞社)、『統計手法による分析的監査手続』(共著、中央経済社)、『自治体監査の実際』(共著、中央経済社)などがある。

杉山雅彦(すぎやま・まさひこ)
監査法人トーマツ、エンタープライズ リスク サービス、シニアマネージャー。トーマツ企業リスク研究所主任研究員。1994年監査法人トーマツに入社。保険、メーカー、流通業などの会計監査を経験の後、エンタープライズ リスク サービスに配属。ビジネスプロセス及びITプロセスについての内部監査支援、内部監査品質評価、米国企業改革法404条対応支援等に従事。現在はJ-SOX対応コンサルティング業務を中心に活動。2000年から2003年までデロイトトゥシュトーマツのメルボルン事務所に勤務。公認会計士、オーストラリア勅許会計士、公認内部監査人、公認情報システム監査人。著書に、『新制度の活用法と構築のポイント「実践・内部統制」リスクに強い会社のつくり方』(共著、ダイヤモンド社)、『社長でもわかるIT』(共著、日経BP企画)、『アウトソーシングと監査−新しい内部監査の役割−』(共訳、日本内部監査協会)などがある。

仁木一彦(にき・かずひこ)
監査法人トーマツ、エンタープライズ リスク サービス、マネージャー。トーマツ企業リスク研究所研究員。製造業、流通業、建設業、サービス業等の会計監査、株式公開支援業務を経験の後、2003年監査法人トーマツに入社。リスクマネジメント・コンサルティング、コンプライアンス・コンサルティング、J-SOX対応コンサルティング、内部監査支援業務等に幅広く従事。公認会計士、公認内部監査人。著書に、『図解ひとめでわかる内部統制』(東洋経済新報社)、『アウトソーシングと監査−新しい内部監査の役割−』(共訳、日本内部監査協会)がある。

森谷博之(もりや・ひろゆき)
監査法人トーマツ、エンタープライズ リスク サービス、マネージャー。トーマツ企業リスク研究所研究員。1999年監査法人トーマツに入社。製造業、流通業、建設業、ソフトウエアベンダー等の会計監査を経験の後、エンタープライズ リスク サービスに配属。ビジネスプロセスについての内部監査支援、内部監査品質評価、米国企業改革法404条対応支援等に従事。現在はJ-SOX対応コンサルティング業務を中心に活動。公認会計士、公認内部監査人。著書に、『株式上場ハンドブック 第3版』(共著、中央経済社)がある。


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